先週末は3日間、木曽三川公園大会でした。
いよいよ本格シーズンが到来し、GIの河口湖大会では大盛り上がりを見せ、
2週目の木曽もおかげさまをもちましてたくさんのエントリーを頂戴しました。
ありがとうございます。
この3日間の天候は、初日晴れ、2日目晴れ、3日目やや曇りの晴れと、
秋晴れを満喫させていただきました。
木陰は気持ちのいい風が吹き抜けるのですが、日向は暑い…。
まだまだ残暑厳しい感が否めないなあ~と思いつつも、
虫の音を聞くと秋はすぐそこまできていると実感する今日この頃です。
初日
〈レディース〉クラス(エントリー:21)
1位 小向祐子&SOL(54P+FR14P=68P)Ex不戦勝
1・2Rを終えて、全カテゴリー競技者中、一番のポイントを記録。
小向、その恵まれた体格から繰り出されるスローは力強く、勢いがありましたね。
優勝おめでとうございました。
2位 木田美花&カルーアミルク(50P+FR18P=68P)Exキャンセル
カルーアの体力を考えての決勝Rキャンセルは痛かった…。でも、こればかりは仕方がない。
しっかりとケアしながら、残りの2日のペース配分も考えつつでしたね。
3位 鈴木千香子&りん(39P+FR23P=62P)
いつもの本調子がなかなか出てこないが、
やはり小さな体に秘める熱い勝負魂がメラメラと見え隠れします。
まだまだ暑い時期なだけに、このあとのシーズンから目が離せませんね。
4位 木田美花&チョコレートフラッシュ(39P+FR21P=60P)
いい脚してるんですよね。差し気味のスローも瞬発力を生かし、救い上げるいい欲の持ち主。
熱くなるとダレテしまうところは飼い主に激似です(笑)。
5位 伊藤マチ子&Salad(36P+FR15P=51P)
極稀に5-6Pエリアに入るスローが、稀に入るくらいの成長を遂げている伊藤マチ子。
いまだに不思議なのはマチ子のマチはなぜカタカナなのか? 気になってしまいます。
〈ドギーズ〉クラス(エントリー:20)
東西入り乱れての戦いはやはり面白いですね。
そんななか、その実力をしっかりと発揮したチームが上位を占めました。
1位 青野浩紀&パンナ(30P+FR12P=42P)
決勝Rは初っぱなミスからのスタート。その後、3投をしっかりと決め優勝するも、
ラスト、ちょいとタメを作るスローは冷や冷やしながら見てました。
優勝おめでとうございます。
2位 芹澤正彦&スイート(22P+FR13P=35P)
決勝R、トップバッターの登場に腹をくくってスローしたのが吉となり、結果的に順位は2位!
あと一歩で優勝でしたね。
3位 三林利依&RJ-BONO(22P+FR10P=32P)
この人がスローで悩むなんて、、と思ってしまうほどスランプ気味。
決勝Rもミスからのスタートと絶不調。
でも、決勝にはしっかりと残ってくるあたりはさすがです。
4位 鈴木哲&PATTY(23P+FR8P=31P)
愛知の重鎮、この日はTシャツを前後ろ反対に着込み、
るみ子さんの大切さを心から感じ取る一日だったことでしょう。あとは何も言うまい。
5位 辻圭介&なつみ(26P+FR2P=28P)
この日の決勝で一番悔しい思いをしたのがこちらのプレーヤー。
予選2位からのダウンはかなり痛い思いをしたのでは? 次回大会に期待します。
2日目
〈レディース〉クラス(エントリー:28)
1位 鈴木千香子&りん(40P+FR26P=66P)
初日3位だった鈴木、この日の決勝Rは4位からのジャンプアップを果たします。
決勝Rでは一番高いポイントを挙げ、後続3チームにプレッシャーを与えました。
2位 木田美花&カルーアミルク(48P+FR15P=63P)
前半2日間、カルーアが〈スーパー〉、〈レディース〉とよく走ってくれました。
結果はそれぞれ2位と惜しかったものの、9歳という年齢で最高のポテンシャルを
引き出せているのは、やはりケアをしっかりとしているからだと思います。
3位 木野島みゆき&向日葵(44P+FR18P=62P)
ここの勢いはすごかった。夫婦そろい踏みでのクワドラもきっと近い将来やってのけるでしょう。
それも今シーズン楽しみの1つですね。
4位 吉田美嘉子&心美(39P+FR21P=60P)
今シーズンもきっと決勝常連組に!なれると期待できる吉田美嘉子さん。
今回は予選通過5位からのスタート。ラウンドは基本的に3-4Pエリアが中心なのですが、
4投目に6Pが決まっていました。これがコンスタントに決まれば、7年ぶりの優勝も見えてくるはず!
5位 八幡瑛茉&マイクロ(48P+FR0P=48P)
結果は決勝R、、0P。うまくかみ合えば40P以上の力を発揮するのにこの日は不発。
ロングスローワーとしては粋な戦い方でしたね。
〈ドギーズ〉クラス(エントリー:18)
1位 鈴木哲&PATTY(32P+FR22P=54P)
このところ悩んで悩んで悩みぬいていた愛知の重鎮は、奥様のサポートで
Tシャツの表裏も間違えることなく、決勝Rも完全復活とも言える見事なラウンドでした。
2位 青野浩紀&パンナ(32P+FR14P=46P)
初日を制し、2日目も!と鼻息荒くウホウホしすぎてしまい、決勝Rは2投をミス。
これが決まっていたら
展開はわからなかったが、鈴木の復活に手を貸したかたちに。
3位 三林利依&RJ-BONO(30P+FR6P=36P)
今回の決勝R、一番悔しい思いを抱えたであろう三林。実力のあるチームだからこそ
へこむのも相当にキツイと思いますが、ここであきらめぬようコンスタントに出場して、
まず少しずつ自分ができることから調整あるのみです。
4位 辻圭介&なつみ(26P+FR6P+32P)
1投目に6Pが決まったものの、そのあとが続かなかった…。
いろいろな試行錯誤で、昨シーズンのルーキーはこれからどう進化をとげるのか楽しみです。
5位 芹澤正彦&スイート(26P+FR5P=31P)
自身のなかでは、世代交代という文字が重くのしかかっている今の状況。
新日本プロレスでたとえるならば、第1回GIクライマックス決勝が蝶野正洋 vs 武藤敬司
となった際に世代交代がなされた、と言われるのと同じくらいの芹澤家の世代交代。
誰があのマスクの寵愛を継承できるのか!? あ、マスクは関係なかった、、、
3日目
〈レディース〉クラス(エントリー:17)
1位 八幡瑛茉&マイクロ(46P+FR30P=76P)
この日一番光を放っていたのは八幡瑛茉&マイクロでしょう。
3度惜しいシーンがありました。あの精度で投げれることがまずすごい。
あと一歩の遠さを身に染みて感じてしまうラウンドでした。
いや~~ホント、すごすぎです。
2位 杉浦幸子&こう(43P+FR26P=69P)
瑛茉&マイクロのすごさに圧倒されつつも、決勝Rでは自身とこうのできることを
確実に成し遂げた杉浦。6+6+6+4+4と最後の2投が4Pでしたが、
それが順位を押し挙げた鍵であることは間違いありません。
安定の勝利か、爆発の勝利か!? ここも楽しみの1つです。
3位 八幡琳珠&GLAMOUR(49P+FR18P=67P)
負けず嫌いの琳珠、かわいらしいその瞳の奥で燃える闘志…のはずですが、
いつものことながらノーガード
の体制から投げ込みます。
その脱力感がきっといい結果を生んでいるようにも感じました。
〈レディース〉最年少女王を目指して頑張れ!
4位 亀本まりこ&Bio(53P+FR10P=63P)
決勝R以外は最高のラウンドでした。決してミスを恐れることなく突き進む感じが
カッコよかったです。Bioもお疲れさま。
5位 渡辺恵美&SALTO(47P+FR12P=59P)
決勝Rは一番やりずらい雰囲気だったのでは? でも、一生懸命できるかぎり投げてましたね。
もう少しリラックスできればうまく体も回って距離も伸びたかも、ですが、
まああの状況ではリラックスって!?ですよね。
〈ドギーズ〉クラス(エントリー:6)
1位 遠藤恵子&フラワー(36P+FR9P=45P)
2位 遠藤恵子&パフィー(25P+FR16P=41P)
久々の登場で圧勝でしたね。年間でコンスタントに出場すれば、
JAPAN CUPも視野に入れられるほどの実力者。遠征に期待が高まります。
3位 上田眞実&レガロ(12P+FR11P=23P)
今できることを一生懸命やることを目標に、一歩一歩頑張ってくださいね。
4位 松浦豊子&ベッキー(16P+FR2P=18P)
無回転ディスクが久々に炸裂しておりました。
5位 峰聖子&Dolce(5P+FR0P=5P)
いつもつい「不二子」の名前が頭をよぎり、「きよこさん」とお呼びするのが
どうしてもワンステップ遅れてしまいすみません。
かわいいDolceとのラウンド後はキャッチに至ればよいのですが、
ここは練習あるのみです。
長南幸宏
初日
〈フリースタイル〉
この日は2チームの戦いでした。
鈴木はここ数シーズン、数々の賞を総なめにしているだけに壁は高い!
それに挑むのは小山利子&波音。今ではフリースタイラーのなかでも強豪と
言われる存在だけに期待がありました。
1Rのはじまりで鈴木康男&SKIPがまさかの出遅れ!
1Rはなんと小山利子&波音に軍配が上がる展開に!
このまま逃げ切るためにも、2Rのディスタンスでしっかり高ポイントを挙げて
おきたい場面でした。しかし、王者の2Rディスタンスの追い上げは驚異的でした。
それでもなんとか予選通過1位は守り抜き、決勝Rでの勝負となりました。
小山としては鈴木に勝つチャンスをつかみかけているだけに気合いも充分!
慌てず自分たちの演技をと、一生懸命に2分間を見せてくれました。
ところが、王者の追い上げにあと少しのところ届かず、この日は惜しくも2位。
鈴木康男&SKIPは王者の威厳を見せての優勝となりました。
今シーズンから楽曲を変えての演技となっているが、
このあとはさらに完成させてくるはず!
逆に言えば、今は鈴木に勝つチャンスが大きいかもしれない!
フリースタイラーの挑戦に期待しています。
〈スーパー〉クラス
初日から熱い戦いを繰り広げてくれた〈スーパー〉クラスには、
今シーズン、数多くの強豪ルーキーが顔をそろえています。
そのなかでも、先シーズンに〈レディース〉クラスの年間チャンピオンに輝き、
さらにJAPAN CUPでも〈レディース〉クラス女王の座を勝ち取り、
パーフェクトイヤーを達成した高倉芽生&花音は、
すでに福島大会で初優勝を手にしてとくに注目が集まっています。
今大会は東エリアの強豪として木曽三川公園大会に参戦!
高倉にとっては初めての会場ということもあり、難しい風が吹く木曽での勝利は
厳しいかと思いましたが、地元をはじめとする強豪相手に活躍を見せ、
決勝Rに進出を決めました。
決勝Rのメンツは、〈フリースタイル〉王者の鈴木康男&SKIP、
鈴木善春はミニーとの念願の決勝R進出。
ほかにも、強豪・伊東由樹&吹雪、2013-2014年間チャンピオン・浦野優一&凛娘、
愛知を代表する強豪・木田高弘はカルーアミルク、チョコレートフラッシュの2頭立てと、
名の知れたチームがずらり勢ぞろいしていました。
これだけのチームを引っ張っての予選通過1位を決めていた高倉芽生&花音。
これに対して、下位から追い上げようと決勝Rは誰もがベストゲームを目指します。
ところが、この日の風は少し難しかっただろうか、
どのチームもあと一息のところで納得のいくゲームができないでいました。
それでも、予選通過1位の高倉芽生&花音の登場を迎えたときには、
浦野優一がトップに立ちはだかっていました。挙げなくてはいけないポイントは17P!
普段であれば決して難しくないポイントだが、この日の決勝Rはどのチームも伸び悩み、
一番高いポイントでも浦野が挙げた24P。
そう簡単ではないようにも思えた17Pをどう狙ってくるか!?
ミドルのゲームならうまくいけば5投、ロングなら4投、
どちらのゲームで挑んでくるか期待が高まるなか決勝Rがスタートし、
高倉が選んだのはロング4投勝負でした。
1投目に8Pを入れ、その後1つミスのあと4Pを決め、
勝負はラストの1投に託されながらもしっかりとロングエリアに投げ込み、
会場を大いに盛り上げての優勝となりました。
ラストは6Pでもよかったところを8Pに入れてくるあたりは、
守りではなく攻めの姿勢を貫いたことの現れでしょう。
この強い気持ちがこの先どんどんチームを進化させていくのではないでしょうか。
お見事でした。
2日目
1日目の盛り上がりの影響か、当日エントリーが増えてレギュラーゲームでは珍しい
50チームもの大量エントリーでの対決です。
そのなかには前日の優勝チーム・高倉芽生&花音、JAPAN CUP2011の王者・福島弘明、
八幡一家の参戦と、より一層レベルの高い戦いが予想され、
予選Rから激戦が繰り広げられていました。
どのチームもわずか7つしかない決勝Rのイスを目指して奮闘を見せますが、
前日優勝の高倉芽生&花音は残念ながらこの日は敗退。
さらに木田高弘までも惜しいところで決勝Rを逃してしまう展開に。
そうしたなかで誰よりも注目を集めて輝きを放っていたのが木野島佑亮&蓮花。
1日目に続いてのクラスアップチームの活躍は、
今シーズンのルーキー陣の濃さを表しているかのようでした。
昨シーズン、〈S2〉クラスで見事年間チャンピオンに輝いた木野島佑亮は、
1Rからトップを守り続けて予選通過も見事1位と、
絵に描いたような活躍ぶりで会場は大盛り上がりでした。
決勝R進出メンバーはこの日も強豪揃い。
盛り上がる展開にやはりいるのが福島弘明&クロア、
爆発力の八幡一家は頭領の八幡誠&DIESEL、エース瑛茉&WINと親子で残る勢い。
2日連続で決勝R進出を決めた鈴木康男のこの日のパートナーはBOLT。
前日悔しい思いをした浦野優一&凛娘、伊東由樹&吹雪も
しっかりと決勝Rに名前を残していました。
決勝Rは、鈴木康男、福島弘明、伊東由樹のそれぞれが大逆転を狙う思い切ったゲーム、
八幡一家のロングの応酬と、どのチームも木野島佑亮&蓮花を捕らえようと攻めのゲームを見せて、
大きなポイントを次々とたたき出します。
木野島の出番が近づくにつれて会場は緊張感が高まる状態に。
まるでGIゲームのような雰囲気さえあった決勝Rは、
いくら〈S2〉クラスで優勝常連チームだった木野島佑亮&蓮花でも
緊張はあったのではないでしょうか。
しかし、この日の木野島はその緊張感を存分に楽しんでいた様子です。
決勝R前には「優勝ももちろんだがブラックを狙うよ」と気合いのコメントも残していました。
その木野島が決勝Rを迎えたときトップに立っていたのが浦野優一&凛娘。
優勝するためには24P以上が必要でした。
身体能力が非常に高いパートナーの蓮花は、時に慌ててスカッ飛びをしてしまうワンコ。
それでもラウンドがはじまれば蓮花を信じて思いきりロングに投げ込んできます。
次から次へとロングを決め、ラストの1投を10Pエリアに決めて見事初優勝を果たしました。
攻める気持ち、楽しむ気持ちが今回の結果につながったのでしょう。
蓮花の身体能力の高さは昨シーズンから目を見張るものがあったが、
まだまだ想像以上の力を秘めているかもしれません。
GT102Pを挙げて見事ブラックディスクを獲得。
有言実行。Respect!
3日目
1日目、2日目とクラスアップチームの活躍が目立つなか、
ようやく〈スーパー〉クラスの重鎮たちが熱い戦いを繰り広げてくれました。
鈴木康男&SKIPはこの日も決勝Rに進出を決めていました。
入賞こそは逃しているとはいえ、3日連続で決勝Rに進出をしてくるあたりはさすがです。
久々の決勝Rになったのが秋田一英&CHAR。
たくさんのオヤジ応援団を従えてのゲームは気持ちよかったのではないでしょうか。
もう一息のレベルアップに期待しています。
この日のみの参戦となった谷端賢二&WICKEDは、
下位から勝負に出たゲームを見せてくれましたが、あと1本が決まらず入賞を逃します。
それでも今シーズンは、IRIEの復活、WICKED、NATTY DREAD、JAHKNOWの4頭立てが
脅威的な存在になりそうです。
そして、この日好調だったのが亀本正広&大和。
〈スーパー〉クラス中堅チームのなかでも成長著しく、それだけにこの日も期待が高かったです。
予選Rからほぼパーフェクトのゲームを見せてくれました。ナイスゲーム!
しかしながら、完璧に近いゲームでも入賞に届かなかった亀本のレベルアップを心待ちにしています。
最終日は地元大会らしく、おなじみの強豪対決、木田高弘&カルーアミルク、浦野優一&凛娘の戦い。
人気カードだけに今回も注目度はいやがうえにも増します。
浦野優一&凛娘は下位から鋭いスローを武器に追い上げを見せてトップに立ち、
あとは後続の結果待ちに。その後、じわじわと順位を上げてきて気づけば入賞圏内まで上がり、
ライバル木田高弘&カルーアミルクのラウンドに近づいてきました。
その前に2人の戦いの間に入って勢いを見せたのが八幡瑛茉&WIN。
この日は、〈レディース〉クラスのマイクロとのラウンドを含めると
3度のクアドラプルのチャンスをつくる活躍。
決勝Rで大逆転してくるのでは!?と、会場中が期待をしていました。
しかし、あと1本が決めきれず優勝を逃してしまう結果に。
最後に登場したのが木田高弘&カルーアミルク。入場から貫禄たっぷり。
大きな予選ポイントを持っているだけに、おそらく木田の優勝だろうと思ったラウンドは
まさかのミスが入り、ラストの1投で勝負が決まる展開。
そのラストの1投も木田高弘らしく豪快に投げ込んで10Pエリアど真ん中に伸びていきます。
キャッチを決めて優勝!と思った瞬間、珍しくカルーアミルクがはじいてしまい
優勝を逃すことになりました。
これにより浦野優一&凛娘が見事最終日を制しました。
2位Tで八幡瑛茉&WIN、木田高弘&カルーアミルクが並んでいましたが、
木田高弘&カルーアミルクは年齢のことも考えてキャンセル。
八幡瑛茉&WINのエキストララウンドのみが行われることとなりました。
この日、クアドラプルを3度逃していた八幡瑛茉が狙うはもちろんクアドラプル!
3日間の締めくくりのラウンドはコート周りに人だかりができていました。
1本目からエンドラインを超えてしまいそうなくらいギリギリまで投げ込んでくる豪快さを見せて
2本連続成功。次の3本目も文句なしの10Pに投げ込んできたが、WINがまたしてもはじいてしまいます。
仕方がない!ラスト1投をきちんと決めよう!と続いて投げ込んだディスクも軌道は完璧!
WINもしっかりキャッチで応えて会場を盛り上げてくれました。
この日のスローは本当に素晴らしかったです。
まだシーズンははじったばかりとはいえ、ここまでは女性チームの勢いが勝っているかもしれないですね。
男性陣、ファイト!
谷端勇志
〈ベテランズ〉クラス
木曽三川大会は3日間開催となりました。ほかのクラス同様に
〈ベテランズ〉クラスも多くのエントリーをいただきました。
13日
事前エントリー5チーム、当日エントリー1チーム、合計6チーム。
大会初日は少々風が吹いている状況となっていました。
朝は非常に過ごしやすい気温となっていましたが、
昼にかけてだんだんと日差しが強くなってくると、暑さが一気に増しました。
入賞チームは、広島県から遠征をいただきました、
森本克明さんとサファイアのチームが2位Tとなりました。
同じく2位Tが木田美花さんとロゼのチームです。昨シーズンのさくら賞受賞のチーム。
残念ながらノーキャッチとなりましたが、なんと年齢ポイント加算(13歳なので5P)で2位Tをゲット!
今シーズンものんびりまったりよろしくお願いします。
優勝は山中恵理さんとバドのチーム。やっぱり山中恵理さんのスローはきれいですね。
投げ込みのフォームからディスクの軌道までお手本のようなゲームとなっていました。
ディスクドッグをはじめたばかりの方や女性の方は、
山中恵理さんのプレーを見てみると非常に勉強になると思います。
初日の優勝おめでとうございました!
14日
事前エントリー7チーム、当日エントリー2チーム、合計9チーム。
2日目は風も初日よりも和らいで、全体的にポイントが伸びる日となりました。
それでは入賞チーム、まずは3位から。
3位は、森本克明さんとサファイアのチームです。前日に引き続きの入賞となりました。
サファイアは9歳ですが、まだまだ元気いっぱい。〈ベテランズ〉クラスでは
まだまだ若造の部類ですね。来月には10歳になるとのことです。
〈ベテランズ〉クラスのさらにベテランになるように、
これからもケガのないよう元気に楽しんでください。
続いて2位は蓑島三樹&ViVi。木曽三川大会ではいつも設営時からお世話になっています。
地元なのに、なぜか西村謙治さんにエントリーを代行してもらっていました(寝坊かな?)。
地元大会ですから、今度は1番にエントリーをお願いします!
優勝は、昨日に引き続き山中恵理さんとバドのチーム。
1投目6P、そしてその後は4Pを3本、合計18Pに年齢ポイント1P加算の19P。
1つ気になるのが、旦那様の正樹さん。次の明石海峡公園大会にはエントリーいただいて
ますが、恵理さんが参加するときは家でお留守番などせず、一緒にご参加お願いします!
2日連続優勝おめでとうございます。
次は正樹さんとバドで〈ベテランズ〉クラスにご参加をお願いします!
15日
事前エントリー1チーム、当日エントリー5チーム、合計6チーム。
最終日、多くの皆さんが帰られてエントリー数が少ないかなぁ~とか思っていましたが、
逆でした。皆、残りすぎぃ!
全体数でいうと、事前エントリー33チームに対し、当日エントリー37チームですよ!
まず当日エントリーが30チームを超えるということ自体珍しく、
なおかつ事前エントリー数を当日エントリー数が上回ってますからね!
2日目がかなり盛り上がりましたからね。
そのまま残ってまだまだ楽しみたい方(結果が残念だった方も…)が多かったということでしょう。
おかげで〈ベテランズ〉クラスも一気にエントリー数が増えました。
入賞チーム3位は、宇佐見万里江さんとAthenaのチーム。
久しぶりのご参加ということでしたが、見事なスローテクニックをお持ちでした。
〈S2〉クラスでも大活躍となります!
2位は木田高弘さんとロゼのチーム。
2日目も高弘さんとロゼでご参加いただいていましたが、残念ながら入賞できずとなっていました。
最終日は見事2位となりました。ロゼは3日間連続の参加でしたね。お疲れさまでした!
1位は亀本まりこさんとみなみのチーム。
「みなみも11歳になりました。まだまだいけるで~!」とコメントいただいていました。
まりこさんは〈レディース〉クラスでも大活躍でしたね!
ちなみに〈ベテランズ〉クラスとは関係ないですが、
今シーズン、最初に10Pを出したのは、亀本まりこです。
女性のなかで数少ないロングスローワーですが、
みなみとのゲームではやさしさいっぱいのスローとなっていました。
〈キッズ〉クラス
14日
事前エントリー1チーム。
参加チームは服部紀子さんのいとこの前川航輝くんとレイン。
夏の間、〈レディース〉クラスで大活躍中の八幡琳珠ちゃんに
ディスクの投げ方を教わったとのことで大会デビューとなりました。
コメントには「どこに飛ぶかわからないので、ヘルメットの準備をお願いします(笑)」
とありましたが、いやいやお見事なスローが出ていましたよ!
1Rでは2投キャッチ成功。2Rでは4投もキャッチを成功させていました!
子供は何をやっても吸収力が違いますから、このままディスクを続ければ
大活躍する日も近いのでは!? 今後に期待します! 航輝くん優勝おめでとう!
15日
当日エントリー1チーム。
当日エントリーでご参加いただきましたのが、佐伯香奈ちゃんとコジローのチーム。
前日の航輝くんに負けず劣らずのスローを披露していました!
1Rでは5投キャッチ成功。2Rは2投のキャッチに成功!
何度か投げたディスクがスタートラインより後ろに飛んでしまうことがありましたが、
それはそれで非常にかわいらしい場面となっていました。
今度もぜひぜひ、ご参加いただきたいと思います! 優勝おめでとう!
〈プレジャー〉クラス
13日
事前エントリー3チーム、当日エントリー3チーム、合計6チーム。
中部の方にとっては待ちに待った木曽三川公園での大会となったのではないでしょうか?
しかも3日間開催ですので盛り上がらないわけがない!といった感じでしたね!
中部での大会は東西のチームも集まりますから、いろいろな刺激がありますね。
そんな東西のチームが集まった〈プレジャー〉クラス、1日目の入賞チームです。
3位は2チーム。まずは山本直樹&ジュビアのチーム。このジュビアですが、
秋田一英さんのCHAR、服部紀子さんのレイン、浮田徳久さんの茶々丸と兄弟だそうです。
今回がデビュー戦となりました山本直樹さん。苦戦しながらも3位Tで入賞となりました。
同じく3位Tに伊藤マチ子&POTY。「楽しく頑張ろうね」とコメントいただいていました。
地元愛知からのエントリー。10月の頭にも木曽三川大会がありますから、
ぜひともご参加お待ちしております!
2位となりましたのが、浮田たかよ&茶々丸。もうおなじみといいますか、
〈プレジャー〉クラスにはなくてはならない存在ですよね!
徳久さんとは〈S2〉クラスでも大活躍!
茶々丸もいずれは〈スーパー〉クラスに出るのでしょうか? 楽しみです!
優勝となりましたのが、服部紀子&ドゥース。
「ディスクの楽しさを教えてくれたドゥース。本当にありがとう!」
とコメントをいただいていました。
ドゥースがいなければ、NDAに紀子さんはいなかったかもしれませんね。
優勝おめでとうございました!
14日
事前エントリー2チーム、当日エントリー4チーム、合計6チーム。
2日目は全体的に非常に多くのエントリーとなりました。
全体エントリーが133エントリーですよ! レギュラー大会でこれだけのエントリーは
本当に久しぶりではないでしょうか? コート周りには皆さんのタープがズラリと1周!
〈プレジャー〉クラスも2エントリーから6エントリーまで増えました。
2分の1の確率で入賞と、ある意味、ドキドキになってしまったでしょうか?
それではまずは3位から。
3位は伊東数子&氷河。伊東家もまたまた活躍するワンコが増えましたね。
〈スーパー〉クラスでは先シーズンに引き続きパフェ子、吹雪。
さらに今シーズンの大注目がシャドウ。1歳ながら今回も見事なキャッチ力を披露。
伊東由樹さんとの息もぴったり。まさにそんな感じでした。
氷河も負けてられないとばかりの入賞!
これから大忙しになりそうですね。3位おめでとうございます。
2位がいなくて1位が2チーム。まずは伊藤啓二&紅牙。
紅牙は多分、石川家のワンコでしょうかね!? 〈S2〉クラスで培ったスローで
見事なゲームをしていました。今シーズンは〈レディース〉クラスに娘さんの麻優菜ちゃん、
〈S2〉クラスでは楓優香ちゃんが参加していますから、お父さんはまったり参加、
そんな感じでしょうか。1位T、おめでとうございます。
同じく1位Tが三輪香織&杏里。1Rでは6投中2投成功と若干キャッチ力に欠けましたが、
2Rの巻き返しで見事GT22Pで1位Tとなりました。地元愛知県からのエントリーです。
来月も木曽三川での大会がありますので、ぜひともまたご参加いただきたいと思います!
15日
事前エントリー2チーム、当日エントリー1チーム、キャンセル1チーム、合計2チーム。
今シーズンから会員になっていただきました片桐圭一さんとガッちゃんのチーム。
前日に引き続き、伊藤啓二さんと、2日目に肉離れ?を起こし参加不能となった
西村謙治さんのワンコ小麦のチーム。
2位は伊藤啓二さんと小麦。小麦が「遊びたらんが主人がなぁ…」とぼやいていたかいないかは
わかりませんが、伊藤啓二さんとのチームで急遽参加! GT12Pで2位をゲット!
優勝は、冒頭でも言いましたが、今シーズンから本格参加?の片桐圭一さんとガッちゃん。
ちなみに「ガッ」までがカタカタなので、間違いないように!
昨シーズンは非会員さんでしたが、NDAの大会にはご参加していただいていました。
これから会場を沸かせるようなチームになるか!? 乞うご期待!
優勝おめでとうございました。
〈チャレンジゲーム〉
13日
事前エントリー1チーム、当日エントリー4チーム、合計5チーム。
事前の段階では青野浩紀さんとBeenieだけのエントリーでしたが、
当日エントリーで4チームもエントリーをいただきました。
優勝は青野浩紀さんとBeenie。GT43Pと他チームを圧倒してのゲームでした。
青野さん、そろそろ〈プレジャー〉クラスにいかがですか!?
2位は鈴木貴博さんとシーザーのチーム。
鈴木さんはもう今が1番楽しい時期なのではないでしょうか?
〈スーパー〉クラスでは相棒のカイザーとのゲーム、
そして若手ワンコの育成と楽しみなことが盛りだくさんですね!
3位は西村謙治さんとぱんこのチーム。小麦に引き続きぱんこですよ。
多分その次のワンコはカタクリになると予想! いや絶対です。
若いワンコを迎え、あとは〈スーパー〉クラスで結果を残すだけですね。
今シーズンは西村謙治さんに注目です。
14日
事前エントリー2チーム、当日エントリー4チーム、合計6チーム。
比較的風も弱く、太陽も雲に隠れ、過ごしやすい1日となりました。
それでもまだ9月ですから、暑い日が続きますね。
まだしばらくは体調管理に気をつけてゲームを楽しんでいきましょう!
優勝は鈴木隆文さんとLaLaのチーム。
初お披露目だったでしょうか?いきなりの優勝! なんとLaLaまだ4ヵ月ですよ!
鈴木隆文さんと言えば、リリーとおそろいの色のバンダナとT-シャツですが、
LaLaとも何かおそろいのモノでコーディネートしてくるのでしょうか?
2位が鈴木朋子さんとライガーのチーム。前日の貴博さんに引き続いての参加となりました。
朋子さんは昨シーズン同様に〈レディース〉クラスでの参加となっています。
今シーズンは貴博&朋子に注目が集まりそうですね!
3位には西村謙治さんとぱんこのチーム。1Rでは14Pを挙げてフィニッシュ。
しかし、2Rは例の肉離れ?によってキャンセル。それでも1Rで挙げたポイントで3位となりました。
西村さんが足を引きずっていたときはビックリしました。
大塚夫妻に見ていただきましたが、何とか大丈夫な様子でした。
ご無理すると長引いてしまいますので、早く快復して再びコートに戻ってきてくださいね。
15日
当日エントリー1チーム。
最終日は仲本和弘さんとおちよのチーム。久しぶりに登場はおちよ。そしてNDAのアイドル仲本さん。
1・2Rともに非常にいい動きを見せていました。ぶっちぎりの優勝です!(1チームですから当然ですが…)
仲本さんが参加すると自然と会場が明るくなる…気がします。〈チャレンジゲーム〉とは関係ないですが、
〈スーパー〉クラスでのタイム間に合わずのラスト1投10Pはジャッジをしながら笑いました!
ありがとうございました!
〈S2〉クラス
13日
事前エントリー9チーム、当日エントリー5チーム、キャンセル1チーム、合計13チーム。
東西と中部のチームが相まみえることになりました。
1日目の優勝チームは地元か、それとも東か西か…。
3位は服部未沙&Kate。地元愛知県からエントリーのチームが見事入賞。
昨シーズンに引き続き、再びこの〈S2〉クラスでのチャレンジ。
今シーズンはどんなゲームを見せてくれるのでしょうか? 注目していきましよう!
2位となったのが、高倉知也&チョッピー。前回のトピックスでも書きましたが、
早くも決勝R常連となりつつありますね。圧倒的なキャッチセンスを披露したチョッピー。
まだまだ満足いっていないはず。2位おめでとうございます。
優勝は大井隆生&ハン。こちらのチームも注目のチームとして前回取り上げましたが、
いやぁ~やっぱり強いですね。安定感が違います。安心して見ていられるというか、
〈S2〉クラスでも爆発力のあるチームはいっぱいいますが、
なかなか1R、2Rともに安定しないチームが多いなか、コンスタントに5-6Pエリアで
キャッチを決められるのはかなりの強みではないでしょうか。
優勝おめでとうございました!
14日
事前エントリー6チーム、当日エントリー9チーム、合計15チーム。
2日目は初日の優勝チーム、大井隆生&ハンが不在。
しかし、入賞チームである地元愛知、服部未沙&Kateと、東からは高倉知也&チョッピーが
しっかりとエントリー。初日、最も悔しい思いをしたであろう、
前日に決勝R進出ながら自身のゲームができずに5位に収まった保科剛士&LAVI。
2日目は果たして…。
まずは3位から。浮田徳久&いちご。〈スーパー〉クラスで培った安定感あるスローを武器に、
5-6Pエリアで連続キャッチさせることができるのはさすがではないでしょうか。
基本的に4投勝負なので、投数をもう1投増やすことができれば、
さらに強固なチームになってくるでしょう。
続いて2位は保科剛士&LAVI。2R合計50Pとトップの成績で決勝Rまでは順調でしたが、
決勝Rではまたまた緊張からか思ったゲームが展開できずに、優勝を逃します。
「こんなんじゃ帰れませんよ!」
と3日目、居残りで当日エントリーする保科剛士さんがいました。
優勝は、ウッチーこと内田弘和&ナナ。
このチームも前回注目チームで取り上げていましたが、早速優勝するとは…。
しかも参加したチームを見てみるとどのチームも〈S2〉クラスでは名のあるチーム。
決勝Rではラスト1投に10Pを決めるファインプレーを見せるなど、
盛り上げ方もわかってらっしゃる!
チャラ男のイメージが先行していましたが、やはり実力も折り紙つきでした!
今シーズン、台風の目となるか! 娘さんの誕生日ということもあって
かっこいいところを見せることができたのではないでしょうか。
優勝おめでとうございます!
15日
事前エントリー2チーム、当日エントリー9チーム、合計11チーム。
事前エントリー2チームに対して、当日エントリーで9チーム増加。
ここにきて初日の優勝チーム、大井隆生&ハンが再び参戦。
さらに昨シーズン〈S2〉クラスでブイブイ言わせていた岡本憲明&RONRONもエントリー。
激戦必至!?
それでは3位から。3位は中村恵理&Ram Fernie Alpine。
今シーズンは〈レディース〉クラスから〈S2〉クラスにクラスチェンジしてのゲームとなりました。
Ramが9歳ということもあり、今シーズンはまったり〈S2〉クラスに参加するとのことですが、
〈レディース〉クラスで荒波にもまれてきたチームがまったり参戦ながら決勝Rへ進出。
〈S2〉クラスににあってはかなりの強豪チームなのは間違いないでしょう。
2位は大井隆生&ハン。優勝は逃したものの再び入賞の2位をゲット!
わずか2Pの差で優勝を逃しましたが、見ていて熱くなるゲームでした。
優勝は宇佐見万里江&輪舞曲。名前は何度か聞いたことはありましたが、
正直言いますとしっかりゲームを見たのは初めてでした。
一言でいうとスピード! 何をするにも早い!
受け渡し、そこからのスローも早く、さらに輪舞曲の脚。
本格的に参加してくると、〈S2〉クラスがますます修羅場になるなと一人で妄想していました。
いやそれぐらい印象に残るチームでした。優勝おめでとうございました。
岩崎泰大