2日目~3日目にかけての夜半に、台風の影響で会場コンディションが
非常に悪くなる状況のなか、ご参加いただいた皆様が風邪などひかれて
いないか、スタッフ一同にとってそれが大きな気がかり…。
とはいえ、台風の去ったあとはとても秋らしい空のもとのゲームとなり、
終わりよければすべてヨシ!と思える3日間になったのでは!?
まずは〈レディース〉クラスからトピックスをスタート!
今回の出場者をみると、地元兵庫勢はもちろん、愛知、広島、静岡、
和歌山、三重、奈良、香川と、広範囲からの参加をいただいた
西エリア開幕戦に。
特に初日の注目は、シーズン開幕戦にも参加した大井康子&テン、
シン、ハンの美味しい3分クッキング。さらに、東エリアからの
大遠征となった昨シーズンのシーズンチャンプ高倉家のお嬢チーム。
当日滑り込みセーフだった水上家、しものちかこの逆襲なるか?
シーズンルーキーを獲得した小林亜希子の活躍はいかに!?
八幡家のお嬢様2人は? 服部紀子は今年もしっかり
笑いをとるのか? 古野智子は年間チャンプを獲得できるのか?
などなど、期待をふくらませながらの競技は、新しい
ニューフェイスも参加して今季も熱い女の戦いになりそうな予感で
いっぱい!
新顔でいえばまだまだ「あまちゃん」の芦村家とこ、
まさにゴールデンらしい戻り足でかわいらしさを振りまく。
当日参加の木野島家の蓮花は好調で決勝Rに進出し、
高村千穂&クワトロは1Rの最後の1投を8Pエリアへと攻め込み、
おのおののレベルアップも本当に楽しみなかぎり。
初日で目を見張ったのは若干9歳の八幡琳珠&GLAMOURの優勝!
鮮烈な印象を残す優勝劇だった。
そして、2日目の〈サバイバル〉では、くじ引きによる抽選で
対戦相手が決まるドキドキ感が会場をを包む。京極明日香&ROYCE、
RAYRAが同じブロックになったり、強豪しものちかこ&りん、
八幡瑛茉&DISELに挟まれるブロックがあったり、
予想不可能なくじ引きが面白さを倍増させていたのである。
そのなかでも決勝R進出者で目を引いたのが、香川からの遠征チームである
福家美智子&佐為、東京から参加した水上恵美子&柚子や高倉芽生&花音、
ほかにも小山利子&Fankh、地元の古野智子&S.Vettelと、個性豊かな
メンバーが決勝Rに進出。最終的には、安定したスローイングを見せた
小山利子&Fankhが見事優勝を果たす。今季は安定したプレーがJCへの
カギか?と思わせる2日目の大会模様であった。
3日目は台風の影響もありキャンセルも数名いたが、ふいたりやんだりする風を
うまくつかんだ5名が決勝Rへと進出。5位通過は昨シーズンの悔しさをバネに
年間チャンプを狙うしものちかこ&BOLT。トップとのその差6Pで挑むも
3投目と4投目をミスしてしまい、+12P=37Pで順位を4位に上げて終了。
予選通過4位は岡本彩&RONRON。こちらは今季、開幕スタートダッシュを
決めたチーム。決勝ではオールキャッチを見せ、+26P=52Pの結果で優勝を
しっかりと手中にした。予選通過3位は吉田美嘉子&心美。人生初の優勝を
目前にしながら、3投目と4投目をミスしてしまい、結果は+14P=43Pで
惜しくも3位。次の活躍に期待したい。予選通過1位Tでの登場は
山本貴美子&山本家のニューフェイスRAPTOR。1R・2Rは本当にいいかたちで
進めたが、決勝になってまさかの大崩れ。+2P=33Pで順位を大きく落として
しまう結果に。同じく予選通過1位T、しものちかこ&りんは、決勝でも
オールキャッチで好調維持ながら岡本の勢いには及ばず、+17P=48Pで順位を
2位に落としての終了となった。
初戦の河口湖開幕戦に続く2戦目も熱い女の戦いがそこにはあった。
次週の木曽、沼田大会も楽しみです。
長南 幸宏
続きましては<ドギーズクラス>
ついに西エリアでも開幕した、N.D.A Discdog Championships 2013-2014シーズン。
涼しい風が吹きつつも、まだまだ暑い日差しが照りつけていた1日目。
参加チームは全17チーム。その頂点に立ったのは、中村真二&ミモザ。
昨シーズンに続き、ここぞという時に粘り強いプレイで、見事優勝を
手中に収めた。これからどんなゲームを展開していくか非常に楽しみなチームだ。
そして2位は、奈良県からのエントリー、平岡喜代&十夢。
1Rでは18P、2Rは16Pと安定したプレイを見せ、予選通過ランク4位Tで決勝Rへ。
決勝Rでは、1投のミスもなく、6P×4で24P。先攻で中村真二&ミモザにプレッシャーを
かけるが、トータル58Pで2P足らず、第2位でフィニッシュ。
第3位は、平岡喜代&百子チーム。
7~8Pエリアへ投げ込む、攻めのプレイスタイルで挑む1R。
そして2Rでは6P×4で全投キャッチを見せる。2Rまでの合計ポイントは45Pとトップの
成績で決勝Rへ進出する。
このまま独走態勢で優勝するかと思われたが、決勝Rは11Pとポイントが伸び悩み
3位の結果で終了。
優勝は逃したものの、2位の十夢、3位の百子と平岡喜代が大活躍のゲームだった。
2日目は全11チームとなった<ドギーズクラス>のオープン戦。
トーナメントの抽選は行ったが、16チーム未満ということで、抽選は投げ順を決める
かたちに。
このオープン戦を制したのは藤田浩子&オーティス。
1Rは強い風が吹く中でのゲームとなり、ポイントが伸び悩んで9Pでフィニッシュ。
2Rでは、そのぶんを取り戻すように14Pを獲得し、トータル23Pで1位に。
続いて2位となったのは、おなじみのこのチーム、鈴木哲&PATTYチーム。
1R、勢いよく放たれたディスクも風にあおられ、PATTYでも思うようにキャッチを決めることが
できず、合計6Pで終了。
2Rは16Pを獲得し、トータル22Pと藤田浩子&オーティスに1P足らずに2位で終了。
3位は藤田浩子&マイロ。
1Rは4Pで終了と、入賞は厳しい展開となっていたが、さすがはこのチーム。
2Rは怒涛の全投キャッチを決め、トータル20Pで順位を上げ
1位のオーティスとともに、見事入賞を果たした。
3日間開催の最終日は全5チーム。激しい雨と風の中でもご参加いただき
ありがとうございました。
1Rからすでにすべてのチームが決勝Rへ進出が決まっている状態。
が、だからこそ各チーム、負けられないゲームでもあった。
そして1位は山本真衣&我闘。今期注目のチームの1つ。
1日目、2日目と非常にいいプレイをしていたが、惜しくも入賞を逃す。
3日目、風が強めの中、1Rでは着実にポイントを獲得していく。
1投のキャッチが勝負を左右する展開で、2Rでは6P。2Rまでのトータルが20Pとトップの成績で
満を期しての決勝Rへ進出。
さらに風が強くなり、どのチームもキャッチするのが非常に難しいゲーム。
決勝Rはノーポイントでフィニッシュするが、2Rまでの貯金で見事優勝を飾った。
3日間、お疲れ様でした。そして優勝おめでとうございます。
2位は<ドギーズクラス>の中でもトップクラスの熱いチーム、林健治&環椎。
台風の影響で、会場に遅れながらも、ギリギリゲームに間に合い参戦。
やはりこのチームも風に悩ませられるが、2Rまでのトータル14Pと藤田浩子&マイロと並び
予選通過ランク第2位タイで決勝Rへ進出する。
決勝Rは4投中1投とハラハラするゲームではあったものの、そのまま2位でフィニッシュする。
3位は、先ほど名前が出てきた、藤田浩子&マイロチーム。
1Rでは、山本真衣&我闘チームと並び、14Pとトップタイで終了するが、2Rは痛恨のノーポイント。
決勝Rも、強風の影響で、本来の力を発揮できず、終了する。
そして決勝Rでは、山本真衣&ナイルチームと並び、エキストラRへ。
先攻は山本真衣&ナイル。風でディスクが流される中、トータル5Pを獲得し、藤田浩子&マイロに
プレッシャーをかけてくる。
緊張感あふれる中、風の間をすり抜けるように、ミドルエリアに伸びたディスクを、見事マイロが
キャッチ。6Pを獲得し、接戦のエキストラR接戦を制する。
続きましては<S2クラス>
初日の<S2クラス>は全12チームとサバイバル不成立のオープン戦となった。
1R、飛ばしてきたのは<スーパークラス>でも活躍している高倉和也&音羽。
いきなり8P×3と他を圧倒するプレイをし、そのままの勢いでゴールイン。
見事1位で制した。
2位となったのは徳植弥生&うらら。
安定感あるスローで着実にポイントを獲得していき、2R通してキャッチミスは1投のみ。
トータル36Pまで伸ばしたが、惜しくも高倉和也&音羽チームに2P届かず終了。
旦那様がBコートのオフィシャルテントで心配そうに見守っていたのが印象的だった。
3位は<ドギーズクラス>で活躍中の佐々木武&フェアリーのチーム。
1Rは12Pと決して高いポイントではなかったが、2Rは22Pと高ポイントをたたき出し
3位でフィニッシュとなった。
これからがとにかく楽しみな1チーム。入賞おめでとうございます。
2日目はG1ゲームとなる<S2クラス>。
1Rトップの成績を収めたのは、高梨雄次&ショー。トータル18Pで終了。
それに続いたのが、前日のオープン戦を見事制した高倉和也&音羽。
そして今季の<S2クラス>注目チームの1つ、佐々野海優&風呼チーム。
両チームともに17Pで終了。
2R、福家章&MARSが5,6Pエリアを着実に決めていき、2Rまでのトータル33Pで決勝Rへ。
それに負けじと、高倉和也&音羽がトータル30Pで2位通過。
2Rは11Pと若干伸び悩んだ高梨雄次&ショーがトータル29Pで3位通過。
そして、佐々野海優&風呼チームが27Pで4位通過し、最後に山中正樹&KINGDOMが23Pで
決勝Rへコマを進めた。
誰が勝ってもおかしくない接戦の中、見事優勝をその手中に収めたのは
佐々野海優&風呼チーム。予選通過4位からの逆転優勝となった。
そして2位は2チーム。決勝Rまでのトータルポイントが37Pとなった
高梨雄次&ショーと福家章&MARS。
2位、3位を決めるエキストラRでもともに11Pとなり、2位Tで終了となった。
残念ながら入賞を逃したが、昨日に続き、その強さを見せつけた高倉和也&音羽が4位。
これからどんなゲームをしてくれるか非常に楽しみなチーム、山中正樹&KINGDOMが
5位という結果で、S2クラス2日目は幕を閉じた。
朝から激しい雨、風が吹き荒れた3日目。参加チームは全8チーム。
1R、勢いよく飛び出したのは、前日2位Tで入賞した福家章&MARS。
そして昨日の優勝チーム、佐々野海優&風呼がともに16Pを上げ、1Rから熱い戦いとなってくる。
続く2R、佐々野海優&風呼は勢いを落とすことなく、予選通過1位で決勝Rへ進出する。
それを追うかたちで福家章&MARSが2位で決勝Rへ。
さらに、一歩一歩着実に力をためてきたチーム、高坂雄大&レブロンが2Rでは16Pをたたき出し、
予選通過3位となる。
次に、木野島佑亮&蓮花チームが4位通過。福家章&pocaチームが
5位通過と、ここで決勝R進出する5チームが出そろった。
前日に続き、その強さを見せつけたが、佐々野海優&風呼。決勝Rでは20Pを獲得し、見事優勝を
2日間連続でするという素晴らしい結果で幕を閉じた。
2位となったのが、福家章&MARS。このチームも前日に引き続き、入賞を果たすという素晴らしい結果を残した。
入賞を逃したものの福家章&pocaチームは5位となり、
この両チームからはしばらく目が離せなさそうである。
3位入賞を果たしたのは、木野島佑亮&蓮花。決勝Rだけを見ると、佐々野海優&風呼と並び
20Pを獲得。福家章&MARSとの差を3Pまで縮めたが、惜しくも3位で終了となる。
まだまだ若い蓮花がどうやって成長していくか、今後が楽しみなチームだ。
4位となったのは、高坂雄大&レブロン。木野島佑亮&蓮花との差、わずか1P。
昨シーズンから見ると、着実に力をつけてきているチーム。今季はどんな活躍を見せてくれるか
今から大いに期待したい。
岩崎 泰大