寒川大会ご参加の皆さま、大変お疲れさまでした。
久々のあの大雪から2週間、会場のコンディションも雪解けの影響からドロドロかと思いきや、
意外にも影響は少なく(!?)、ご参加いただいた皆様はお楽しみいただけたことと思います。
朝はまだまだ寒いものの、日中は暖かな日差しのなかでの大会でしたね。金曜日設営にご協力頂いた皆様、
日曜日最後まで撤収にご尽力頂いた皆様本当にありがとうございました。
〈スーパー〉クラス 初日(エントリー:19)
惜しい! あと1エントリーあれば、20人加算ポイントも1つ上のカテゴリーになったのですが…。
優勝 平田元&海里(52P+FR37P=89P)
そんななか、決勝Rの平田元の6投回しはやはりすごかった。1投目を8Pに入れ、
あとは6+6+6+6+5=37Pと6投回し。6P×6の上をいく戦い方を見せ、初日予選通過4位からのジャンプアップでの優勝!
おめでとうございます。
2位T 多田朱利&レムリア(62P+FR18P80P)Ex30
2位T 中山政男&龍(56P+FR24P=80P)Ex30
この2人も熱い戦いでしたね。中山は決勝のエクストラRで6+6+4+6+8=30Pと3投目のミスを5投目でフォローして
強敵・多田朱利を迎え撃つと、一方の多田も6+8+8+8と最後の1投が入ればという状況でしたが投げ切れず、
それでも4投で30Pにまとめるあたりはさすがだと感じました。
4位 鳥海達也&さらだ(56P+FR23P=79P)
今シーズン、〈S2〉と〈スーパー〉で大活躍中の鳥海達也。2位Tの2人とのポイント差は1Pと惜しい結果に。
多田、中山、鳥海ともに1ミスですから、今後はこのミスの修正がカギですね。
5位 水上雄大&八朔(50P+FR16P=66P)
この日は3R合計で6Pが3本、8Pが6本、ミスは5本と、ロングミドルを使い分けた戦術を組んでましたね。結果的に、
3Rトータルのミス本数が響いたかたちです。
6位 大石哲也&Mavis(46P+FR28P=74P)
今回の大石は「打倒中山」と鼻息を荒く乗り込んで来ました。1Rは6投回し、2R以降をいつもの気合が入ってる
大石らしいスロー。終わってみれば、「俺より強いヤツ」は初日5人!
7位 金納洋&ベラ(43P+FR12P=55P)
皆様からの情報ですと、2R目には少しふわふわしてる状態で臨んだためにポイントが伸び悩んだとか。
決勝はさらに失速して尻つぼみで悔しい結果に!
※賞品に今回特別にラフィキ様よりオレンジXをご提供いただきました。
パッケージが褪せてしまってますが中身はバッチリです!
2日目(エントリー:28)
予選通過7位の直田徳幸&ハナは、忙しくてなかなか大会に参加できなかった状況で、久々の登場ながら決勝に進出。
決勝Rではラスト1投を8Pに決め、決勝R単体で見れば7人中3番目に高いポイントを挙げてましたね。
予選通過5位Tは浅田潤也&ルティルナ。決勝までノーミスの12投中12投のキャッチを決めていましたが、
決勝では2ミス、投数も5投。+15Pと浅田にしては少ないポイント加算でしたね。
予選通過5位には石川徹&Vita。こちらも久々の登場。娘さんいわく、「Vitaはよく頑張った!」。
ここでも、石川家での徹パパはどんな立ち位置なのかをなんとなくイメージさせる結果に
(息子さんのほうは「パパすごかったね!」と言っていたのを伝えられて、徹パパ、照れてましたよ)。
予選通過4位は初代剛腕・土田哲&JAM。ここはなんといっても2Rのプレーが光ってました。
3投目までを10+10+10ときて、ここでラスト10が入るか!?と思いきや、8Pと惜しい! でも、カッコよかったです。
予選通過3位の水上は、1R28P+2R28と手堅くまとめ、決勝Rでは6+6+6+8+8と自身の今日一番の力を発揮し、
予選通過1位の黒岩との差を埋めつつ上位にプレッシャーを与えてラウンドを終えました。
予選通過2位のこちらも久々登場の森稔之&Petit。間もなく9歳を迎えるPetitに合わせたスローは1・2Rとも非常に安定し、
予選通過の段階では2位。久々の登場でもしっかりと決勝進出をしてくるあたりはさすがでした。
しかし、決勝Rでは2投目に1つミスをしてしまい、この時点で水上にとどかず終了。
そして、地元勢がトリを飾ります。チーム土手から黒岩正樹&かぼす。ここは地元の熱いプレーヤーの声援を背に、
ママには「力まず投げてきなさい!」と言われたのですが、決勝Rの2投目に力んでしまい右エッジアウト。
結果は2位と悔しい結果に。
最終成績
1位 水上雄大&八朔(56P+FR34P=90P)
2位 黒岩正樹&かぼす(60P+FR22P=82P)
3位 森稔之&Petit(57P+FR24P=81P)
4位 直田徳幸&ハナ(48P+FR26P=74P)
5位 石川徹&Vita(51P+FR16P=67P)
6位 浅田潤也&ルティルナ(51P+FR15P=66P)
7位 土田哲&JAM(54P+FR10P=64P)
そのほかで印象に残ったのは、小向のノリのよさが最高でした。あの曲をかけた甲斐があったというものです(笑)。
決勝DISCセレモニーには、オフィスi4
代表取締役 森井雄一様から一言頂きました。
写真撮影:かぼすママ←ありがとうございました。
〈レディース〉クラス
初日(エントリー:21)
1位 多田マナ&シャノン(57P+FR22P=79P)
天野歩美の猛追をかわした優勝、おめでとうございました。チョロもうまく決まったことが勝因でしたね。2投目のミスは少し焦りました。
2位 天野歩美&禄来(44P+FR34P=78P)
惜しい! 決勝Rのスローは決勝進出プレーヤー中ピカイチでした。1・2Rからこの本調子を出していれば…。今後のポイントですね。
3位 水上恵美子&柚子(54P+FR17P=71P)
決勝Rでは1ミスが出てしまい、予選通過2位から1つ落として結果は3位。それでも入賞おめでとうございました。
4位 藤原百合子&TIM(42P+FR17P=59P)
久々の登場。ご子息も進学が決まり、母としてはかなり気持ちが楽になったのでは? ここからJCをどう狙い撃つのか!?
5位 岡真由美&ほのか(42P+FR6P=48P)
今シーズンはほのかとともにJCを狙っています。今までの〈ドギーズ〉クラスで培ったスローテクニックを生かし、あと一歩で入賞圏内のところまで持ってくるも、決勝ではプレーがふるわず5位にて終了。
2日目レディース(エントリー:17)
1位 西澤由美&Marvy(56P+FR24P=80P)
雪深い信州からモグラを求め、、、いや優勝を求め、西澤は今回寒川にエントリー。
3年目にしてやっとMarvyとの優勝を果たしました。そして、念願のモグ蔵をゲット!
2位 多田マナ&シャノン(55P+FR23P=78P)
前日に引き続き好調の多田マナ。惜しくも西澤との2Pをつめきれませんでした。
3位 天野歩美&禄来(48P+FR26P=74P) Ex:30P
4位 西澤由美&Marvy(50P+FR24P=74P) Ex:24P
3位、4位はエクストラRまでもつれ込む大接戦。ここで軍配が上がったのは天野歩美。
持ち味のロングをうまく生かし、この決勝Rでは唯一の7-8Pエリアに入れて勝ちきりました。
5位 高倉芽生&花音(48P+FR24P=72P)
このところ決して絶好調とは言えない、むしろスランプに陥りそうな高倉芽生。ここは粘り腰で、
1大会1大会を丁寧に進めたいところです。
6位 井上美紀&クム(48P+FR22P=70P)
決勝Rの1投目からミスを出してしまい、これが最終的に順位を下げる結果につながりました。
〈フリースタイル〉
1位 神立裕之&サマー・フェスタ
やはりベテラン、多彩な技とともに繰り出されるコミカルな動き、これでギュっと心を持っていかれます。
今回はキャッチの成功性もよく、トータル83.75Pで優勝!
2位 萩原幸子&IRIS
このチームは1Rの成功性が響いてしまい、今回は2位にとどまる結果に。
ほかのプレーヤーよりフィールドを大きく使う印象がありますね。トータル74P。
3位 堀貴&ニーナ
ディフィカリティはいいのですが、成功性が低くなってしまうのが玉にきず。
でも、個性的なプレースタイルで会場を盛り上げてくれました。トータル72.25P。
4位 藤原百合子&ROSA
久々登場の藤原。いつも使っているお気に入りの選曲に乗せて、9歳のROSAが舞いました。
ここから〈フリースタイル〉でもJCを狙ってくる!?TOTAL52.5P 楽しみです。
長南 幸宏
〈S2〉クラス
2日目
事前エントリー17チーム、当日エントリーが5エントリーの合計22チーム。
GIIゲーム、そして久しぶりの関東での大会ということもあり、なかなか盛況なエントリーとなりました。
1日目の入賞チームは、3位に吉池信也&デンデ、2位に鳥海達也&ぽんず。
優勝は鳥海達也&りんごといった結果になっておりました。
上記の3チームは2日目にもしっかりとエントリー。どういった結果になったでしょうか?
まずは1R、大きなポイントを挙げたチームは1日目の優勝チーム、
鳥海達也&りんご。合計26Pで、ほかのチームを圧倒するかのように2Rを迎えることになりました。
注目チームは岩城茉那実&Mr2・ボン・クレー。〈プレジャー〉クラスからクラスアップしてのチャレンジ。
1Rでは18Pとこの時点では4位Tの成績でフィニッシュとなりました。
そして2R、28Pと大きなポイントを挙げたチームが2チーム。
1日目に2位だった鳥海達也&ぽんず。1・2R合計45Pと、予選通過3位で決勝Rへ進出となりました。
もう1チームは、笠原崇司&星流。1・2R合計48Pを挙げ、鳥海達也&りんごとともに予選通過1位Tで決勝R進出を果たします。
受付では、数合わせでエントリーと言っておりましたが、そのチームが優勝してしまうのでしょうか?
ちなみに、1日目の3位のチーム、吉池信也&デンデは1・2R合計14Pでフィニッシュ。デンデの下からのハジキが多く、苦戦を強いられていました。
しかしながら、このハジキが修正されると、さらに恐ろしいチームになることは間違いないでしょう。
決勝Rは以下のチームとなりました。
梅津正貴&ROCK’N 1・2R合計40P
笠原崇司&Quick 1・2R合計41P
鳥海達也&ぽんず 1・2R合計45P
笠原崇司&星流 1・2R合計48P
鳥海達也&りんご 1・2合計48
まずは梅津正貴&ROCK’Nからの決勝R。寒川大会ではおなじみのチームとなります。
2Rでは5投中4投成功の25P、ラストスローを10Pで締めくくるという、お見事なゲームをしての決勝Rとなりました。
決勝でも5投中4投成功の24Pと大きなポイントを挙げ、この時点で暫定のトップに立ってきます。
続いての登場は笠原崇司&Quick。最近の大会ではあまりパッとした動きを見せておりませんでしたが、
この決勝Rで合計24P、GT65Pを記録し、梅津正貴&ROCK’Nを1Pかわしてきます。ここからQuick、怒涛の快進撃となるか!?
次は鳥海達也&ぽんず。決勝Rでは6P×5の30PとナイスゲームをしてGT75Pまで積み上げ、笠原崇司&Quickを10P離す成績でコートを去っていきます。
そして、予選通過1位Tで登場したのが笠原崇司&星流。Quickとのゲームはいい展開でしたが、星流とはさらに勢いを加速させていきます。
注目の1投目は10P! 乗りに乗っております。2投目もロングエリア8P、3投目は6P。この時点ですでに24P、残りタイム数秒。
ラストスローは…右に流してのディスクダウン…! この1投を決めていれば…といった場面でしたが、
GT72Pで鳥海達也&ぽんずに3P及ばない結果となりました。
最後に登場したのが鳥海達也&りんご。現在のトップは自らのチームであるぽんずとのチーム。果たして優勝を飾ったのはりんごか?
それともぽんずか? 1投目はディスクダウン、西日が目に入ったでしょうか? いつもとは違う動きのりんご。
最終的には決勝R12Pでフィニッシュ。GT60Pで2日目は5位いう成績でした。
2日目の優勝は鳥海達也&ぽんず! 1日目は入賞、2日目は優勝! このチーム、どこまで力をつけてくるでしょうか?
2位は笠原崇司&星流。3位は笠原崇司&Quick。笠原崇司、お見事なダブル入賞となります!
そして入賞は逃しましたが、4位に梅津正貴&ROCK’N。5位は鳥海達也&りんごとなりました。
ご参加いただきました皆様、寒い中、大変お疲れさまでした!
〈ドギーズ〉クラス
2日目
事前エントリーが27チーム、キャンセル2チーム、当日エントリーが3チームいうことで合計28チーム。
たくさんのエントリーをいただきありがとうございました。
1日目の優勝チームは南孝太郎&ダコタ、2位は川部浩&礼、3位は村松久弘&ピノ。
3チームとも2日目もエントリーがあり、とくに注目となってたのが南孝太郎&ダコタ。
GI Classic赤穂大会から快進撃中。南孝太郎&ダコタを止めることができるか?
1R、大活躍したチームが、加島幸二&てつ。1日目は加島緑&てつが決勝Rへ進出する一方、こちらは2Rで残念ながら敗退となっておりましたが
2日目は何かが違う!? 5-6Pエリアもからめて18Pを叩き出し、1Rのトップ成績で2Rへ。
次に、南弘道&ダコタ。南孝太郎の父のこのチームも最近は好調の様子。1Rでは15Pを挙げて3位Tの成績でフィニッシュしました。
ちなみに、このチームとタイになっていたのは佐々木裕子&しおん。3-4Pエリアでゲームを展開。風が吹くコート内でも、
しおんは見事にキャッチを決めておりました。
2Rでは、1日目の優勝チーム、南孝太郎&ダコタが魅せます! 6P×4の24P!
南孝太郎&ダコタの勢いはまだまだ止まらずか!? 1・2R合計38Pで予選通過1位で決勝Rへ。
この南孝太郎&ダコタを追うかのように、岩瀬久美子&雅が4P×5の20P、1・2R合計34Pで決勝R進出を決めます。
そして1日目の3位、村松久弘&ピノが、1Rでは6P、2Rも6Pと、1・2R合計12Pと伸び悩み、2Rでゲームを終えることとなりました。
天野歩美&寿来も1Rで14Pといい結果を残していましたが、2Rでは4投中2投成功の12P、1・2合計26Pでフィニッシュ。
2Rであと1投決めていれば、決勝ボーダーラインの32Pに届くポイントになっていたものの、残念ながら2Rで幕を閉じます。
決勝進出チームは以下のとおり。
予選通過5位 加島幸二&てつ 1・2R合計30P
予選通過3位T 南弘道&ダコタ 1・2R合計32P
予選通過3位T 長野憲治&ELF 1・2R合計32P
予選通過2位 岩瀬久美子&雅 1・2R合計34P
予選通過1位 南孝太郎&ダコタ 1・2R合計38P
決勝進出チームを見ると、非常に面白いチームが出揃ったのではないでしょうか?
やはり1番に目につくのが、予選3位と1位の南家の2チームの決勝R進出。
しかしながら、ダコタがダブルヘッダーであるというのが気になるところ。
最後に踏ん張りを見せることができるか、ダコタ!
まずは加島幸二&てつ。1日目は奥様の加島緑が決勝Rへ進出を決めておりましたが、
結果は5位。加島幸二、ここは男を見せて、見事てつを優勝に導くことができるでしょうか?
決勝Rではお見事!17Pを挙げてGT47Pとなります。ここで暫定のトップに立ちます。
2番手は南弘道&ダコタ。南家、父の登場です。コートサイドで応援していた方も多かったのではないでしょうか?
決勝Rでは4投中3投成功の14P、GT46Pと、加島幸二&てつに1P及ばずにフィニッシュ。
しかし、このあとには息子の孝太郎が控えています。あとは息子にすべてを託すのみ…。
続いては、長野憲治&ELF。NDAではまだ新参者のチームですが、実力は折り紙つき!
古参のチームは油断ならないでしょう! 決勝Rでは22Pを挙げ、GT54Pまでポイントを伸ばします。
この時点でトップに立って終了。5-6Pエリアに思い切りのいいスローを投げられるのは、
やはりELFとの信頼関係がしっかりと築かれているからでしょう! それに答えるELFもさすが!
次に登場するのは、決勝Rの紅一点、岩瀬久美子&雅。トップの長野憲治&ELFとの差は20P。決勝Rでは、5投中5投成功の20P!
ここで女の意地を見せてまいります!長野憲治&ELFと並び54Pでフィニッシュ。
最後に入るは、南孝太郎&ダコタ。1日目に引き続き、2日目もやはりこのチームがG Iゲームを制するのでしょうか?
コートサイドからは熱い視線がこのチームに寄せられていました。1投目は4Pからスタート。着実にキャッチを決めます。
そしていつもどおり、南孝太郎、コート内に走り出し、ダコタを両手を広げて呼びます。続く2投目もキャッチ、6Pを獲得。
3投目もジャンプの6Pを決めます。ここで先の2チームとタイ。運命のラスト一投…ジャンプの4Pをダコタが決めます!
お見事!! 1日目に続き、南孝太郎&ダコタ、G Iゲームを制します! おめでとうございました!
そして、長野憲治&ELF、岩瀬久美子&雅のエクストラRでは、長野憲治&ELF が6P×4の24Pを挙げ、
岩瀬久美子&雅との一騎打ちを制し、2位に輝きました。
3位の岩瀬久美子&雅は、エクストラRでは14Pでのフィニッシュでしたが、5-6Pエリアを果敢に狙っていました。
この土壇場での攻めの姿勢にはさすがの一言!
4位は加島幸二&てつ、5位は南弘道&ダコタとなりました。
入賞されました3チームもおめでとうございました!
岩 崎 泰 大