VOL.026
会員番号:1060
村松 久弘・佳代子さん (静岡県)
犬名:犬名 モカ (トイプードル 12歳 ♀) ピノ (トイプードル 8歳 ♀) ジル (トイプードル 4歳 ♂)
愛知の重鎮から紹介いただきました、村松です。
主の久弘が口下手の筆不精なので、私佳代子が代筆させていただきます。笑
今では普通に大会に参加していますが、トイプードルを飼っている我が家がここまでディスクにハマるなんて思ってもみませんでした。
12年前どうしても犬が欲しくて知り合いのブリーダーから我が家に来たモカ。トイプードルという犬種もあって、かわいいお洋服を着せたりオフ会に参加したりの愛玩犬まっしぐらな生活でした。
モカが2歳くらいの時、たまたま遊びに行った御前崎で目にしたのがNDAの大会でした。飼い主と犬が一緒にスポーツをやっている姿がとても楽しそうでうらやましく思えました。無謀にも、ウチのモカにもできるかな?と試しに帰り道のペットショップでおもちゃのディスクを買って帰ったのを憶えてます。モカは、最初落ちたディスクを拾って持って来てたのですが、練習するうちに私たちが投げるヘタクソなディスクをキャッチできるようになってきたのです。うれしくなった私たちは、少しずつ大会に参加するようになりました。何もわからない私たちなので、見様見真似でタープやテーブル、イスを買って、ひっそりと参戦していました。
そこに声をかけてくれたのが、50歳半ばでこの世を去ってしまったチームsarabloodの代表の本杉さんでした。本杉さんは我が家をチームに誘ってくれたのです。このチームsarabloodとの出会いは我が家にとても大きな影響を与えました。我が家は仲間と一緒にディスクをやる楽しさを知り、急加速でディスクにハマっていきました。そして2匹目を考えるようになり、ピノを迎え入れたのです。ピノを迎え入れたものの、気づけば私たちはディスクのキャッチの仕方や受け渡しの仕方、何ひとつ教え方がわかりませんでした。でもピノはモカが 練習しているのを見て少しずつ上達していってくれました。そんな我が家が…、ピノがJapan cupという大舞台に立つことができた時はホントに嬉しかったです。
ペットショップで買ってきたブチャイクなピノ。びびりんちょで鳥除けや太鼓の音やカミナリが鳴ると走らなくなったり、雨でグランドコンディションが悪いと走らなかったり…。そんなピノがここまで成長することができたなんて。
そしてその後、ピノの後継者として迎え入れたのがジルです。が、三度も上手い具合にはいきませんでした。大きくなるはずの男の子が一番小さく、キャッチもできません。トイプードルでのディスク競技は本来ならそんなものなんでしょう。でも我が家にはプードル以外の選択肢はないのです。
こうして振り返ってみるといろいろな思いが溢れてきます。
主人に関して言えば、犬に全く興味が無かった主人の週末は飲み会にゴルフ、パチンコ、麻雀、競艇に明け暮れていました。その主人がディスクを始めてからは一切やらなくなりました。人間、変われば変わるものなんですね。笑
後継者のいない我が家がいつまでディスクをできるかわかりませんが、みなさんこれからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
◆次に紹介するのは、リトルジャイアント栗の介を育てあげ、今はジャックラッセルと奮闘中の土田家です。