クリスマスカップ寒川大会にご参会いただいた皆様、お疲れさまでした。
2013を締めくくるラストバトル。大盛況の3日間でした。
あっという間の1年、あっというまの2013-2014の1stステージでしたね。
前半戦を振り返ると、9月の開幕から暑い日が続き、11月中盤~12月に入ってから急に寒くなり、
夏→冬へと気候が急速に変わった感がありました。季節の変わり目が急だったので、
体調を崩された方も多かったのではないですか?
そんななかでも、今年は特に若い平成生まれプレーヤーが大暴れした〈レディース〉クラス。
〈ドギーズ〉クラスでは愛知の重鎮の活躍とトイプーの激進! 〈S2〉クラスでは、年齢を重ねたかつての
〈スーパー〉クラスで活躍したワンコたちがクラスを落として奮闘するなか、新しい若いワンコたちとのぶつかり合い。
〈スーパー〉クラスではミドルの6投回し vs ロングの勝負など、魅力あるプレーが多い1stステージだったと思います。
たくさんの方々との素敵な出会いがある一方、名物犬との悲しい別れなどもありましたが、
全体的に見て本当に実りある1年だったと思います。
互いが互いを意識し、より高みを目指すなかで生まれるスポーツマンシップを発揮した取り組みの数々。
それらはよりよいマナーを生み出し、パートナーのみならずほかの方のことを思いやる心を自然と育み、
そうした皆さんの振る舞いによって犬の出入りができない公園もディスクドッグをする許可がもらえ、
もっともっと有意義かつ大きな大会ができることにつながるのだと思います。
さて、トピックスです。今回はサバイバル系をまず書かせていただきます。
〈スーパー〉クラスサバイバル(エントリー:61)
やはりD/A最高峰の決勝Rで優勝するためには、そんじょそこらのポイントでは勝てません。
1位 深谷浩之&TIGA(37P)
久々の登場でしっかりと結果を残す。愛犬のマッサージ疲れが右肩にたまり、
1Rは不調なようすでしたが、久々の登場でしっかりと決勝で結果を残すあたりさすがでした!
おめでとうございます。チョロは、、、、、まあ、勝てば官軍です!
2位 助定潤司&RAI(36P)
今回のサバでは、ボーダー vs ウィペットの団体戦か!?と、最近のウィペットの多さと速さが目にとまります。
1Pの重さでしたね。悔しかったと思います。青天井のサバイバルならではの悔しさ、そして恐ろしさです。
3位 服部功&NEO坊主(29P)
ここは4投勝負! そうなってくると勝ちきるためにはロングが必然になります。
次回は地元岡崎での2014年投げ始め。きっとまた決勝ラウンドで熱いプレーを魅せてくるはず! 楽しみです。
4位 谷端賢二&WICKED(27P)
このところ、西を引っ張る大役を体現すべく、ロングに果敢に攻めを見せてますね。深谷、
助定を意識しすぎて安定感を欠いてしまったのが残念です。
5位 太田博彦&ジェラート(26P)
太田さんを見るとロッキーを思い出します、、、、。ん!? 関係ない話でしたね。
このチームの基本線はロングでの組み立て。やはりそうなってくるとリスクが出てきます。
新しいコを迎え入れ、にぎやかな太田家。香織さんの内助の功が勝利へのエッセンス!?
6位 水上雄大&八朔(14P)
今回のサバ決勝では不発に終わるも、〈スーパー〉などではカッコいい水上。3投目に10Pを狙う作戦が見どころ。
7位 望月昭吾&F.Seed(0P)
今回は気合いが空回り。まさにバトルスタンスの絶不調。年末、練習に明け暮れ、
きっと岡崎ではこの借りを倍返ししてくるはず!
今回のサバイバル最高だったのは八幡誠さんのウサ耳ですね。
鉄板ネタのラウンド、、、、ご馳走様でした。
沢山失礼な事言いましたけど。最高でした。
〈S2〉クラスサバイバル(エントリー:22)
1位 木野島佑亮&蓮花(28P)
兵庫からの遠征チームが大活躍! 今シーズン、西エリアの〈S2〉を騒がせている蓮花の足もスローも、
そして何よりブロッコリーネタもはずさない、すべり知らずの男…のはず。
2位 鳥海達也&りんご(27P)
鳥海コーヒの店主。寒いときに自家製焙煎の香ばしいコーヒーは至福のひととき。りんごは今シーズン、
年齢のことを考慮して〈S2〉クラスでの参戦。
3位 鳥海達也&ぽんず(18P)
かわいらしいポンポンはただかわいいだけじゃない!
やはり鳥海のスローがぽんずのやる気をふるい立たせているのでしょう
(一説によると、ママとのご飯タイムが至福の時らしい。
元気よく食べてるぽんずについつい食事をいっぱい出してしまいそうに、、、、)。
4位 鈴木隆文&リリー(10P)
〈S2〉年間ランキングは間もなくトップ10に入る位置にいる強豪。
リリーにキャッチしやすいスローは安定感たっぷり。
リリーのバンダナと自身のTシャツのカラーを合わせ、ふたりの絆の深さを感じます。
5位 岡本憲明&RONRON(4P)
娘・彩に負けないように、今シーズンは岡本憲明がRONRONとともにJC狙い。
〈S2〉クラスを勝ち抜き、JCの地では〈スーパー〉クラスで娘と対峙できるのか!? 頑張れパパさん!
〈レディース〉クラスサバイバル(エントリー:40)
1位 高倉芽生&花音(28P)
やはりここまでの年間ランキングは嘘偽りなしの強さ。
1投目から迷いなく投げて来る1stステージ〈レディース〉No.1プレーヤーです。
2位 八幡琳珠&GLAMOUR(24P)
わずか10歳の神童。低い投げ出しが風の影響を抑えるのか?
子供ならではの純真さがディスクの邪気を払うのか!? 今年の平成代表!
3位 服部みゆき&HandosomeLad(23P)
まだまだおこちゃまなLadを従えて決勝進出。平成生まれにはまだまだ負けられないとお姉様パワーで奮闘!
4位 井上美紀&クム(17P)
このところ絶好調の井上! クムとは20位前後のランキングだったのを今回で少し持ち上げたはず。
次の岡崎では昭和のコブシを効かせ、坂本冬実の『夜桜お七』を口ずさみながら平成にリベンジを果たします。
たぶん、、、、 。
5位 八幡瑛茉&マイクロ(16P)
八幡家姉は、女性初の“クアドラプル”プレーヤーという恐るべき破壊力の持ち主。
でも、あの華奢な体から繰り出されるスローでエリア45へとディスクを運ぶのは、
やはり女性ならではのしなやかさと度胸のたまものだと感じてます。きっと負けん気も強いでしょう!
今後のランキング争いが楽しみです。岡崎では勝利でAKBなのか!
それともおにゃんこか!?
〈ドギーズ〉クラスサバイバル(エントリー:37)
1位 井上美紀&アンナ(18P)
10歳のアンナとの勝利、おめでとうございました。2007年でアンナは日本一に輝いてますが、
いまだに衰えていない走りが炸裂! 今後の動向が気になります。
2位 中村真二&ミモザ(16P)
ビッグタイトルに強い中村真二。1.8倍のビッグポイントをしっかりゲット。きっと次の岡崎も狙ってます。
3位 青野浩紀&パンナ(10P)
広島からの遠征チーム。「広島の大会では人数が少ないから入賞してるんとちゃうわ!」
とばかりにしっかり威厳を見せ、大量ポイントを手に帰路へ。
遠征お疲れ様でした。東西のゴリの決勝共演は次回以降へ持越し! この戦いも楽しみです。
4位 村松久弘&ピノ(6P)
今シーズンの注目の的はこのトイプー! 年間チャンプも狙える位置で1stステージを折り返しました。
ロングも狙えるトイプー、この調子で駆け抜けてもらいたいです。
5位岩瀬久美子&雅(3P)
虎視眈々と上位を狙う、最近さらにメキメキ上達してきたプレーヤー。
安定感たっぷりなミドルレンジに加え、2ndステージは6Pを織り交ぜてさらにランクアップを図る予定。
6位 山本憲斉&我闘(0P)
ハイリスクハイリターンでの勝負が得意。当たれば一気に大量得点ゲットなるかたちですが、今回は不発に。
1投決まってくるとさらにヒートアップして会場を湧かせてくれるのですが…。
年明け岡崎で大輪を咲かせるのを期待します。
2013年、たくさんの笑顔をありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
長南 幸宏
〈レディース〉クラス
各地の〈レディース〉クラスの猛者たち合計42チームが集まり、1Rから熱い戦いが繰り広げられました。
わずか5枠の決勝R、そしてビッグタイトルクリスマスカップ優勝を目指し、どのチームも素晴らしいゲームを展開。ビッグタイトルを手にするチャンスをつかんで決勝Rに進出を決めたのは、5位Tを含めた7チーム。
そのメンツは、2012-2013〈レディース〉クラス年間チャンピオン高倉芽生&花音。2006-2007、2007-2008と2年連続年間チャンピオンに輝き、今でもトップクラスを走る大ベテラン、しものちかこ&りん。JC2010〈レディース〉クラス女王、鈴木佳子&ミニー。JC2K12〈レディース〉クラス女王、古野智子&Mike。古野はMikeだけでなく、5位TでS.Vettelも決勝進出を決める強豪ぶり。ハロウィンカップ2K13〈レディース〉Winnerの多田マナ&シャノンの姿も。
そんな強豪たちを抑えて優勝をしたのが、八幡瑛茉&マイクロ。昨シーズンはDIESELと〈レディース〉クラスに参戦していたが、見事な活躍ぶりで〈スーパー〉クラスへとステップアップ。今シーズンはマイクロと〈レディース〉に参戦し、早速ビッグタイトルを獲得したというのはさすがのひと言。
そのゲームはこのチームならではの内容。八幡瑛茉は50Pで5位通過。1位通過は古野智子&Mikeの60P。この時点で10Pと大きなアドバンテージがあり、しかも1位通過の古野は1R、2Rともに6P×5本=30Pと絶好調。きっと決勝Rも高ポイントをたたき出してくるに違いないという状況。そうしたシチュエーションのなかでスタートした八幡瑛茉&マイクロの決勝Rは、1投目から持ち味のロングを決めて会場をわかし、38Pをたたき出すというパフォーマンス。
その後、どのチームも健闘を見せるが、八幡瑛茉&マイクロにはあと一歩のところで届かず、気づいてみれば優勝に王手をかけている状態で、1位通過の古野智子&Mikeのラウンドへ。
古野が挙げなくてはならないポイントは28P。この日の好調ぶりからして、古野の勝利を予想していたほかのチームも多かったのではないでしょうか。しかし1投目、この日初のミスというまさかのスタート。これによって古野もロングエリアに投げ込むゲームに切り替えてきたものの、その差わずか2Pで八幡瑛茉&マイクロに届かず優勝を逃す結果に。
この瞬間、八幡瑛茉&マイクロがクリスマスカップ2K13〈レディース〉クラスWinnerの称号を見事に手中に収めました。それだけではおさまらず、八幡瑛茉&マイクロは最終日も見事3位に入賞する活躍を見せます。
その最終日の〈レディース〉クラスを制したのは高倉芽生&花音。クリスマスカップの称号こそ逃したとはいえ、最終日に見せた決勝Rは見事なゲーム。今シーズン、テクニックを磨いているロングスローで32Pをたたき出し、合計90Pで見事優勝。黒ラベルまでもゲットする活躍でした。
今大会の結果で、年間ランキング争いがよりいっそう熱くなるのではないでしょうか。
〈スーパー〉クラス
〈スーパー〉クラスは1stステージ最高のエントリー数、94チームでの戦いとなりました。
94チーム中、決勝進出できるのはわずか7チーム。強豪ぞろいのなかこの7枠をつかみとるのは並大抵のことではありません。1つのミスが大きく響くのはもちろん、1R平均30Pを挙げないといけないというレベル。それほどまで厳しい戦いの予選ラウンドを勝ち上がったチームは、今年話題になっているチームばかり。
予選通過6位T、最終順位7位
中井まりお&DUKE
この日朝からオフィシャルでボーダー予想は58Pで、「俺はロングなんか投げずに1R・2Rとも6×5P=30Pの合計60Pで決勝に上がる!」と宣言をした男は、しっかりと事有言実行で決勝進出。その後、決勝Rでは1投目のミスから動揺してしまい、うまくポイントにつながらず順位を1つ落として終了。JCでも決勝Rに進出を決め、入賞まで果たす実績を持っている強豪チームだが、まだ大きなタイトルは未獲得のまま。さらなる覚醒が必要か!? 今後の動向に注目です。
予選通過5位、最終順位6位
浪花の闘犬 高坂健太&ウェイド
若手ながら先シーズン、見事JCノミネートをつかみ取り、今シーズンは初優勝、ブラックディスクまでも獲得するなど、成長著しいチーム。この日もロング、ミドルをからめたゲームで決勝Rに進出し、決勝Rでは思いっきり投げるというスタイルを見せてきたが、2つのミスが響いて順位を落とす結果に。しかし、決勝Rで見せた思いきり投げ込むスタイルを身につければ、たとえ予選下位からでも優勝を狙えそうな予感。今では西エリアを支える存在にまで成長している高坂健太&ウェイドのビッグタイトル獲得の日もそう遠くはなさそう!
予選通過2位T、最終順位5位
JC2011王者 福島弘明&クロア
まさかの結果となり、肩を落として帰った福島弘明&クロア。決勝Rは1投目から10Pを投げ込む気合いを見せるも、2つのミスで順位は大幅ダウン。とはいえ、この日だけの参戦で単独大遠征して決勝進出を決めるだけでも、このチームの強さがわかるというもの。ただ、福島自身は今の成績に納得していない様子。ここ最近は優勝を逃しているだけあって、そろそろ爆発してくるのではないでしょうか?
予選通過1位、最終順位4位
祭漢 小向智宏&SOL
言わずと知れた東エリアのムードメーカー小向智宏&SOL。今シーズンは開幕が遅れ、持ち味のロングスローも不調が続いていたところ、先週、浜名湖会場を通り越して遠征した神戸大会で復活! そして迎えた地元開催のクリスマスカップ2K13。この日は1Rからロングスローを次々に決めて会場を盛り上げて予選通過1位となり、地元チームの優勝に期待大。決勝Rでもそのスタイルは崩さず、ロングエリアめがけて思いきりのいいゲームを展開。結果は1本のミスにより優勝を逃してしまったが、間違いなくこの日の〈スーパー〉クラスで一番盛り上がった瞬間。小向も久々に納得のいくゲームができたらしく、次につながったようです。ロング4本勝負のパフォーマンスとユーモアあふれる言動は、このあとの2ndステージでも会場に欠かせない存在となることでしょう。
予選通過6位タイ、最終順位3位
近藤茂雄&EME
東エリアを中心に活躍を見せている近藤茂雄&EME。今シーズンはハロウィンカップ2K13でも2位Tに輝くほどの実力を発揮。今回のクリスマスカップ2K13でも当然、優勝候補の1人。手首のスナップを利かせた独特なスローイングで、決勝Rで一気に順位アップ。惜しくも優勝こそ逃したとはいえ、その実力はどのチームも脅威に感じているはず。次回の大会に期待できるのではないでしょうか?
予選通過2位タイ、最終順位2位
ダッシュ 多田朱利&レムリア
NDAでも1、2を争うスローイングテクニックを持っている多田朱利。しかし、ここ最近は納得のいくスローイングができないラウンドが続き、決勝Rを何度も逃して多田自身、鬱憤がたまっていた様子。そんな状況のなか、今大会のクリスマスカップ2K13にはいつも以上に集中していたように見えました。1Rからストイックにゲームに挑むと、結果2位Tで予選を通過し、決勝Rでもしっかりと高ポイントを上げて2位でフィニッシュ。それでも多田朱利は納得がいっていないのか、「今大会はどうしても勝ちたかった…」というコメントが非常に印象的でした。
予選通過2位タイ、最終順位1位
ChristmasCup2K13スーパークラスWinner 平田元&海里
今シーズン、東エリアで最も注目されているチームが、やはりクリスマスカップを制覇。おそらく優勝予想でも1番人気だったのでは? 今シーズンは何度もトピックスで紹介しているが、このチームの強さの秘訣は海里の足を使った6投回しのゲーム。この日も1Rから決勝Rまでに18本を投げ込んで合計94Pを挙げての優勝。ロングをからめないでこれだけのポイントを記録する安定感は、どのチームにとっても脅威的な存在になっていることでしょう。今シーズンはすでにハロウィンカップ2K13のサバイバルでも優勝。今回の優勝でランキング2位に上がり、1位の木田高弘&カルーアミルクへと肉薄。このあとオープンウィークに入り、2ndステージに突入。今シーズンのランキング争いは2ndステージのスタートから激化してくるのではないでしょうか。
〈スーパー〉クラス最終日優勝
The Great 菊池誠&MAYHEM
いよいよこのチームも本格始動。見事なプレーは最終日に見せたゲーム。1Rから勢いあるゲームで38Pをたたき出し、2Rは32Pと合計70Pで決勝1位通過。迎えた決勝R。そこで菊池誠にストップをかけようとしてきたのがダッシュこと多田朱利&シャノン。前日レムリアと2位に輝いたが、そのときのゲームに満足がいかず、この日の決勝Rは気合い充分。内容は6P×6本=36Pのベストゲーム! 決勝Rでこのゲームを達成してくる勝負強さはさすがのひと言。これにより菊池も手が抜けない状況になったが、これを楽しむのが菊池誠。1投のミスが優勝を逃す場面で、1投目から思いきりのいいスローでロングエリアを果敢に攻めるプレー。その後に続くゲーム内容もまさにGREAT! 決勝R34Pを挙げて、合計104Pの今大会一番のポイントで最終日を締めくくりました。
このチームが復活してくるだけで〈スーパー〉クラスのおもしろさはまたさらに増してくるはず。2ndステージ初戦の愛知・岡崎大会がとにかく楽しみです。
谷端勇志
〈フリースタイル〉
日曜日、Aコートで行われた〈スーパー〉クラスと同じくこの日のメイン競技の1つとなっていました〈フリースタイル〉。
今大会はGI Classicというだけあり、
JC〈フリースタイル〉を制した鈴木康男&SKIPをはじめ、
実力派チームである鈴木ひとみ&Sonicと若手のぴりか、
さらに初参加の方も含めて全12エントリーと、多種多様な技、演出など非常に見ごたえのある大会となりました。
今大会、こうした強豪たちのなかで見事優勝を果たしたのは、
神立裕之&サマー・フェスタ!
セットアップのときにはディスクを手に持っていない状態で、
曲がはじまると同時に服の中に隠し持っていたディスクを取り出して競技スタート。
この時点でもう神立ワールド全開。
ジャッジをしていたヨッシーさんこと直井さんも思わずニッコリ!(笑)
演技自体も独創的なオリジナル技が多く、その点もポイントが伸びた理由の1つだと思います。
そして何より「笑顔」!
これが一番印象に残っています!
競技中、サマー・フェスタに微笑みかける表情から、
本当に〈フリースタイル〉を楽しんでいるだなというのが強く伝わってきました。
気温が低い天候のなか、
神立裕之&サマー・フェスタがまさに名前のごとく会場を夏祭りのように盛り上げてくれました。
優勝おめでとうございました!
惜しくも優勝を逃し2位となったのは鈴木康男&SKIP。
1Rは思うような演技ができなかったでしょうか。
いつものように躍動感あふれる演技を見せてくれましたが、思うようにポイントは伸びず…。
ですが、やはりJCを制した実力の持ち主。
2Rのディスタンスからしっかりとポイントを伸ばし、4位の位置で決勝Rへ。
決勝Rではいつもどおりの演技で、SKIPの身体能力を生かした高いジャンプは大迫力!
見事大きくポイントを伸ばし、順位を2位まで上げての準優勝はさすがです。今後もかっこいい演技で会場を盛り上げてください!
皆様お疲れさまでした!
〈ベテランズ〉クラス
緊張感あふれるディスタンス競技を少し離れて、ベテランワンコたちによるまったりとした優しい雰囲気のコートはいかがだったでしょうか?
皆さん思い思いの愛犬との1分間。
1キャッチが決まればコート周りのお友達からの大きな拍手。
かわらしい姿で笑顔があふれる〈ベテランズ〉クラスは、見ていて本当に心が和みますね!
年齢を重ねるごとに新しく見せる表情やしぐさ。
または、いつまでたっても現役のときと変わらぬ行動など、いずれも愛犬との大切な思い出でしょう。
これからも元気いっぱいな〈ベテランズ〉クラスが見られることを毎大会楽しみにしています!
ここで橋本かおりさんのMCコメント欄のお言葉を拝借。
「★クリスマスのお願い★ これからも愛犬との時間がゆっくりゆっくり流れていきますように!」
このお願いはきっと届くと思いますよ!
皆様お疲れさまでした!
〈プレジャー〉クラス
今回とても多くのエントリーをいただきました〈プレジャー〉クラス。
皆さん笑顔がいっぱいで、ワンちゃんだけでなくスローワーもサンタさんの衣装で登場してくれたり、とても盛り上がった1日だったと思います。
参加していただいた皆さんすべてをご紹介できないのが残念…。
この大盛況の〈プレジャー〉クラスで特に印象に残った方々を数組ご紹介させていただきたいと思います。
まずはワンちゃんのなかのファッションリーダー(!?)、
藤村はるみさん&暖(ダン)。
ミニチュア・プードルの暖ですが、とってもかわいらしい洋服での登場!
首からお尻まですっぽり全身を包んだ衣装は、尻尾がひょこっと出ていてかわいらしいですね!
ぜひ次回のご参加もお待ちしています!!
続いては、会場一番の高身長サンタさん(!?)、
羽尻謙太さん&LUCA。
全身見事にサンタの衣装での登場!
LUCAはホワイト・スイス・シェパード。真っ白い大きな体で全力ダッシュ。
サンタさん(謙太さん)が投げたプレゼント(ディスク)を追いかけて、ロングエリアの8Pを見事キャッチ!
スローもお見事でした。今後はクラスアップも目指してくださいね!
最後にご紹介させていただきたいのは。関根泰造さん&Beck。
会場唯一のスタッフィー(スタッフォードシャー・ブル・テリア)です!
何ともいえないかわいらしい表情を見せてくれるBeckは、キャッチを決めるとカメラ目線でニヤリ…。
そのあとはパパさんの元へ凛々しい表情で戻っていきます。
またぜひ会場でBeckらしい姿をもっと見せてくださいね。
皆さん、ご参加ありがとうございました!
〈チャレンジゲーム〉
こちらの競技で今回ご紹介させていただきたいのは、
岩城茉那実さん&MR2ボン・クレー。
ラブラドール・Rの男の子であるMR2ボン・クレーは、1歳ながら貫禄たっぷり。投げ込まれたヒモ付きのボールを追いかけて7-8Pエリアまで!
ものすごい勢いでボールに突っ込み地面をえぐっていましたが、痛くないのでしょうか…(笑)。
ガッツあふれるプレーで見事〈チャレンジゲーム〉優勝! 次回ご参加のときも元気いっぱいの姿を見せてくださいね。お待ちしています!
〈キッズ〉クラス
普段エントリーが少ないこのクラスも今回は6エントリーを数え、
みんな精一杯プレーをしてくれました!
そのなかでご紹介させてもらいたいのは、大田海里流ちゃん&オセロ。
ボストン・テリアのオセロと恥ずかしがり屋さんの海里流ちゃんは初参戦!
パパとママの応援を受けて頑張ってプレーをしてくれていました。
今回は惜しくもキャッチは決まりませんでしたが、あともうちょっと!
なスローが何度もありました。
次回はきっと見事なキャッチを決めてくれることでしょう!
期待してお待ちしています!
また来年皆様の笑い声、笑顔、熱い勝負を見れることを楽しみにしています。
来年もよろしくお願いいたします。
〈伊藤慎吾〉
〈S2〉クラス
今シーズン最後のゲームとなりましたGAME27 寒川大会。
関東はもちろんのこと、関西からの遠征チームも含めてエントリーは全30チーム。
この日が楽しみでソワソワワクワクしていた方も多かったのでは?
果たしてどんなゲームが繰り広げられたでしょうか?
GIクラシックともなると、やはり各チームともに気合の入ったプレーが多く見られ、
全体的に非常にハイレベルなゲームとなりました。
1Rでまずいきなり大きなポイントをたたき出したチームが、白川政明&寿杏。6P×5の30Pを挙げて、
後続のチームに大きなプレッシャーをかけてきます。
やはりランキング上位のチームといった安定感のあるゲームでした。
次に、厚沢勤&♪ラブ♪。こちらも1stシーズンの〈S2〉クラスを大いに盛り上げてくれたチームの1つ。
6P×4の24Pと高ポイントを記録して1Rはフィニッシュ。
続いて非常にいいゲームをしていたのが、梅津正貴&ROCK’N。ROCK’Nの体調が万全ではないとのことで、
初日のサバイバルはキャンセルをいただいていました。
様子を見ながらのプレーだったと思いますが、1Rは22Pを挙げるゲームを展開。
2投目にロングエリア8Pでキャッチ。トータルで5投しましたが、惜しくも最後はディスクダウンでした。
寒川大会では常に参加していただいているこのチームを応援している方も多かったのではないでしょうか?
もう1チーム、1Rで大活躍をしたのが、笠原崇司&Quick。Quickは11ヵ月の女の子。
非常に足の速いワンコで、さらに特筆すべきはそのキャッチ力。
集中しているときのQuickのキャッチ力は若さを感じさせず、非常に安定感があります。
1Rは6P×5の30Pでフィニッシュ。
2Rには青野浩紀&LITAが見せます。1Rでは合計20Pと全体の中間あたりに落ち着いていましたが、
2Rでは6P×4の24P。2Rまでのトータル44Pでフィニッシュすると、予選通過ランク3位Tで決勝Rへ進出。
大会3日目、青野浩紀&LITA、最後に大きな花を咲かせることができるか?
さらに、岡本憲明&RONRONも快進撃を遂げます。2R合計ポイント26P!
これは決勝Rへ行けるか!?といった場面ではありましたが、1Rでは10Pと伸び悩んでいたため1・2R合計36Pと、
決勝進出ボーダーの42Pには届かず、2Rで終了となりました。
しかしながら、このチームも急成長を遂げたチームの1つ。
1stシーズン、前半と後半では岡本憲明のスローの違いがはっきりとわかりました。
これからも確実に実力を伸ばしてくるでしょう。
そして、大木栄明&ジュナ。山形からエントリーをいただきましたこのチームも2Rでは合計27Pと
大きなポイントを挙げてきます。しかしながら、岡本憲明&RONRON同様に1Rではポイントを伸ばす
ことができず、1・2R合計40Pで決勝進出を逃し、今回の大会は幕を閉じることとなりました。
同じく2Rで非常にいいプレーを見せたのが、能代谷篤士&扇。2R合計ポイントが28P。
1Rと合計で40Pとわずかに決勝進出ボーダーに届かず、フィニッシュ。
数少ない新潟県からのエントリーとなりました能代谷篤士も〈S2〉クラスをにぎやかにしてくれました。
2ndシーズンもよろしくお願いいたします。
決勝進出チームは全5チーム。通過ランク5位は笠原崇司&Quick、合計42P。
予選通過ランク3位Tは青野浩紀&LITA、合計44P。同じく3位Tは鈴木貴博&カイザー。
予選通過ランク2位は白川政明&六花、合計46P。そして1位は白川政明&寿杏、合計56P。
白川政明&寿杏が他チームを大きく突き放して決勝Rに進出。さらに通過ランク2位には白川政明&六花。
こうなると他チームも負けるわけにはいかない状況でしょう。
決勝R、笠原崇司&Quick、1投目は若干スローがぶれてしまいましたが、なんとかQuickがそれをキャッチ。
しかしながら、2投目からQuickが足を少し引きずり、集中ができていない状態に。
ゲーム中に足をケガをしてしまったのか、ここは笠原も様子を見てあまり無理をさせないようにします。
決勝R7P、GT49Pで幕を閉じます。
特に大きな盛り上がりを見せたのが、鈴木貴博&カイザー。1stシーズン、このクラスで頑張ってきたチームの1つ。
1投目は残念ながらディスクダウンとなりましたが、2投目は会場がどよめくほどの見事な10P!
決勝R合計22Pでフィニッシュとなり、最終順位は2位となりました。
ゲームの結果、内容ともに、鈴木貴博&カイザーは今年最後に大きな花を咲かせました。
そして、GIクラシックで見事優勝を収めたのは、白川政明&寿杏。
決勝Rでも安定感あるゲームで6P×5の30P! GT86Pと〈スーパー〉クラス級のポイントでフィニッシュ。
今後は本格的に〈スーパー〉クラスへ参戦でしょうか? その動向から目が離せません。
3位はエクストラRまでもつれ込みます。青野浩紀&LITA vs 白川政明&六花の一騎打ち!
最初に入ったのが青野浩紀&LITA。今日は確実に入賞するぞ!といった気合の入った目線。
エキストラRでは4投中、3投成功の16P。微妙なポイントで若干不安なところ。
続いて、白川政明&六花。1投目は6Pと幸先のいいポイントを挙げます。3投目にミスが入りましたが、
エキストラRのトータルポイント18P。最後は手に汗にぎる対決となりましたが、軍配は白川政明&六花に上がりました。
1stシーズン、〈S2〉クラスにご参加いただきました皆さん、大変お疲れさまでした。
虎視眈々と〈スーパー〉クラスへのクラスアップを狙うチーム、
〈プレジャー〉クラスから〈S2〉クラスへクラスアップしてきたチームと、
多種多様なチームが入り乱れるこのクラスは、これからも非常に大きな盛り上がりを見せていくことでしょう!
2ndシーズンではさらなる活躍を期待しております!
<ドギーズ>クラス
1stシーズンの締めとなります寒川大会。小型犬たちの熱い戦いもしばらくはこの大会で休戦となります。
最後にどんなゲームを見せてくれたのでしょうか?
寒川GIクラシック〈ドギーズ〉クラス、多くのエントリーとなりました。
当日エントリーは定員いっぱいで受付することができないほど。
事前のエントリーが47チームいただいておりましたが、3チームキャンセルの全44チームでのゲームとなりました。
1Rにまずナイスゲームを展開したのは、兵庫からのエントリー、山本憲斉&我闘。
このチームといえば、やはりロングスローでしょう。この日もそのスタイルを崩すことなく、
ロングエリアへ果敢に攻めていきます。ロングエリアで8Pも獲得し、合計20Pでフィニッシュ。
奥様の山本真衣&ナイルもスタイルは違えど同じ合計20Pでフィニッシュ。夫婦ともに幸先のいいスタートを切ってきます。
1Rの時点でトップの成績を収めたのが、〈ドギーズ〉クラスの生きる伝説といっても過言ではない土田雅志&栗の介。
そして、こういったビッグゲームにはめっぽう強い中村真二&ミモザ。
ともに1Rでは合計22Pで2Rへ突入していきます。
2Rで1R同様に大活躍だったのが、山本憲斉&我闘。トナカイの格好でコートに入場。
クリスマス感満載で堂々と入ってきましたが、それを突然脱ぎだします。
その恰好はTシャツ1枚に、下は黒い全身タイツ! 4投入れて2投目にディスクダウンがありましたが、
それ以外はすべてロングエリア。最後の4投目は10P! 1・2R合計46Pで決勝R進出となります。
面白いことをしながらも、しっかりと結果を出す。さすがでした。
続いてのチームは青野浩紀&メイプル。ミドルエリアを中心に攻めていきます。
時間調整のショートレンジも決め、2R合計20P。2Rの結果はよかったのですが、
1Rでは伸び悩んで6Pでフィニッシュ。1・2R合計26P。決勝Rは進出することなく、ここで幕を閉じます。
そして、藤田浩子&マイロ。1Rでは19Pと上位のポイントを挙げており、注目の2Rは6P×4の24P!
1・2R合計43Pと大きなポイントを挙げて決勝Rへ進出! 2Rまで1つもディスクダウンすることなく、
安定感のあるゲームを見せてきます。
2R、最後に入ってきたのは、岡真由美&じんじんことJINRO。じんじんとの2年間の闘病生活。
発作を抑える薬が食欲を増進させてしまうため、散歩中に小石を口に入れてしまい、副作用に悩まされました。
発作は定期的に起こり、その影響により運動力が低下。今では全力で走ることもままならない状態に。
それでもディスクを投げればキャッチしようと懸命に走ります。じんじんことJINRO。
Xmasカップを最後にディスクを引退しますが、誰もが認める「ディスクドッグ」でした。
決勝Rは全5チーム。このXmasカップというビッグゲームを制したのはどのチームだったのでしょうか?
予選通過ランク5位での入場は松村久弘&ピノ、合計ポイントは34P。
予選通過ランク4位、鈴木哲&PATTY、合計ポイント35P。
予選通過ランク3位は、藤田浩子&マイロ、合計ポイント43P。オーティスの分まで頑張りたいところ。
予選通過ランク2位は、山本憲斉&我闘、合計ポイント46P。格好はふざけていても、やっぱり強いこの男。
最後は〈ドギーズ〉クラスの生きる伝説、土田雅志&栗の介。合計ポイントは48P。
いつもより早く入場するのは、松村久弘&ピノ。しかし、この男なら一発大きい花火を上げてくるのは間違いないでしょう!
1投目は6P。いいスタートを切ります。さらに2投目はぐんぐんディスクが伸びていき、ロングエリア8Pを獲得。
波に乗ってきた松村久弘&ピノ! 決勝Pは26P、GT60Pでフィニッシュ。Xmasカップ見事3位の成績で幕を閉じます。
続いては鈴木哲&PATTY。このチームも1・2R合計35Pといつもより若干伸び悩みを見せていました。
決勝Rでは見事に6P×4を決めることができるか!? 結果は4投中1投ミスの18P。GT53Pでフィニッシュ。
入賞は逃しましたが、5位の成績となりました。
そして、藤田浩子&マイロ。コートへ入場の時から気合があふれていました。
しかしながら、その気合が空回りしてしまったか、決勝Rでは本来の力を発揮できずにフィニッシュ。
4位の成績でXmasカップは終了となります。
予選通過ランク2位での入場は、山本憲斉&我闘。このあとに控えているのが、土田雅志&栗の介。
抜群の安定感があるチームが入ってきます。ディスクドッグの1つのテーマでもあります「爆発力」vs「安定力」。
まさにその戦いがこの〈ドギーズ〉クラスのラストバトルとなります。
1投目は6P獲得。まずは様子見といったところでしょうか?
続く2投目はロングエリアにぐんぐんぐんぐんディスクが吸い込まれていきます。
我闘が見事キャッチを決めたのは10Pエリア!
「爆発力」を最大限に引き出すには投げ手の「スローセンス」、そしてワンコの「キャッチ力」がなければなりません。
このチームはその2つが見事に合致したチームではないでしょうか。
3投目にミスはあったものの4投目は8Pを決め、決勝Rは24P。
GTは70Pと後続の土田雅志&栗の介に充分すぎるプレッシャーを与えてコートを去ります。
最後は、土田雅志&栗の介。先ほどゲームを終えた山本憲斉&我闘との差は22P。
頭の中でどういったイメージを立てているでしょうか? 1投目はジャンプの6P。
さすがの安定感で危なげなくキャッチを決めてきます。続く2投目もさらにキャッチ!]
エリアは6P。そして3投目、4投目も6Pを決め、決勝Rトータルポイントが24P。まさにお見事!なゲームでした。
GTは72Pでフィニッシュ。山本憲斉&我闘を2Pかわし、Xmasカップ優勝となりました!! おめでとうございました。
〈ドギーズ〉クラスにご参加いただきました皆さん、1stシーズンお疲れさまでした。
笑いあり、涙ありの〈ドギーズ〉クラスでした。
関東では、非常に多くのエントリーをいただき、関西では少しずつではありますがエントリーも増えてきております。
これからも〈ドギーズ〉クラスから目が離せませんね!
しばしの休戦後、次はGI岡崎大会となります。どんなドラマが繰り広げられのか? 今から楽しみにしております。
岩 崎 泰 大