2015年の投げ始め岡崎大会皆様いかがだったでしょうか?
3日間開催の初日、2日目と過去に例の無いくらいに、
温かかった、(実際は寒いのですがこの時期にしてみれば、と言う事です)
と感じた方は多かったのでは?ないでしょうか?
今年も一年皆様が楽しく健やかにワンDAY犬と遊ぶ休日を満喫できるように
スタッフ一同心よりお祈り申し上げます。
フリースタイル トピックス~岡崎
朝は風があまりなく、好調な方が多かった1Rフリー
ELBINがノーミス、ROA・SKIPが共に2~3ミス程度と
キャッチ率が高かった印象。
この3組が僅差のまま決勝Rへ・・・
午後に向けて徐々に風が強くなってきたのですが
ベテランの方々が多く、トスの乱れも少なかったのは さすがですね♪
~個別総評 ↓~
1位 野仲大輔&ROA (44.75P+FR38P=82.75)
大きいNOAちゃんのダイナミックさを活かしたいい演技だったと思います。
大きいワンちゃんはどうしても小回りがききにくいのですが、
間のとり方や、ワンちゃんとの距離感がとても良かったです。
連続技がとても綺麗に決まっていました。
2位 鈴木康夫&Skip (44.75P+FR36.5P=81.25P)
ベテランらしい、そつがない演技。
1位と僅差で、甲乙つけがたい良い出来だったと思います。
コート外にワンちゃんが出て安全性のマイナスがなければ同点だったかも?^^;
3位平野浩一&ELBIN (46.5P+FR27.25P=73.75P)
1R、ノーミスで、非常に良い出来だったのですが
決勝RでELBINのテンションが微妙になったのか、キャッチが決まらず残念でした><
4位 岡林さおり&パティ(36.75P+FR34P=70.75P)
ノンディスクパフォーマンスや手元技のテンポの良さが持ち味なのですが
1Rも決勝Rも ミドルスローのキャッチミスが目立ち残念・・・。
5位 加茂可寿美&Komachi(37.5P+FR25.75P=63.25P)
最近、ガジリを制圧できていて、テンポが良くなり、
こちらも1Rは、上々の出来だったのですが、
決勝Rで半分近くキャッチをミスってしまったのが残念でした><
最後に6位だった、波音。
ディスタンス(2R)、まさかのゼロポイントで決勝Rを逃す形になってしまって
もったいなかったですね^^;
ある程度ディスタンスで加算しないと、決勝Rが厳しい形になってしまいますので、
ディスタンスも気を抜かずに練習しないといけませんね(*-ω-))
以上 木田美花 でした。
フリースタイル
合計6チームが集まったフリースタイルは1Rから見応えのあるゲームでした。
中でも1Rから40Pを叩き出した今シーズンのルーキー野仲大輔&ROAと
42.25Pを叩き出しトップに立った平野浩一&ELBIENは決勝Rまで優勝争いを繰り広げてくれた。
他にも加茂可寿美&Komachiは強豪・岡林さおり&パティを抑えて上位に名前を残す活躍を見せてくれた。
そして2Rはディスタンスも得意とする王者・鈴木康男&SKIPが追い上げを見せ優勝争いに加わってきた。
決勝Rは強い風が吹き込んでどのチームも苦戦を強いられていたが
それでもGIクラシックらしい高レベルな戦いとなった。
その戦いを見事制したのはなんとルーキー野仲大輔&ROA。
王者・鈴木康男&SKIPの追い上げから逃げ切りさらに1位通過の平野浩一&ELBIEN
を追い越す逆転優勝となった。
参戦1年目にしてこのすばらしい活躍は
今後のフリースタイル界を揺るがす存在になるにちがいない。
どのチームも日本一になれる実力をつけてきているように思えた大会でした。
連覇を成し遂げている現王者・鈴木康男&SKIPも油断ができないシーズンになってきたのではないだろうか。
2ndステージますます盛り上がってきそうです。
フリースタイル参戦の皆様お疲れ様でした。
スーパークラス
83チームにて行われたスーパークラスは風に悩まされるゲームとなっていた。
その風はゲームが進むにつれてに強くなり、佳境に入った時には風速10mを超える
強風となっていた。
どのチームも20Pをあげることもできないで苦戦する中、
すばらしいテクニックを披露していた1人が服部功&NEO坊主でした。
来月には10歳の誕生日を迎えるNEO坊主も流石に若い頃のスピード、キャッチ力は無くなってきている。
そんな状況をカバーするかのように服部功のスローは風を読み切りうまく利用し、
まさに匠の技といえるすばらしいスローでした。
2Rでも同様のゲームを見せて決勝R進出も決めていた。
他にも佐治紀仁&オリーブ、福家章&Mars、今村武史&Mercury、山本純久&RAPTOR
鳥海達也&さらだ、福島弘明&クロアとそれぞれの持ち味のゲームで
決勝Rに進出を決めていました。
このメンツを引っ張って1位通過を決めていたのは
深谷浩之&天功、そして同じく1位Tで進出、三浦武也&CYBELEの2チームでした。
このメンツで始まった決勝Rはまさに激戦。
まず口火を切ったのが
6位Tグループからスタートした山本純久&RAPTOR。
真骨頂の6投回しのゲームで33Pを叩き出し大きく順位を上げてきた。
そして、決勝Rで一番の盛り上がりを見せたのが福島弘明&クロアのラウンドだった。
1投目から腕がちぎれそうなくらいの豪快なスローでギャラリーの視線を釘付けにして
会場のボルテージをマックスに押し上げる高ポイント38Pをあげて
上位陣に1投のミスもできない状況を叩きつけてコートを去った。
そしていよいよ1位Tの2チームの出番となった。
まず最初に登場したのは深谷浩之&天功。
深谷は目の前で見た福島のゲームに触発され、さらにこの後の三浦武也&CYBELEの
実力を見込んでロングエリアに絞った攻めのゲームで高ポイントを狙ってきた。
しかし、残念ながら功を生すことはできず優勝を逃してしまう結果に終わった。
そして三浦武也&CYBELEの出番となった。
ここまでのゲームを冷静に見て決勝Rでも確実に優勝を勝ち取るような
安定的なゲームはまさに強さの秘訣。
1投のミスが許されない状況の中ミドルエリアに5本しっかりと決めて見事優勝を手にして
初代NEWYEARCUP2K15のチャンピオンとなった。
レディースクラス
今シーズン熱い戦いを繰り広げているレディースクラスは
NEW YEAR CUP2K15でもそのレベルの高さを存分に見せてくれた。
予選Rは八幡姉妹がまさかの敗退で決勝Rに名前を残すことができない展開となっていた。
これにより決勝R進出メンバーも少しフレッシュなメンツとなった。
中でも、岡林さおり&ピッツ、原田安沙子&Tikiは1年目のシーズンながら
1位、2位通過を決める活躍で注目を集めていた。
決勝Rはやや強い向かい風でなかなかポイントが伸びない状況。
その状況で驚異的なポイントを叩き出したのが山口県の藤原真奈美&AEROだった
予選通過5位からのスタートで見事6P×5本=30Pを叩き出した。
20Pがやっとという風の中でのこの高ポイントは上位陣にとっても
なかなか超えることができないポイントだった。
それでもなんとか追いつこうと奮闘したのが木野島みゆき&連花だった。
藤原に負けないパワースローでトップに立てるかと期待が高まっていたが
1投のミスが響いてしまい藤原真奈美&AEROを超えることができなかった。
その後、木田美花&チョコレートフラッシュ、岡林さおり&ピッツ、原田安沙子&Tiki
も向かいの風に苦戦を強いられた。
その結果、藤原真奈美&AEROがトップを守りきり見事大逆転優勝となった。
ドギーズクラス
ベテランチームがどっしりと構えたドギーズクラス
はこのNEWYEARCUPでもベテランチームの活躍が目立っていた。
予選Rこそは中堅チームが奮闘を見せるが結果を見てみれば
やはりいつもの名前があがっていた。
それでも中堅チーム、新チームも成長を見せてくれた大会だった。
中でも決勝Rに進出を決めていた
岩瀬久美子&雅は決勝Rで成長を見せてくれた。
普段活発な岩瀬は意外にもかなりのあがり症。
今までも決勝Rで思うようなゲームができずに順位を落とすことが多かった。
しかし、今大会は決勝Rもしっかりと投げ切るゲームを見せてくれた。
順位も1つあげる結果となった。この後まだまだ期待ができるチームではないだろうか。
そしてもう1チーム。
ここのところ急成長で注目を集めている加島緑&むつ。
ここまでの努力がようやく実りを見せて頭角を現してきた。
決勝Rの結果は順位ダウンとなったが、まだまだ若手のチームだけにこれを経験値にして
この後のシーズンさらに成長をしてくるだろう。
そして、優勝争いを繰り広げたのは
芹澤正彦&スイート、川部浩&杏仁、鈴木哲&PATTYの3強だった。
予選ポイントも僅差で始まった決勝Rはどのチームが勝つか予想もつかなかった。
ここで気になったのが
3位通過、芹澤正彦&スイート、2位通過、川部浩&杏仁の5投に対して
1位通過の鈴木哲&PATTYは4投しか入らない。
3位との芹澤の差もわずか3P。
よって鈴木は1投もミスができないだけではなく2チームがミスをしないと優勝は厳しい
といった状況だった。
そんななかスタートしたラウンドは
3位通過で登場した芹澤正彦&スイートは2つのミスがはいる結果に。
そして2位通過の川部浩&杏仁も1つのミスが入っていた。
あとは全投キャッチを決めれば優勝が決まるといった場面。
緊張もある中、鈴木哲&PATTYは見事4投全てキャッチを決めさせて
優勝を勝ち取った!見ていて本当にかっこいいゲームでした。
おめでとうございます。
勇志
< レディース>クラス・サバイバル
全37チーム。年始早々から寒さを吹き飛ばすような火花バチバチの
女の戦いが幕を開けました。
A〜Iグループまで出来上がり、Aグループのみ5チームでの対戦。
ゲーム前半は風が弱く、後半になるにつれ徐々に強さを増してくる風。
1R、Cグループ、多田マナ&レムリア。黒岩&かぼす、渡辺&SALTOを24Pを挙げて
白濱歩美&禄来と共に2Rへ進出を決めます。
そして同じく24Pのポイントを挙げて2Rへ進出を決めたのが、Fグループの保宗幸子&くくる。
現在ベストスコアランキング4位の強豪、鈴木千香子&りんと共に2Rへ駒を進めます。
2Rでは多田&レムリアと共に上がってきた白濱歩美&禄来が魅せます。
5投中5投成功の31Pで決勝へ進出を果たします。
< レディース>クラス・サバイバル決勝のトップバッターは多田マナ&シャノン。
同じCグループでしたが、決勝Rまで仲良く2チームとも進出となりました。
決勝Rは20Pでフィニッシュ。悪いポイントではありませんが、ちょっと不安が
残る微妙なポイントでフィニッシュとなりました。
続くは白濱歩美&禄来。< レディース>クラスでは数少ないロングエリアまでディスクを運ぶ
ことができるテクニックの持ち主。
決勝R、1投目お見事なロングエリア8Pを決めますが、その後2投の連続ミス。
最後は挽回とばかりに再び8Pでキャッチを決めますが、16P止まりで終了となります。
その後に登場は岡林さおり&ピッツ。鈴木&りんに次ぐランキング5位のチーム。
今シーズンから< レディース>クラスに参加ながら素晴らしいテクニックスローと
ピッツの優れた身体能力により、すでに上位に食い込んでいます。
そしてこの決勝Rでもその凄まじいチーム力を見せつけます。
決勝Rロングエリア8P×3本、ミドルエリア6P×2本を決めて合計36P。
前2チームを一気に抜き去り、後続のチームにこれでもかと言わんばかりのポイントを挙げて
堂々とコートを去って行きました。
続くは鈴木千香子&りん。
ルーキー岡林&ピッツに続くはベテラン鈴木千香子&りん。1投目はりんの長いジャンプキャッチにより
6Pを加算しますが、2投目にディスクダウン。予想以上に岡林の36Pが効いていたでしょうか?
奮闘しましたが、22Pでフィニッシュ。しかしながら多田&レムリア、白濱&禄来をかわし
2位に位置付けます。
そして岡本彩&RONRON。2歳になり油ののりつつあるRONRONを引き連れての決勝。
1投目ディスクダウンからのスタート。その後ミドルエリアでコンスタントにキャッチを決めさせるが
ポイント伸びず16Pで終了となりました。
最後は木田美花&チョコレートフラッシュ。先ほどの岡本同様に愛知の地元からのエントリー。
1投目はディスクダウンからスタート。こうなると後がないか?!その後立て続けにキャッチを
決めますが、ポイント及ばず、合計21Pでフィニッシュ。
初日< レディース>クラス・サバイバルを制したのは岡林さおり&ピッツとなり、2位が鈴木千香子&りん、
3位が木田美花&チョコレートフラッシュとなりました。
< ドギーズ>クラス・サバイバル>
全30チーム。西は広島、東は千葉、そしてもちろん地元愛知のチームと東西中から強豪チームが出揃った
GⅠClassic岡崎大会。A〜Gグループまで出来上がりAとBグループは5チームでの対戦となりました。
注目すべきチームが、岸路基弘&ViVi。今シーズンは本格的な参加によりスローテクニックを着実に
上げてきた岸路基弘。しかしながらキャッチまでには至らず、何度も悔しいゲームをしてきましたが
この大舞台で4P×4の16Pを挙げて2Rへ進出を果たしました。
2Rは風が非常に強くバッドコンディションの中のゲームとなり、ノーキャッチでフィニッシュとなりましたが
それでも初めてサバイバル戦にて2Rへ進出を果たしたと熱く話していました。
この「勝ち上がる」という経験は今後非常に大きな意味を持ってくるのではないでしょうか?
決勝R進出チームは5チーム。
まずは松村佳代子&ピノ。松村「久弘」ではなく「佳代子」。しかし侮ることなかれ。
最近、めきめきとスローテクニックが上昇している松村佳代子。昨シーズンはモカとのチームが印象的でした。
決勝Rでは1投のミスのみ。しかもそれ以外はミドルエリアの6P。合計18Pでフィニッシュ。
今シーズンこの佳代子&ピノ、要チェックでは?!
続いて入ってきたのが、< ドギーズ>クラス界の大御所、鈴木哲&PATTY。説明不要のチーム。
やはりこの大舞台でも堂々としたゲームをしていました。6P×4の24P。このチームだから
当たり前のように聞こえますが、< ドギーズ>クラスにとってこの24Pは非常に大きなポイント。
トップを入れ替えてフィニッシュ。
続いては芹澤正彦&スイート。現在シーズンスコアランキング1位のチーム。大御所鈴木&PATTYに挑みます。
昨シーズンから一気に急成長を見せ、勢い止まること知らずの芹澤。しかしながら1投目にミスが入り、
それを引きずったかミスが目立ち、合計6Pで終了となってしまいました。
次に登場、山本真衣&我闘。1Rそして2Rともに16Pと安定感のあるゲームを展開。しかし決勝Rは鈴木&PATTYが
24Pを挙げています。爆発力を必要とする場面。1投目はディスクダウン。この1投のミスで一気にピンチに立たされます。
その後、ミドルエリアのキャッチを3投立て続けに決めさせますが、やはり最初の1投のミスが大きかった。
合計17Pでフィニッシュ。
最後は川部浩&杏仁。スイートに続き、ホイップの優秀な遺伝子を引き継いだ杏仁の登場。
優勝を逃したスイートの代わりにチーム回鍋肉としては何とか鈴木&PATTYをかわし優勝を
勝ち取りたいところ。しかし川部浩もその力を発揮できず4投中2投成功の6Pで幕を閉じました。
優勝は鈴木哲&PATTY、2位は村松佳代子&ピノ、3位は山本真衣&我闘という結果で初日の
サバイバル戦は幕を閉じることになりました。
岩 崎 泰 大