VOL.021 涙の引退ゲーム
元気ですか~!元気があれば何でも出来る!!
3月のGⅠ大会は中部エリアのメッカである木曽三川大会でした。毎月のように開催される会場ですが、最近は平場の大会が多くなりました。今回は久しぶりのGⅠ大会と3連休も重なり、多くのメンバーが集結しました。爆風が吹き荒れる中、大きなGⅠポイントを獲得したチームは、スーパークラス伊東由樹&シャドウチーム、S2クラス佐々野建治&REAチーム、レディース八幡琳珠&GLAMOURチーム、ドギーズ青野浩紀&パンナチーム、フリースタイル赤木慶子&LUCCAチームでした。おめでとうございます。
木曽三川大会のドギーズクラスで、河野賢一&ショコラチームの引退ゲームが行われた。2005年から2010年まで6年連続ジャパンカップに出場した愛知のドギーズ強豪チームだ。その頃のドギーズはロングを投げるチームが多くいた。木村&マル、上田&ルナ、畔出&ブライアン、大麻&ファア、ドギーズクラスのレジェントチームだ。そのチーム達と肩を並べて、ロングエリアに綺麗な放物線を描いたディスクをショコラがキャッチする。キャッチできなかった時は悔しさからかディスクのガジガジが始まり、大きな体の河野氏がロングエリアまでダッシュし、ショコラのガジガジを止めに走る姿が目に焼きついている。河野&ショコラチームとの思い出は、ショコラが本格的に参戦した04-05シーズン開幕戦の静岡エコパ大会で、初日ドギーズ2位、2日目のトーナメントで優勝するという華々しい活躍で、河野&ショコラの名を一気に全国区にした。そのトーナメントの1回戦で当たり敗戦したのでよく覚えている。そのシーズンの年間ランキングの争いは、福岡の小川&CREA、静岡の芹澤&クリーム、愛知の河野&ショコラで5月GWまで争った。また、木曽三川大会ドギーズ決勝Rで同点となり、優勝決定戦のエクストラを戦った事もある。同じ時代をドギーズクラスで戦った好敵手だ。今ではクリームが13歳、ショコラが12歳になった。今年になり大病を発病して闘病中であるショコラがディスクを追いかけ、ディスクをガジガジする姿と、MCが読み上げた「ショコラを1位にしてあげられなくてゴメン」というコメントに胸が熱くなりました...河野&ショコラチーム、感動をありがとう。
河野&ショコラチームが活躍したNDA04-05シーズンは、ドギーズクラスにとって、大きな変化があったシーズンだ。スーパークラス、レディースクラス、ドギーズクラスとディスタンスのジャパンカップのノミネート種目には変わりはないが、ドギーズクラスのルールは他のクラスと違っていた。ポイントエリアが短い、決勝Rなし、2日間ともドギーズ(他のクラスは1日トーナメント)このシーズンからポイントエリアが同じになり、初日ドギーズ、2日目トーナメントのプログラムになり、上位5チームによる決勝Rを行なうようになった。その時は、ドギーズの決勝進出ディスクセレモニーはなかった。翌シーズン、ディスクセレモニーをやるようになった。配布ディスクが今の目玉焼きディスクのスタイルになるのは、それからもう少し後の話である。ドギーズクラスも先輩方の努力とスタッフの配慮によって、変わってきた。スーパークラス、レディースクラスのレベルが凄い勢いで上がっている。ドギーズクラスも他のクラスに負けないようにレベルアップをしていきたいですね。
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