NDAが今期から始めた活動
1BOTTLE FOR WAN!
~for LIFE,for EARTH~
をご紹介します。
【コンセプト】
大会参加者ひとり一人のご協力を得て、会場の誰もが、水を自由に使えるようにします。
PETボトルを1本、リユース(再利用)して水を一杯にしてご準備いただき、会場全体を水場にしてシェアする活動です。
私達は、相互に犬の命を守り、地球環境を守る、そんな取り組みが当たり前になることを目指します。
【目的】
1.WANちゃんの命のため ~for LIFE~
◎いつでも飲み水が確保できるように。
◎いつでもWANちゃんのクールダウンに利用できるように。
2.地球(環境)のため ~for EARTH~
◎とっさの糞尿処理に利用できるように。
◎PETボトルの再利用によるプラスチックゴミの軽減。
【会計報告】
”ウェイト”等のアトラクションのエントリー費は、この活動に活用されます。
ここでは、その使用目的等を透明化するものです。
12月13日現在 募金額:26,400円
【エピソード0】
この活動をNDAコミッショナー大塚が始めたいと考え始めたとき、真っ先に頭に浮かんだのが、ワンちゃんのことを知り抜き、ディスクドッグを深く理解し、ワンちゃんのための水のプロフェッショナルであり、日頃からNDAにご協力いただいているモルトフェリーチェの森井雄一氏の存在。
(大好きなGOLDENに埋もれてご満悦の森井氏)
先ずは、その切っ掛けとなったおじさん二人の対談をご紹介させていただきましょう。
(昭和36年生まれの同い年。友人でもある二人の会話は砕けた表現になることを予めご了承ください)
(2002年のWORLD CHAMPIONSHIPSでのひとコマ。若~い!)
NDA JAPANCUPが終了して間もない2019年6月某日某所、大塚が森井氏に相談を持ちかけた。
大塚:夏場の犬の事故、なかなか自分が出来る事って限られていて無力感があるんだけど、何か出来ないかって考えていたんだよね。
それで思いついたんだけど、会員さんに協力してもらって、PETボトルに水を汲んで置いてもらって、それを自由に使えるように出来たら、少しでも役立てられるんじゃないかな。とっさの時なら、命を守ることにもつながるような。
森井:なるほど。
ボトルの再利用については、俺も考えていたことがあってさ。いま、海洋プラスチックのゴミ問題が言われてるでしょ、うちのモルトフェリーチェもボトルを使っているから、リユースすることを考えていたんだよね。それとうまく絡められたら有り難いな。うちにも徳用ボトルで大きな箱の奴があるでしょ、あの段ボール剥がすとポリタンが再利用できる構造なんだよね。あれなんか使えると思うよ。
大塚:そうなんだよ、出来れば大きなボトル、4l~5lとかのやつが理想。
森井:うちのボトルもリユースしてもらえたらプラスチックゴミの削減にも繋がるから環境にも優しいってことにつながるでしょ。
NDAに協賛させてもらってるケアウォーターとデオドラントのボトルは、リユースしてうちに持ってきてくれたら、中身だけ補充するようなサービスも出来るな、値段も少しでも安くしてあげて。
みんなの理解が深まったら、副賞も再生した物で提供させてもらうことにも取り組んでみたいな。
大塚:おお、それも良いよね。プラスチックゴミの問題にまで関われるとは思ってなかった。
俺が考えてた環境問題って、公園の芝生を痛める糞尿の処理にも、このボトルの水で希釈してもらって、広場を痛めないようにするってことだったんだけど。環境に優しいって、地球に優しいことにも繋がるでしょ。
雄ちゃんは、さすが目の付け所が違うな。(笑)
森井:ばかやろー。(笑)いつもちゃんと考えてるわ。
NDAの会員さん達ならヘロの想いも伝わるんじゃないの。犬の命を守りたいとか、環境に優しいとかって。
課題は、わかりやすく伝えるのをどうしていくかってことだね。
大塚:そうなんだよ。
でね、先ずはお金をかけずに始めていきたいから、用意してくれたPETボトルにこの活動をカラー印刷してラミネートした簡単なプレートを作って配ろうかって思うんだよ。その原案がこれね。(と言って、手製の試作品を見せる)
森井:なるほど。良いんじゃない。
大塚:ここにNDAとモルトフェリーチェのロゴマークを足してね。
森井:あくまでもNDA主導でやるってことでデザインしてよ。こういう犬のことを思ってやる団体の姿勢って凄く大切だと思う。うちも協力は惜しまないからさ。
大塚:有り難いお言葉。(笑)
とりあえず、新しいシーズンの立ち上げには間に合わせたいので、初めは手作り感満載でスタートする。デザインはロゴを足した奴を後で見てくれる?
それと、秋の本格シーズンまでにはプレートを新調したり、ステッカーとか作って配れたら良いと思ってるんだけど、どうかな?
森井:そうだな、ステッカーとか作るんだったら、協力しても良いよ。
大塚:どんなデザインでいくのか、何か思いついたりする?
森井:デザインはそっちで考えてもらって良いよ。どういう姿勢で取り組むのかって事に繋がるんだから。ただ、わかりやすいのが良いなぁ。
大塚:じゃあ、デザイン的な物は原案できた段階で相談させてもらうって事で良い?
森井:OK!
うちもブース出すときに、うちのボトルのリユースモデルを出せるようにするわ。少しでも理解してもらえるような。
大塚:ありがとう。俺も気心知れた仲間に協力をお願いしてみるよ。
こうして、昭和36年コンビの密会?での話しは急速に形になっていき、この活動が7月の開幕からスタートすることに繋がったのでした。
こんな背景を感じていただきながら、皆さんのご協力を是非とも継続してお願いしたいと思います。
季節は本格的な冬に向かって、ワンちゃんの補水に神経をとがらせる時期ではなくなりましたが、環境問題はオールシーズンで取り組みたいもの。
そして、来シーズンの夏が来たときにNDAの大会会場どこへ言っても「1 BOTTLE for WAN!」のPETボトルが並んでいることが理想です。
皆さんもこの活動でお気づきの事があったら、遠慮なくNDAスタッフにお伝えいただきたいと思います。
これからも、この活動へのご協力を宜しくお願いします!