VOL.022 ゆとり世代は最強
元気ですか~!元気があれば何でも出来る!!
このコラムも月1回のGⅠ大会に合わせた掲載になってしまい、すみません。3月GⅠ大会も終わり、シーズンも後半から佳境に向かっています。4月後半から5月の最終戦までに沼田、御前崎、備前、長岡とG1が4大会続きますので、ランキング争いは最後までもつれそうですね。最後まで諦めずに、ジャパンカップのキップを手にする事が出来るように頑張りましょう。
3月5日に開催された裾野、奈良大会で日本記録が更新されました。裾野大会では、「J隊の自由人」金納洋&ベラチームがタイムトライアルで15秒03の記録で日本記録を塗り替えました。おめでとうございます。また、同じ日の奈良大会のレディースクラスで「なでしこ」服部紀子&L.ZONチームが3R合計132P(1R48P,2R36P、FR48P)を叩き出して、11月の秋ヶ瀬大会で更新した多田&シャノンチームの日本記録125Pを再び塗り替えました。おめでとうございます。11月の日本記録を出した時のコラム(VOL.018 新記録達成に感動)に「120pの壁を越えて達成した事は、新時代への幕開けを予感させ、これから多くのチームが日本記録に挑戦していく事でしょう。。。」と書きましたが、まさかこんなに早く、そして、130p台の日本記録が出るとは思ってもいませんでした。10Px5投の身体能力を持っている犬が、どんどん出てきている。ロングに投げるスロー技術もある。これからも、130p台、いや140p台の日本記録も夢ではないことでしょう。今回、日本記録を塗り替えた服部紀子をはじめ、若い力がNDAを盛り上げている。いわゆる「ゆとり世代」と呼ばれる若者だ。(ゆとり世代とは1987年4月生まれから2004年03月生まれを指す事が多い 「ゆとり世代 – Wikipedia」より)ゆとり世代と聞くと一般的には、あまりいいイメージがないのだが、現在活躍しているアスリートの多くは、その「ゆとり世代」と呼ばれる世代の若者たちである。羽生結弦選手、錦織圭選手、田中将大選手、松山英樹選手、石川遼選手、香川真司選手、内村航平選手、入江陵介選手、瀬戸大也選手、みんな世界レベルで活躍している選手である。NDAにも「ゆとり世代」の波が来ている。その波が簡単には超えられない壁になりたいものですね。
3月15日、16日の報道ステーションで、イチロー選手が稲葉篤紀氏との対談が放送されました。イチロー選手には、すごい努力をしているイメージを持っています。放送の中で、イチロー選手の野球人生の中で最大のスランプは、高校2年の時にイップスになって、投げられなくなった。プロに入ってもその状態は続き、治ったのは24歳頃。どうやって克服したかの問いには「センスで克服した。努力しても仕方ない。」と答えていた。(イップスとは精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のこと)また、その経験に対して「ある程度のトラブルは早めに経験しておくと良いと思います」と話を結んでいました。イチロー選手であっても辛い時期を経験をしている事に驚きを感じ、その辛い経験はイチロー選手にとって、必要な経験だったのでしょう。自分に起こる事は良い事ばかりではありません。辛い事も多く起こる事でしょう。でも、起こる事全てに意味があり、その経験はその後の人生の大きな財産になるのではないでしょうか...
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