静岡・裾野大会お疲れさまでした!
初の開催となった裾野会場は大好評でした。
きれいな芝生に、コート脇に車も止められて、いいことづくし!
関東からも中部からもアクセスも良し、です!
今回ご参加できなかった方は、次回ぜひ参加してみてください!
きっとお気に入りの会場になるはず!
ではトピックスです。
〈S2〉クラス
■1日目
事前エントリー9チーム、当日エントリーが3チームの合計12チームとなりました。
1R、注目チームは2チーム。保科美紀&LAVI、そして高倉知也&音羽。
保科美紀&LAVIは初の〈S2〉クラス参加ということで注目が集まるなか、
6投中6投成功の24Pと非常に安定感のあるスタートを切ります。
一方、高倉知也&音羽は〈スーパー〉クラスで培ったその豪快なスローで
ロングエリアも決め、トータル26Pでフィニッシュ。
あいかわらず受け渡しには苦戦しているようですが、ここが完璧になると
手の付けられないチームになってくるのではないでしょうか?
2R、やはり強いのは鳥海達也&ぽんず。5投中5投成功で21P。1Rと合計すると
44Pで予選R1位通過を果たします。
決勝R、上位5チームが出揃うなか、まずは予選通過5位の高橋芳則&Sizukuの登場。
トップの鳥海達也&ぽんずとの差が14Pとやや離れている状況です。
決勝R前のインターバル時、「トップとの差は?」と聞かれ、「14Pです」と答えると、
「無理、無理(笑)」と答えていましたが、何かしてくれるのではないかと期待しておりました。
ゲームがはじまり、手元からディスクが離れると、ぐんぐん加速していきロングエリアへ!
1投目はディスクダウンとなりましたが、2投目から8Pを立て続けに決め、
GT54Pまでポイントを伸ばしてきます。
周りから自然と拍手が上がる、そんなゲームを見せてくれる高橋芳則&Sizuku。
これからますます注目が集まりそうです。
そして、初会場となる裾野大会。優勝を収めたのは・・・・保科美紀&LAVI。
初会場、そして〈S2〉初出場にして初優勝! なんとも「初」が多い〈S2〉クラスでした。
保科美紀&LAVIにはウイニングランをしていただきました。
優勝おめでとうございます!
■2日目
事前エントリー6チーム、当日エントリー3チームとなりました。
1R、昨日は好調だった高倉知也&音羽がまさかの0Pでフィニッシュ。
チャンスとばかりに、昨日は5位入賞を逃した鈴木隆文&リリーが24Pと
なかなかのスタートダッシュを見せます。
〈S2〉クラス強豪チームの1つ、鈴木貴博&カイザーは今大会、どうも不調のご様子。
高梨雄次&ショー、1Rでは12Pで上位の成績でしたが、2Rではトータル4Pと失速し、ここで幕を閉じることになります。
逆に佐々木武&フェアリーは1Rで目立った動きがありませんでしたが、
2Rは意地で11Pを挙げ、予選通過5位で決勝Rへ進出します。
決勝R、注目チームは田中広詩&Beat。予選通過4位でスタートした決勝Rですが、
5投中4投成功を収め、19Pでフィニッシュ。結果、2位まで順位を上げて終了。
入賞おめでとうございました。
大会終了後、「久しぶりの優勝でした」とお話しましたのは、鈴木隆文&リリー。
GT52Pで〈S2〉クラス優勝となりました。おめでとうございます。
〈プレジャー〉クラス
〈プレジャー〉クラスの2日目をピックアップ。全6エントリーでスタートです。
昨日と違い、強めの風がコート内に吹き込んでいました。
なかなかポイントが伸びないなか、「近くで大会開催だったので遊びにきました」と
ご参加くださった井出佳那さんとBARONのチームが、ミドルエリアまで投げ込む
華麗なスローで1R、トータル10Pを挙げます。
MCであ~だこ~だ話している私ですが、正直スローはかなりの下手くそ
(5-6Pエリアに届いたら奇跡)。なので、あの風のなか、
ミドルエリアまで投げることができるとは!?とびっくりしていました。
自分も大塚さんのクリニックを受けなくては(笑)。
「何回投げられたか記録を見せてください」とオフィシャルテントまでいらしたのは、
石上登志江さんとRIM。目標は5回投げることとおっしゃっていましたが、
1R目、見事に5回投げ込んでおりました! しかも1回はキャッチも成功!!
次はキャッチ数を上げられると最高ですね!
そして、唯一の小型犬だったのがごんぞー。プレーヤーは武藤和彦さん。
強めの風でなかなかキャッチを決めることができないW・コーギーのごんぞー。
でも、2Rではなんとか1キャッチを決めることができました。
これからどんなゲームを見せてくれるんでしょうか? 非常に楽しみです。
〈ベテランズ〉クラス
エントリーは全部で6チーム。最近たくさんのご参加をいただいております。
ケガのないように、とにかく楽しんでプレーしてください!
今回、一番の年長だったのが、事前エントリーをいただいていた望月昭吾さんとINDY。
INDYは15歳。そして、「INDYが出るなら俺も出るぜ!」と言ってのご参加は
土田哲さんとANNAのチーム。ANNAもINDYと同じ15歳。
結果、ゲームが終わってみると、なんと1位Tが3チーム。
望月昭吾&INDY、土田哲&ANNA、さらに太田博彦&バジル!
強風のためか、やはりキャッチをさせることが難しく、
望月昭吾&INDY、そして土田哲&ANNAともに0キャッチ。
年齢ポイントが1・2R合計で14Pありましたので、タイという結果になりました。
次に、〈ベテランズ〉クラスの代表といっても過言ではない太田博彦&バジル。
バジルは14歳ですので、先の両チームより1歳年下になるわけですが、
1Rにキャッチを2回決めており、年齢ポイントを加算すると同じく14P!
こうして3チームとも仲良く1位Tのゴールイン!
〈ベテランズ〉クラスご参加のチームの皆様、お疲れさまでした。
入賞されたチームの方々、おめでとうございました!
岩崎泰大
〈レディース〉クラス
東エリア中心に3連勝だった高倉芽生が、土曜日も圧倒的な強さを見せて4連勝!
そして、日曜日はもちろん5連勝目を狙う高倉芽生&花音の前に立ちはだかる
最大のライバル、志茂野千香子。
昨シーズン年間チャンピオン争いを繰り広げていた両チームは、
お互いに意識しているのではないでしょうか。
予想どおり1Rから両者とも高パフォーマンスでこの日の〈レディース〉クラスを牽引。
ほかのチームもなんとか食らいつこうと奮闘するものの、この日の2人は別格。
先手だった志茂野&りんが高ポイントをたたき出し、高倉芽生&花音に強烈なプレッシャー。
その後、果敢に攻めた高倉芽生は、1投のミスが響き志茂野千香子に3P届かず…。
5連勝を逃してしまい、志茂野千香子&りんに軍配が上がったのでした。
〈ドギーズ〉クラス
この日、珍しいチームが参戦して会場を盛り上げてくれました。
土田咲子&栗の介! 栗の介といえば、土田雅志とのペアで有名な強豪チーム。
ところが、この日は奥様の咲子さんが一人で会場に姿を現して〈ドギーズ〉デビュー!
栗の介のスピード、キャッチセンスを生かしたゲームは、なんと2Pエリアの8投回し!
小さなポイントは数を重ねて大きなポイントになり、
まさかのデビュー戦で決勝Rに進出を決めるというプレーぶり。
結果も入賞まであと少しの第4位と、素晴らしい活躍を見せました。
そんな盛り上がった決勝Rを見事に制したのが川部明美&礼。
強豪の畔出裕隆&Tenpoint、今シーズン活躍が目立つ上田眞実&レガロ、
ベテランの芹澤正彦&クリームを抑えての優勝。
意外にも今回が初優勝だった川部明美のウィニングランは、
ほかのチームも自分のことのように喜んでいた様子。
おめでとうございます。
そして、このまま黙っていられないのが地元の芹澤正彦&ホイップ。
〈ドギーズ〉クラスを牽引し続けるチームは、ここ一番の強さを見せて、
2日目の〈ドギーズ〉クラスを見事優勝で飾り、初開催の地元大会に花を添えました。
芹澤家の若手スイート、カスタードも元気に成長を見せています。
今後の芹澤正彦からもまだまだ目が離せません。
おめでとうございました!
〈スーパー〉クラス
俺強
大石哲也&Mavis
1日目の優勝を手にしたのは「俺より強い奴に会いにきた」でおなじみの
“俺強”大石哲也&Mavis。
ミドルエリアからロングエリアまで使いこなす戦術を持つテクニシャン。
大石の1日目はミドルエリアにしぼったゲームでした。
前回の浜名湖大会でロングエリアのゲームが不甲斐なかったとコメントを残した大石は、
この日は自分たちのできることをしっかりとしながら勝負勘を取り戻そうとしていた様子。
結果、1日目を見事優勝で飾り、2日目はロングのゲームもからめて、
決勝Rでは大石らしい爆発も見せて予選4位から2位まで順位をアップ。
2日目は1Rで崩れてそこから復活を見せるゲームを展開。
「戦略名“不死鳥フェニックス”を見せたかった」と大石らしいコメントも(笑)。
自分たちのコンディションをしっかりと把握し、それに応じて戦術を変えるスタイルは
そう簡単にできることではないでしょう。
それが大石の強さの秘密かもしれません。
JAPANCUP2K13王者
望月昭吾&F.Sirius
1日目は大石哲也&Mavisとの戦いに破れて、2位という悔しい結果に。
そんな望月昭吾&&F.Siriusの2日目の決勝Rは見事なゲーム。
この日もやはりライバルとなったのが大石哲也&Mavis。決勝Rで38Pをたたき出し、
おのずと望月昭吾に大きなポイントが必要な状況を作ってコートを去ることに。
優勝に必要なポイントは35P。
いくら〈スーパー〉クラスのトッププレーヤーでも簡単ではないポイント。
しかし、こういった状況で強さを発揮するのが望月昭吾の魅力。
大石哲也と同じ38Pをたたき出し、王者の威厳を示して優勝を手に!
ここぞというときの望月昭吾の集中力は圧巻!!
東のルーキー候補
中山政男&龍
今季、東エリアで注目になっているチーム。その実力は西エリアにも轟くほど。
ミドルエリアを中心とした安定感のあるゲームは、
ほかのチームにとっても確実に脅威となっているはず。
この日もあくまでも自分たちのスタイルを貫いて3位入賞。
ロングの爆発力を武器にするチームもいれば、
安定感のあるゲームで確実にポイントを挙げるチームも。
今週、広島・仙養ヶ原大会を制した小林壮&空も
ミドルエリアを得意とするプレーヤー。
今シーズン至るところで繰り広げられている「安定 vs 爆発」の戦いは、
今のところ「安定」が一歩リード!?
小山内一之&アッシュ
2日目のスーパークラス3Tに輝いた。
決勝Rでは目の前で大石哲也、望月昭吾が38Pをたたき出した後に登場した
小山内は思うようなゲームができず悔しい思いをした。
その後のEXラウンドではなんとか自分たちのゲームを成し遂げて3Tに入賞。
ゲーム後、今までに経験したことがない状況に焦りも出てしまい、思うようなゲームが
できなかったとコメントを残した。
しかし今回の経験でレベルアップを図ってくるのではないだろうか。
周りの仲間も小山内一之&アッシュに期待を抱いているようだ。
金納洋&ベラ
今シーズン、6投回しをしてくるチームが多いなか、こちらもそんなチームの1つ。
目標ゲームである6P×6投の成功こそはなかったものの、
スピード感あるゲームは確実に完成に近づいているはず。
若手のベラもまだまだ進化を見せているだけあって、今後も怖い存在になりそう。
EXラウンドでは小山内一之&アッシュと並んで3位Tをゲット。
祭漢
小向智宏&SOL
ようやくこのチームもエンジンがかかり出した大会になったのではないでしょうか。
今シーズン、得意とするロングエリアのゲームがなかなかうまくいかず、
苛立ちもあったチームは2日目の1Rで久々に爆発し、38Pを記録!
その後、決勝R、EXラウンドは残念ながら不発となったとはいえ、
会場を沸かすパフォーマンスができた小向智宏にとっては、
久々に手応えも感じた試合だったのではないでしょうか。
そして、今回もクリニックを開催しました。
講師はコミッショナー大塚、そして地元の土田哲さんも今回は特別に講師をしてくれました。
皆様レベルアップにつながった様子で、クリニック後もコートで日暮れまで練習していました。
谷端勇志