VOL.027
ディスクドッグを楽しむ気持ちから
梅雨も明けていよいよ夏本番を迎え、愛犬とどんな過ごし方で乗り切るか頭を悩ませる時期がやってきた。サマーシリーズも残すところ桧枝岐大会を残すのみとなった。同会場での開催は今年で3回目となるが、夏の雪まつりイベントに絡めて開催させていただいているので、ゲーム以外でも色々な催しがあり、楽しみが豊富なためリピーターが多いのも頷ける。今年も氷室で保管されていた雪は自然のクーラーの役割を担ってくれるだろうし、その冷気の心地よさを感じつつ大会会場の真上に打ち上げられる花火大会も圧巻だ。すぐ傍には川が流れていて、ゲーム終了後に少し移動すれば愛犬と川遊びも楽しめる。既にエントリーされている方以外でも、都合がつく方は是非一度足を運んでいただきたい会場である。サマーシリーズを締めくくる大会となるので、是非ともご一緒に日本の夏の良いところを満喫しようではありませんか。
さて、夏の暑さに負けじと熱いゲームが繰り広げられている。先日の沼田大会を振り返ると、スーパークラスでの日本記録が塗り替えられるという素晴らしいゲームが飛び出したことは、既にリザルト等でご存知の方も多いはず。鳥海みずなチームがたたき出したのは何と128P!それもガチガチの戦闘モードを感じるどころか、とても伸び伸びと相棒と楽しげに作った大記録だと感じるゲームだった。それを支えたのは紛れもなく練習の賜物ではあるのだが…。
その翌日には直田ハナチームが悲願のクワドラプル(10P×4本)を達成。これまで幾度となくチャンスを作りながら逃していた大記録をいよいよ達成した時の直田さんがその場に崩れ落ちて感激を味わっていた姿は、それまでの悔しさをバネに得た大きな喜びが本当によく現れていた。
この二日にわたる好記録はそれぞれのチームにとって間違いなくBRAND NEWDAYS!だと思うのだが、愛犬とゲームを楽しむ姿の延長線上に成り立っていた印象が強い。私はゲームになるとついつい鼻息が荒くなる方だが、我が家には2歳から15歳まで年齢に幅のあるパートナーが6頭もいるので、それぞれの個性に合わせて楽しむ気持ちでシーズンに臨んでみようと思う。シーズンはまだまだ始まったばかりだが、皆さんも自分のパートナーと改めてディスクドッグを楽しむ気持ちで臨んでみたらいかがだろうか。