1日目
当日エントリー1チーム、事前エントリー13チームの合計14チームでの浜名湖ラストバトル。
その初日、最終的に〈S2〉クラスの頂に立っているのは、どのチームになったでしょうか?
1Rは拮抗した展開となってまいります。1Rのトップは18Pを挙げました徳植弥生&うらら。
続くは17Pの杉浦幸子&甚助。さらに3位Tが3チーム、佐々木武&フェアリー、
岡本憲明&RONRON、鈴木隆文&リリー。この5チームが1Rではトップ5で2Rを迎えることとなります。
2R、面白い展開になります。まずは鳥海達也&りんご。
1Rでは8Pと伸び悩んでいましたが、2Rではそれを払拭します。
合計22Pをたたき出し、一気に予選通過ランク3位Tで決勝進出を決めてきます。
さらに、この鳥海達也&りんごをしのぐ勢いだったのが、鈴木貴博&カイザー。
〈S2〉クラスで活躍中のチームの1つは、2Rで合計28Pと大きなポイントを挙げてフィニッシュ。
結果を見てみれば、予選通過ランク1位で決勝へ進出することとなりました。
決勝進出チームは次の5チーム。
予選通過ランク5位の鈴木隆文&リリー、1・2R合計28P。
予選通過ランク3位Tは、徳植弥生&うららと鳥海達也&りんごで1・2R合計30P。
予選通過ランク2位が岡本憲明&RONRONの1・2R合計35P。
最後に、鈴木貴博&カイザーの1・2R合計39P。
決勝R、とくに活躍したチームは、鳥海達也&りんご。
待ち前のスローテクニックとりんごのキャッチ力によって、決勝Rは合計26Pを挙げ、
GT56Pでフィニッシュ! 見事2位に収まり初日を終えます。
そして、優勝の2文字をその手中に収めたのが、鈴木貴博&カイザー!
決勝Rでは合計22Pを挙げます。1・2Rの貯金もあってGTは61P。
優勝おめでとうございました!
〈S2〉クラスの初日、個人的に注目していたのが、佐々木武&フェアリー。
1Rではナイススローを連発! 合計16Pで2Rを迎えることとなります。
2Rでも安定感のあるスローでコート内に投げ込んできますが、
フェアリーがなかなかキャッチを決めることができず、2Rは6P、1・2R合計22Pでフィニッシュ。
非常に惜しいシーンの連発で、思わず拳に力が入ってしまう場面が多々ありました。
フェアリーとのタイミングもばっちりだったと思うので、これがキャッチに結びつけば…、
といったところではないでしょうか?
〈ドギーズ〉クラス
2日目
当日エントリーが4チーム、事前エントリー9チームの全13チームとなりました
今シーズンの浜名湖ラストバトル。思い出の詰まったこの土地で、
最後はどのチームがその手中に優勝を収めることができたのでしょうか?
まず1R、スタートダッシュを決めたのは当日エントリーの遠藤恵子&フラワー。
風は向かい風。1日目に比べて強い風が吹き荒れているなかでのゲームとなりました。
そんな状況でも安定感のあるスローを投げ入れ、6投中6投成功の20P。
はじめから高ポイントをたたき出し、後続のチームに大きなプレッシャーを与えて終了します。
さらに小泉和喜&リンが合計18Pでフィニッシュ。
〈ドギーズ〉クラスで常に先頭に立ち、多くのチームのお手本となってきた芹澤正彦&クリーム、
村松久弘&ピノ。このベテランの2チームが0Pでフィニッシュと、1Rは波乱の展開で幕を閉じます。
2Rはスローイング方向が変わって追い風でのゲーム。
その風をうまく利用したのが鈴木哲&PATTY。1投目は風にディスクを乗せて8Pからスタート!
こうなると手がつけられない状態で2Rは24P、1・2R合計34Pの予選通過ランク2位で決勝進出。
そして忘れてならないのが、その圧倒的強さでこのクラスをリードしてきた三林利依&RJ-BONO。
1・2R合計38Pの予選通過ランク1位で決勝進出を決めてきます。
決勝Rは非常に面白いチームが出揃いました。
予選通過ランク5位は〈ドギーズ〉クラスの新星、辻圭介&なつみ。1・2R合計18P。
予選通過ランク4位に、小泉和喜と相棒はジャックラッセルテリアのリン。1・2合計28P。
予選通過ランク3位には、ピンクのファッションに身を包み、圧倒的存在感を放つ遠藤恵子&フラワー。1・2R合計30P。
予選通過ランク2位が、愛知の重鎮こと鈴木哲&PATTY。1・2R合計34P。
そして最後は、三林利依&RJ-BONO。1・2R合計38P。
決勝R、独壇場だったのがこのチーム。三林利依&RJ-BONO!
ほかのチームが決勝Rで1ケタのポイントを出すことがやっとのところを、
このチームは22Pをたたき出し、GT60Pを挙げてフィニッシュ。
2位の遠藤恵子&フラワーのGT39Pに21Pと大きな差をつけて見事優勝です。
浜名湖ガーデンパークのラストバトルは、三林利依&RJ-BONOが、
その歴史に1ページを刻んで幕を閉じることとなりました。
〈プレジャー〉クラス
2日目
当日2チーム、事前4チームの合計6チーム。
結果から言ってしまいますと、6チーム中5チームが入賞という結果になりました。
優勝は1・2R合計20Pで遠藤恵子&パフィーでした。おめでとうございました!
ほかの入賞チームは、みんな1・2R合計8Pの2位T! 入賞した方々、おめでとうございました
1チームだけ本当に残念だったのが松浦豊子さんとベッキーのチーム。
1・2R合計7Pと、2位Tとは1P差…。どうせならみんな入賞で、と言いたいところでしたが…。
今度ご参加のときはぜひとも頑張っていただきたいと思います。
ご参加のチームの方々、大変お疲れさまでした。
〈キッズ〉クラス
1チームのみのエントリーとなりましたが、そのぶん頑張っていただきました。
ご参加いただいたのは、浜名湖の〈キッズ〉クラスではおなじみの鈴木夢羽ちゃんとドリ。
強い風のなかでのゲームながら、それでも1Rはコート内に5回投げ入れ、
キャッチをなんとか1投成功させます。
2Rは1投目にいきなりジャンプの4P! キャッチを決めてきます。
そして最後の4投目もジャンプの4P! 2Rは合計8P。1・2R合計10Pでフィニッシュ!
夢羽ちゃん、普段スローイングの練習をしているのでしょうか?
前にご参加いただいたときよりレベルアップしている気がしました。
そしてドリもスタートラインまでちゃんと戻ってきていましたね!
これからがもっともっと楽しみなチームです。
〈チャレンジゲーム〉
1日目
ご参加いただきましたのは植田さや香&Mieux(ミュウ)の1チームのみ。
女の子のMieuxは、日本で“キャバリア”の愛称で親しまれている犬種です。
キャバリアには「騎士」という意味があり、騎士のような雰囲気を持っていることから、
その名がついたようです。
しかしMieuxは、その若さから雄々しい感じというよりかわいらしく、まるで人形のようでした。
年齢を重ねてくると雰囲気も変わってくるんでしょうね!
これからが楽しみなワンコがまた増えました。
〈ベテランズ〉クラス
エントリーは全部で3チーム。
ご参加いただきましたのは、中村絵里&Jeep Decker、浮田徳久&ロック、岡本彩&CooCooです。
まずは中村絵里さんとJeep Deckerのチームから。
Jeep Deckerは1月25日が誕生日だったということで12歳になったばかりでの競技。
「ディスクにはご縁がありませんでしたが元気でなにより。ちょっと目が見えにくかったり
足が弱ってきたので、ゆっくりまったりプレーをしたいと思います」
とコメントいただいておりました、いつまでもお元気で!
また機会がありましたらぜひともご参加いただきたいと思います。
続いては浮田徳久さんとロックのチーム。
ロックは8歳ですので、年齢ポイントは0Pとなっております。
それでも見事な走りとキャッチにより、1・2R合計21Pを挙げての優勝となりました!
おめでとうございました!
最後は岡本彩さんとCooCooのチーム。
1月26日は岡本彩さんの誕生日! CooCooからの誕生日プレゼントは果たして…!?
CooCooは12歳ですので1Rごとに年齢ポイントが4ポイント加算されていきます。
1Rではジャンプの2Pを決めて合計6P。2Rでは1Pを決めて合計5P。
1・2R合計が11Pとなりまして見事2位の座を射止めました!
岡本彩さん、お誕生日おめでとう! CooCooもよく頑張りました。
お疲れさまでした!
岩 崎 泰 大