振り返ってみると今シーズンも様々なドラマがあったなと思う一方、瞬く間にシーズンも佳境を迎え
残すところは6月に行われるJAPANCUPのみとなりました。
皆様はどんなシーズンだったでしょうか?今シーズン、NDAがスローガンとして掲げたのが「JUST DO IT!」
S2クラスでは激しい首位争いがあり、ドギーズクラスではホイコーローの面々に負けじとさらなるランクアップを
狙う強者も登場し、レディースクラスではモンスター八幡琳珠が圧倒的強さをみせ、フリースタイルでは
野中大輔&ROAがグランドスラムを達成。
そしてスーパークラスでは服部紀子&L.ZONがぶっちぎりのトップ。
トップを決める激しい争いの中で、JAPANCUPを進出をかけた熱い戦いも各クラスにみられました。
スーパークラス
最終戦、新潟SDC長岡。今年は特に首位争いを決める戦いよりも注目が集まったのが、JAPANCUP進出を
かけたボーダーラインの方々の戦いだったでしょう。
今回、全体的なコンディションがすこぶる良く、2日目には雨が降ったものの、風は殆ど吹いておらず
初日のサバイバル戦から高ポイントのゲームをみることになりました。
優勝をおさめたのは高倉知也&花音。今季の高倉&花音・羽陽は会場を沸かせるゲームを多くみせ
特に羽陽に関しては前年に比べると圧倒的にキャッチが上手くなっています。
JAPANCUP優勝の候補の一角というべきではないでしょうか?
そしてJCランキングを大きく上げてきたのが森田博幸&エース。新潟・SDC長岡前までは73位とセミファイナル
40にも届いていない状況となっていましたが、この新潟で活躍をみせて64位までランクアップに成功します。
森田さんの嬉しそうな笑顔が今でも忘れられません。
そして森田さんの親友である、吉池聖&クリリンですが、何とか49位を死守することになり、JAPANCUPの
切符を手に入れることになります。
一方で惜しくも51位になったのが服部功&HandsomeLad。当日エントリーで新潟まで乗り込んできましたが
結果は残念ながら51位とボーダーラインから溢れる形に。
さらには島根からの遠征チーム、高村哲也&クアトロも52位と今回はJAPANCUPの切符を勝ち取ることができず
セミファイナル40からJCチャンプを目指すこととなりました。
そして木田高弘&チョコレートフラッシュ、鈴木貴博&KAISERの「タカヒロ」対決も最後の最後までまったくわから
ない展開となっていました。
2日目の木田&チョコレートフラッシュは善戦するものの決勝を逃すことに。しかし10位Tまで上がっていき
JCRANK48位まで上げることになり、JAPANCUPへの門が開かれます。
鈴木&KAISERは最終戦にて決勝へ進出。結果は8位とかなりギリギリラインとなりましたが、何とか崖の上に
留まることになりました。
そんなボーダーラインギリギリのチームが切磋琢磨する中、今季は出場回数が少なかった多田朱利&レムリアが
この長岡で最後にちょうどGT100Pで優勝とインパクトを残して優勝。
「俺を忘れるなよ〜」と一言残して会場を去って行きました。JAPANCUPではどんな活躍をみせてくれるのか
非常に楽しみですね。
フリースタイル
フリースタイルでは仕事で御前崎を泣く泣く参加できなかった平野浩一&ELBIENが長岡までやってきました。
御前崎では野仲大輔&ROAがグランドスラムを達成し、首位を奪われてしまった平野さんでしたが、それでも
平野さんの演技はいつも熱いものを感じます。
そして平野さん以外にも辻圭介&なつみ、中村政知&ジンジャーも参加。
辻さんは今シーズンは特にフリースタイルに力を入れていましたね。ドギーズクラスとの二人三脚はなつみも
大変だったでしょうが、よく頑張ってくれていました。
中村さんも途中参加がピタッと止まってしまった時期がありましたが、今回のフリー演技を見てみて、これは
裏でかなり練習していたなと思わせるキレキレのプレーをみせていました。
コートいっぱいを使って豪快な動きを見せるあたり、今後野仲を超えてくるのは彼になるのでは?と思わせるほど
でした。最終戦も盛り上がりをみせてフリースタイルの幕が閉じました。
岩 崎 泰 大
今回は最終戦長岡がありましたね。
JC確定チームはさらなる上の順位を狙いに
そしてなによりも熱かったのはボーダー近辺の争いでしたね。
S2クラスではボーダーラインでバチバチの戦いが!
青野家は長い時間をかけやってきた長岡初日はサバイバル戦1R敗退。
9時半からもうやることなくなってしまったと寂しそうでしたね(笑)
戦友岡祐司&吉四六がどんどんと順位をあげたせいでここまでくる羽目になったと言っていましたが岡&れんともボーダーラインの20位となっておりました。
2Rでは上位のボーダー38Pと岡祐司&吉四六が守り抜いておりましたが、
落ちた方たちからは落ちろのコール(笑)
まるで打ち合わせして掛け声の練習してきたんではないかと思う程、盛り上がりのある
落ちろコールでしたね(笑)
あえなく岡祐司&吉四六は決勝へは進めませんでしたが、最終結果を見てみると青野さんLITAなんとかランクイン!
無事セミファイナル40への獲得権を勝ち取りました!
ここで踏ん張りたかった三澤哲也&ニコは決勝へ進めず。
惜しくもセミファイナル40を逃す形となってしまいました。
しかし完璧なミドルスローを投げ込みニコの戻りの課題が克服出来たら間違いなく
S2クラスではトップ争いに加わってくるのではないかなと思いました。
そんな中今シーズンはいろいろとケガもありましたが最後は見事優勝を勝ち取った
抦﨑信之&いおたが決勝ラウンドでは素晴らしいゲームで年間シングルランカー藤井洋司&ネオンを下しG1を勝ち取りました。おめでとうございます。
レディースクラスでも激しいゲームとなりました。
メインの2日目では鈴木千香子さん、チーム数をなんとかして20にもっていきたいと
あーちゃんこと鈴木彩乃ちゃんとBOLTがエントリーを(笑)
MCコメントには 大人の都合により無理やり出させられましたと・・・(笑)
千香子さんはBOLTと虎狛がもうランクインしてますからね。
残すはりんをランクインさせたいところでしたが、最終結果は惜しくも第36位と一つ落としてのフェニッシュとなってしまいました。
ワイルドカードにもエントリーされるのでしょうか楽しみですね
そしてレディースクラスを制したのは吉池優美&デンデが圧倒的な力を見せましたね。
2日目はミスがなかったのではないでしょうか。
予選からロングを連発。周りと差を突き放して優勝を決める。
優勝おめでとうございます!
今回は最終戦ということで熾烈な戦い、思い出に残るゲームがたくさんあったと思います。
嬉しかったり、悲しかったりとする方々がいると思いますが、自分はどのチームもすごいかっこよく見えたし、どのチームも応援したくなるようなそんな最終戦でした。
スーパークラスでは特にボーダー近辺のチームがいた中で悔しさでいっぱいのチームもたくさん出て来たかもしれませんが、まだチャンスは残っているのであきらめずに戦ってほしいと思います!
今シーズンも皆様のおかげでここまで来ることができました。
僕も皆様の顔が見たくて週末はいつも楽しみにしているのでJAPANCUP、そして来シーズンも皆様どんどん夏とか冬とか関係なくエントリーしちゃってください!
今シーズンも本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
遠 藤 真 佐 季