VOL.023 内助の功
元気ですか~!元気があれば何でも出来る!!
4月になり昨年に続き日本平大会が開催されました。昨年に比べ桜の咲き具合は少なめでした。、日曜日の午前中は生憎の雨でしたが、午後には雨も上がり、決勝Rの時には八分咲きまで開いて綺麗でしたね。今年はGⅡ大会になった事もあり、2日間とも満員御礼の大会になりました。日本平大会では、女性の活躍が目立ったように思います。初日の服部紀子&L.ZONがブラックラベル3枚獲得、久々のスーパークラスの参戦でもしっかりと2位の成績を残した八幡瑛茉&GLAMOUR、スローのスランプから復調し3位に入賞した高倉芽生&花音、2日目は八幡瑛茉&GLAMOURが10Px4投のクアドラプル達成。ドギーズクラスでも初日、三ケ田鈴香&サードがNDA初優勝を飾った。2日間ともに決勝トップ通過したのは、三林利依&RJ-BONO、2日目安定したプレイをした柴田佳子&キール、そして10歳の礼と今シーズン初優勝で涙のウイニングランをした川部明美、コート脇でビデオ撮っていた“ドギーズの侍”も目を真っ赤にしていましたよ。桜色に染まった日本平大会は、これからも4月恒例の大会になるといいですね。
少し前の話になってしまいますが、2月の秋ヶ瀬大会で、橋本秀一&Troncチームが涙の優勝を飾りました。橋本氏が宮城県に単身赴任になって3年が経ち、先日4年目に突入したそうです。Troncが3歳なので、橋本氏とTroncとのコミュニケーションの時間は少なく、限られた時間の中、Troncとのコミュニケーションを取っている。毎週末、自宅に帰る事は出来ず、単身での週末は公園での投げ練と過去のTroncとのゲームをビデオで復習とイメージトレーニングの日々。Troncのディスクドックとしてのキャッチ、戻り、手元のドロップ、スルーは、ママである橋本さおりさんが練習している。大会に合わせて宮城から東京へ帰り、そのまま大会へ遠征する。イメージと現実とのギャップ、思い通りのゲームが出来ない。1R目が良くても、2R目に失速して、決勝Rにも進めない大会が続くが、決して諦めなかった。昨年2月末の秋ヶ瀬大会以来、1年ぶりに優勝を手にしました。涙のウイニングランが苦しかった1年間を物語っていた。そして、橋本氏が言った「ママのおかげです」の一言は、家族全員で勝ち取った優勝だなと思いました。そして、橋本秀一&Troncチームの活躍は、陰で支えるさおりさんの功績であり、まさに“内助の功”と言えるのではないでしょうか。
「あきらめたらそこで試合終了だよ」この言葉は、人気漫画「スラムダンク」の安西先生の一言ですが、名言・格言として有名になっていますね。ラウンド中のMCコメントでも使用した事がある人もいるかもしれません。今シーズンも残り5大会となり、最終コーナーを周り最後の直線に入りました。これからの熾烈なランキング争いから目が離せないですね。GⅠ大会が4大会あるので、まだまだ分かりません。クラスの頂点を狙って、逆転のジャンプアップを狙って、最後まで諦めない気持ちを持って、夢の切符を手にしたいですね。
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