VOL.006
会員番号:310
岡祐司さん・真由美さん (千葉県)
犬名:ダイゴロー(13歳・♂/W・コーギー)、いいちこ(9歳・♀/W・コーギー)、じんじん(6歳・♂/W・コーギー)、ほのか(1歳・♀/ボーダー・コリー)
私たちはディスクをはじめてかれこれ12年。ずっと〈ドギーズ〉、途中ダイゴローで〈レディース〉にも挑戦し、最近ではじんじんがやむなく引退をすることになったものの、ついには新しくボーダー・コリーのほのかを迎え入れることになりました。
なんだかんだで4頭のワンコがいる毎日ですが、まさかこんな犬生活になるとはかつては思ってもみませんでした。大学まで関わった友人たちは、現在のわが家の生活が「今でも信じられない!」と言います。
ご存知の方も多いと思いますが、私は犬が大の苦手でした。「かわいいなぁ」と見ているだけならいいのですが、触ることなんてもっての外、向かってくれば逃げる逃げる…(ちなみに、おかゆは実家でMIXを飼っていました)。
そんな私がなぜ犬を飼おうと思ったのか。
会社の友人宅に招かれたときのこと。そのお宅には黒ラブがいました。家の中で自由にしているラブを前に、当然私は逃げ回り、あまりにも怖くて、申し訳ないことに私がサークルへと避難したのです。
そんな状態にもかかわらず、友人がラブと家族同然に接している様子を見て、とても微笑ましく感じました。犬との生活がとても楽しい、癒される、生活が一変した、などと話を聞いているうちに、サークルの中で「ん? あたしはこんなんでいいのか?」と自分に疑問を投げかけ、衝動的に「犬を飼ってみようかな」と思ったのです(典型的なB型…)。
そこにはおかゆはおらず、相談もせずに、「近所で犬が産まれたら教えて! コーギーがいいな」と友人に言って別れました(当時、小泉今日子がやっていた〈午後の紅茶〉の宣伝に、かっわいいコーギーが出ていたのを見ていてとても印象に残っていたので)。
すると、早速1週間後に「コーギーが産まれたって地域新聞に載ってたけど、行ってみる?」と連絡が来ました。ここで初めておかゆに、「ねぇ、犬、見に行かない?」と話をしたのでした。あまりにも突然にそんなことを言うもんだから、そりゃもう驚いて、「犬、苦手じゃなかったっけ?」と戸惑うおかゆ。
それでも一緒に見に行くと、モコモコしたコーギー5頭が玄関に放されており、今ならうれしくて飛びつくであろう私は、遠巻きに見ておかゆが戯れていました。目が合って初めて自分に寄ってきたコ、それが今のダイゴローです。そこでまた私が突然「このコが欲しい! 連れて帰ろう!」と言ったものだから、またおかゆが驚く、驚く。飼う準備をまったくしていなかったので、何が必要なのかわからないまま、「犬のしつけ」という本やら水入れ、サークルなどなど買い込み、車では抱っこもできず膝の上に載せたまま帰りました。
ここからわが家の犬生活がはじまりましたが、今思えばダイとのこのハチャメチャな出会いは「運命」だったんだと思います。ダイと出会ってなかったら今の生活はないし、今の仲間たちとは巡り会っていなかったし、ちこさん、じんじん、ほのかもいなかっただろうし、まったく違う人生を送っていたんだろうなと。ディスクを通じてできた仲間は夫婦共通の友達。家でケンカしていても、仲間に会えばいつの間にか仲直りできているので、私たちにとってとても貴重な存在です。
今でも新しい出会いがありますが、それもすべてダイゴローのおかげなんだと思っています。そのダイゴローは4月で14歳になります。おかげさまでいまだうるささは健在。いつかおとなしくなるだろうと思っていましたが、もうあきらめました。このまま好き勝手に犬生を送ってほしいなと思います。
これからまたどんな運命が待っているやら…。来シーズンはほのかと〈スーパー〉クラス(?)・〈レディース〉クラスでぶいぶい言わせてみたいな!
こんなわが家ですが、これからもよろしくおつき合いください。
◆次回は、NDAの生き字引、大石哲也さんにお願いします。