先週末は千葉栄町・水と緑の運動広場大会でした。気温の寒暖が激しかったですよね。
寒かったり暖かかったりと。この週末、体調を崩された方はいらっしゃいませんでしたか?
GAMEも今回で48.49と残す数を10大会とし、もう最終盤に突入ですね。
〈スーパー〉クラス(エントリー:9)
初日
圧倒的な強さを見せたのが高倉知也。ビミョーな風を読み切り、1・2Rでアドバンテージを大きく作って、
終わってみれば結果2位以下を19P以上の差をつけぶっちぎりの優勝!
2位の直田は、決勝では高倉とのポイント差を意識して2投目、5投目を右に引っ張ってしまい、
決勝R加算ポイントが少なかったことも高倉にノンプレッシャー 決勝を与えてしまった要因の1つです。
3位につけた土田雅志&栗の介(〈ドギーズ〉クラスからのクラスアップチャレンジ)も健闘したものの、
やはり〈スーパー〉クラスの壁は厚かった。
1位 高倉知也&花音(51P+FR22P=73P)
2位 直田徳幸&ハナ(42P+FR12P=54P)
3位 土田雅志&栗の介(28P+FR22P=50P)
4位 白川政明&六花(31P+FR16P=47P)
5位 中井まりお&DUKE(24P+FR19P=43P)
6位 土田哲&JAM(24P+FR16P=P)
7位 井上一樹&ソナ(30P+FR4P=34P)
〈レディース〉クラス(エントリー:6)
2日間ともにエントリー数は少なかったですが、井上ミキティ vs 高倉お嬢、昭和 vs 平成の
激戦がありました。
決勝R、先に登場は高倉お嬢。この時点で井上との差は3P。これはかわせないポイントではないでしょう。
お嬢は1投目から10Pにぶち込み、ミキティ~にプレッシャーを与え、さらに2投目も8Pと追い打ちをかけ、
この時点でミキティの眉が曇る…。次のスローは5Pでミキティの曇った眉も戻り、ラストの1投はミス。
よって決勝加算は23P。ミキティの表情はいたって冷静。
さて、一方のミキティ~の戦いは、4+6+4 +6。この時点でポイントはタイ。ラストはきっち4Pを決め、
優勝は昭和代表!となりました。この戦いも面白かったです。
1位 井上美紀&クム(43P+FR24P=67P)
2位 高倉芽衣&花音(40P+FR23P=63P)
3位 岡真由美&ほのか(28P+FR11P=39P)
4位 服部香織&じゅびろう(14P+FR24P=38P)
5位 田岡京子&Crush(22P+FR13P=35P)
スーパークラス(エントリー:13)
2日目
1Rでの出来事。秋ヶ瀬でいろいろな意味で活躍を見せた佐藤賢悟&嬉楽が、この千葉栄町でも
ある意味活躍を見せて会場を湧かせました。
今回の出来事は、佐藤賢悟、いつものように礼儀正しく入場し、セットアップ時にいつものように
ラインジャッジ(加島幸二)にチェンジ用のDISCを渡し、2人が意味深に見つめ合う
(たぶんディスクチェンジのタイミングを目配せをしたのでしょう)。
競技開始、1投目ロングは右アウト。←これは、まあ、と思いきや、2投目、やはり右同じラインでアウト。
あれ??っと本人も思っ たでしょう。3投目、まさかの同じライン、、、これは、、そうですよね右アウト!
もうこの時点で苦笑い、、、、戻ってもう一投げ、、、でタイムがかなり厳しい状況でディスクチェンジ。
手元の白3番ディスクの歪みをチェックして、投げる前にタイムアップ、、、、
結果
3投、、0P、、、これは2011-2012シーズンの年間チャンピオンの名に、、、、まあ
その先はさておきまして、、、、
次に金納洋&ベラが登場。ここはきっちり1Rをまとめ、1投のミスがあったとはいえ、
6投回しを駆使して28Pを作ってきます。
その後に登場したのが吉池聖&デンデ。ここがすごかった。先週のクアドラプル(木野島)
と同様に、2投目が決まったときにはもうこれは来る!と感じさせる、この チームならではの
プレーでしたね。圧巻のゲームでした。
その後に地元の直田が入ります。朝一、辛そうに「今回は地味に勝つ!」と言ってましたが、
もうこの状況は派手に花を咲かせなければ、、、引くに引けない状況。結果は、さておき、
面白いゲーム展開でしたね。
結果、
勝ったのはやはり1・2Rを6投、そして決勝も安定したスローが見事だった金納洋&ベラ!
何より今回このゲーム展開を作り出したのは、初代剛腕の土田が1R32Pを挙げたところからの
ヒートアップでしたね。 さすが〈スーパー〉クラス、個性の強いゲーム内容で、
観戦してる皆さんからの温かい拍手も多かったように感じました。
1位 金納洋&ベラ(58P+FR26P=84P)
2位 吉池聖&デンデ(58P+FR20P=78P)
3位 土田哲&JAM(54P+FR20P=74P)
4位 太田博彦&ジェラート(58P+FR15P=73P)
5位 中山政男&龍(42P+FR28P=70P)
6位 鳥海達也&さらだ(44P+FR20P=64P)
7位 大塚裕&JOKER(45P+FR15P=60P)
〈レディース〉クラス(エントリー:6)
今シーズン、年間チャンピオンをこれまで守り抜いている 高倉芽衣&花音。
その地位をキープするのは本当に大変だと思います。開催地が2ヵ所の場合は両会場の
エントリー数も気になってしまうと思います。それだけに、わずか18歳の今年高校を
卒業したばかりの高倉芽衣には、このあともシーズンを駆け抜けてもらいたいものです。
もちろん、今後の順位争いもさらに激化すると思いますが、スポーツであり、犬と遊ぶ休日であり、
楽しむ心を忘れずに。頑張りまっしょい!
ボーダーぎりぎりの人、もうチョイ頑張らなければノミネートされない人、いろいろな
局面の方がいらっしゃると思いますが、このあとの残り10戦でシーズンのすべてが
完結してしまいます。どこまで駆け上がれるか、ノミネートは誰が受けるのか。
参加できる1つ1つの大 会で、プレーできる機会を丁寧に楽しんでいってください。
1位 高倉芽衣&花音(44P+FR25P=62P)
2位 岡真由美&ほのか(34P+FR24P=58P)
3位 服部香織&じゅびろう(28P+FR25P=53P)
4位 斎藤彩子&Jasmine(32P+FR12P=44P)
5位 吉田麻以&ニコ(28P+FR13P=41P)
長南 幸宏
〈S2〉クラス
1日目 当日エントリー5チーム、事前エントリー12チーム、全17チームでのゲームとなりました。 栄町大会の全体のエントリー数は少なかったですが、〈S2〉クラスは盛況でした。 1日目の決勝進出チームは全7チーム。決勝進出おなじみのチームから、 どうしても決勝Rへ進出したかったチーム等、内容も濃いめでした。
まず決勝Rトップバッターは、エントリーシートに「今日こそは決勝へ!」と コメントをいただいていました高橋健二&ルイチーム。1・2R合計27P。予選通過5位T。ついに来たな! まさにそんな感じでした。臆することなく攻めきっている感じが伝わってきました。決勝R合計6P、GT33Pでフィニッシュとなりました。
同じく5位Tは岡祐司&ほのか。2Rまでで27P。ほのかはまだまだお子ちゃまワンコ。 しかしながら決勝進出はお見事! 岡祐司、やはり〈ドギーズ〉クラスで鍛え上げられたスローテクニックは抜群。 ほのかの若さによるハジキにより、なかなかキャッチには結びつかず。受け渡しもタイムロスが入り 3投中1投の成功で4P。GT31Pとなりました。これからのワンコほのか。〈スーパー〉クラスで活躍するのもそう遠くないのでは?
続く5位Tは鳥海達也&ぽんず、1・2R合計27P。このチームにしては珍しく5位Tでの登場となりました。 1Rでは16P、2Rでは若干伸び悩みの11Pとなっていました。決勝Rでは、もうさすがのゲームでしたね! 5投中4投成功の20Pでフィニッシュ。1投のミスはありましたが、これぞ鳥海達也といった感じでした。GT47Pとなりました。
ここから予選通過3位Tとなります。 斉藤滋&Maple、1・2R合計29P。年間ランキング29位となっています。ここは優勝、少なくても上位入賞は果たしたいところ。 決勝Rでは若干焦りが出てしまったでしょうか? 5投入れてきましたが、1投成功の4Pでフィニッシュ。GT33Pとなり 高橋健二&ルイと並んでいる状況となりました。
もう1チームの3位Tが鳥海達也&りんご。言わずもがな、〈S2〉クラスのトップ級の実力を持ったチームの登場です。 決勝Rでは先ほどのぽんずと同様にいいゲームをしていました。決勝R16P、GT45P。この時点でのトップの成績は鳥海達也&ぽんずの47P。 んごはそれに続きます。
ここから予選通過2位のチームに移ります。笠原崇司&星流。ここまで37Pを所持しております。 年間ランキング30位。しかしながらこのチームはシーズン中盤からの参戦。右肩上がりに年間ランキングを上げてきました。 実力は折り紙つき。決勝Rは同じタープ仲間でもあります、鳥海達也&りんごと同様の16Pを挙げて終了。GT53Pでこの段階でトップが入れ替わります。
最後は服部香織&しゅるり。1・2R合計38P。何といっても服部香織さんのスローテクニック。 見ていて気持ちがいいといいますか、安定感ありすぎ! ディスクがまったくぶれておらず、軌道が非常にキレイ! 今回は若手のワンコしゅるりとのプレーで3-4Pエリアを中心に攻めていましたが、もちろん5-6Pエリアだって狙えるスローを持っています。 決勝Rでは4P×5の20Pをたたき出し、GT58Pで見事優勝となりました。 この優勝が今シーズンの初優勝ということで、もちろんウイニングランを行っていただきました!
1位が服部香織&しゅるり、2位は笠原崇司&星流、3位が鳥海達也&ぽんずとなりました。入賞チームの方々、おめでとうございました。
〈ドギーズ〉クラス
1日目 当日エントリーは2チーム、事前エントリーは12チーム。合計14チームでのゲームとなりました。
決勝進出チームは以下のとおりです。 予選通過5位 加島幸二&てつ 1・2R合計19P 年間ランキング26位 予選通過4位 南弘道&ダコタ 1・2R合計21P 年間ランキング27位 予選通過3位 上田より&レガロ 1・2R合計23P 年間ランキング30位 予選通過2位 榎本裕之&ソラ 1・2R合計25P 年間ランキング24位 予選通過1位 川部浩&杏仁 1・2R合計28P 年間ランキング84位
注目は年間ランキング。川部浩&杏仁は先週の秋ヶ瀬大会でのデビューにより84位となっていますが、ほかの4チームに関してはなかなかの拮抗状態。 どのチームもここは勝ちにいきたいところでしょう。
まずはじめに登場は加島幸二&てつ。1・2R合計19P。トップとの差は28Pとなっていました。 座った状態から投げるスローで確実にキャッチをさせる作戦。結果は4投中2投成功の7P。GT26Pでフィニッシュ。川部浩&杏仁には2P届かず終了となります。
次は南弘道&ダコタ。1・2R合計21P。こちらのチーム、実は1Rは0Pでフィニッシュ。 しかしながら、2Rのみで挙げた21Pのみでこの決勝進出となりました。決勝Rでは合計8P。GT29P。 ギリギリではありますがこの時点でトップに立ってきます。
次に上田より&レガロ。このチームは年間ランキング30位と他チームに比べると若干下位となっています。せっかくのチャンス! こういったレギュラー大会で勝てるときにしっかりと勝っておきたいところでしょう。 決勝Rの結果は…合計4P。4投しましたが、キャッチに結びつかずに1投の成功のみとなりました。 GT27Pと、この時点のトップの南弘道&ダコタに及ばず、幕を閉じます。
続きましては、昨年、JAPAN CUPという大舞台において、〈ドギーズ〉クラスで見事優勝を手中に収めた榎本裕之&ソラ。 5-6Pエリアまで安定したスローを投げることができるテクニック。そしてそれに応えるソラ。この決勝Rでも見事なゲームで 4投中3投成功の16Pをゲット! GT41Pまで伸ばして、王者の風格を見せつけます。現段階のトップ。
対するは川部浩&杏仁。先週の秋ヶ瀬公園大会にてドギーズデビューしたばかりの若手が登場。決勝Rでは3-4Pエリアを中心に攻めきり 5投中4投成功の16P。榎本裕之&ソラは6Pをからめての16Pを作り出してきたが、こちらは4Pのみで16Pを作り出してきました。 参加2回目にして、この栄町大会で堂々の初優勝! 〈ドギーズ〉クラスのチームは、まさに戦々恐々といった感じではないでしょうか?! おめでとうございました。
〈キッズ〉クラス
秋ヶ瀬公園大会から1週間…。こんなにも早く再びこの2人の戦いが見られるとは思いませんでした。 エントリーは2チーム。お姉ちゃんの大田海里琉ちゃんとパートナーは再び空良蘭。そして弟の優叶空くんとオセロ。 ちなみにこのお二人のお名前読めますか? 海里琉(ミリル)ちゃんと優叶空(マノア)くんです。 次にオセロはいいとして、空良蘭は読めますか? 空良蘭(クララ)です。皆さん、しっかりと覚えておきましょう! 秋ヶ瀬公園大会では海里琉ちゃんが見事優勝となりましたが、今回は果たして…。
優叶空くん、1・2R豪快なスローを投げ込んでいましたが、惜しくもキャッチならず0Pでフィニッシュ。 対する海里琉ちゃんは安定感あるスローで1・2R合計3Pでフィニッシュ。秋ヶ瀬公園大会に引き続き、見事お姉ちゃんの優勝となりました!
優叶空くんもお世辞抜きで本当にいいスローをしていました。ただ、オセロがボストン・テリアなので、 そのスローに追いつけずにディスクダウンという場面が目立っていましたね。あとはワンコとのタイミング。 投げ出しが早かったので、もう少しだけワンコが走っていくのを見送ってから投げれば、タイミングも合ってくるのではないでしょうか? 例えば、今度はワンコを入れ替えてゲームしてみても面白いかもしれませんね! 優叶空くんのスローと空良蘭のキャッチがかみ合うと、大きなポイントが出てくるのではないでしょうか?
〈チャレンジゲーム〉
2日目 当日エントリーの1チームとなりました。
河内芳夫&空のチーム。 1日目は自宅に置いてきぼりをくらった空。何やらずっと家で鳴いていたとのことでした。 1日目終了後、埼玉県まで戻り、空を迎えに行ったそうです。 開始の1投目はドッグファウルからのスタートとなりました…。まぁ、楽しければOK! まさにLet’s Enjoyなチームでした。優勝おめでとうございました!
〈プレジャー〉クラス
1日目 当日1チーム、事前9チーム、キャンセル1チームで、合計9チーム。 1Rで非常にいいゲームをしていたのが西崎公子&空良蘭。〈キッズ〉クラスで海里琉ちゃんと組んでいた空良蘭ですが こちらが本来のチームです。2P×6の全投キャッチ! これにはご自身も驚いてらっしゃいました。ナイスゲームでした!
さらに、田村佳子&Pearl。1Rは0Pで終了となりましたが、2Rでは6Pを2本キャッチ成功! 見ているとスローは非常にうまい、ぶれないディスクを投げていました。受け渡しをもう少しスムーズにできるようになるといいかもしれませんね。 まず投数を増やすというよりは、落ち着いて投げられる状況を作れるにしてキャッチ率を上げると、人もワンコももっともっと楽しくなるのでは!?
それから,、犬のがっこうECO-LEから野坂宏美&Crush。確かサウスポーで投げ込んでいたと思いますが、 左利きの人は本来器用な人が多いと言いますので、ディスクも続けていればメキメキうまくなってくるのではないでしょうか?
優勝は南孝太郎&タルラとなりました。〈ドギーズ〉クラスでは最近絶好調の南家。 新たなワンコとともにこれからも大活躍することは間違いないでしょう!
〈ベテランズ〉クラス
当日エントリー1チーム、事前エントリー6チームの合計7チーム。 今回の年長さんは大久保泰子さんとALOHA♪、白川政明さんとこはる、田島直忠さんとラッテの3チーム。ともに12歳でした。
優勝は榎本綾子さんとハナのチーム。非常にうまいスローでハナもそれに応えてキャッチを決めます。 何よりすごく楽しそうだったのが印象的でした。 2位は白川政明&こはる。〈ベテランズ〉クラスでは常連です。このチームがいないとちょっと寂しいですよね! 3位は大久保泰子&ALOHA♪。やっぱり〈ベテランズ〉クラスと言えばこのチーム。 今回も大久保泰子さんことあんじ~の美声に酔いしれました!
ところで、田島直忠さんのゲーム中にJ隊について簡単にMCさせていただきましたが 翌日田島さんが家系図を持ってきてくださいました。
J隊の「J」は大塚家のJACKEYの「J」。そして今、〈スーパー〉クラスで6投回しを武器に活躍している金納洋さんのSEALA。 ここがすべてのはじまりだったのですね。ちなみに金納さんの現会員No.は「1408」ですが、もともとの番号は「302」でした。
JACKEYそしてSEALAの子供たちがJ隊○○号となっていきます。こうしてみると、大塚さんとBRAVO!のチームがJ隊2号だったのですね。 知りませんでした。今回の〈ベテランズ〉クラスでも参加していました大久保さんとALOHA♪がJ隊6号ってことになりますね!
そして、J隊3号のうしきさん&YUKIと伊奈祐次さん&ハックルの子供たちが、〈スーパー〉クラスで活躍中の 大塚さんとJOKERなどなどに血が受け継がれているわけですね。犬に歴史ありとはまさにこのことですね。
太田家と白川家は同じタープではありますが、直接ワンコに血のつながりはないので「J隊一味」と言われているそうです。 そして白川さんはJ隊の総帥だそうです。太田さんにはちょっとお聞きしてないのですが何か役職があるのでしょうか?
あと、知っている人は知っているが、知らない人は知らないトリビア。大塚裕さんと鳥海達也さんは高校時代の同級生だそうです。 ある日の秩父ミューズパーク大会で鳥海さんが大塚さんに気づいたとのことでした。 「大塚…!?」「鳥海…??」こんなやり取りがあったのでしょうか? こういった人そしてワンコのバックグラウンドもわかると非常に面白いですよね!
あと、個人的に気になることは、ワンコの名前の由来。よかったら、今度MC用コメント欄の隅にでも、 名前の由来を書いてみてください! 話のネタになるかもしれませんね!
〈岩崎 泰大〉