群馬「サラダパークぬまた」は、今年のサマーシリーズで
初めて使わせていただいた会場。設備も整っていて、
参加者はお昼に食べ放題も満喫いただけたのでは?
初日と2日目は暑いくらいのお天気で、3日目は0mm以下の
霧雨が午前中いっぱい降り注ぎ、
もう一雨一雨ごとに秋の訪れを感じさせる季節になりました。
それでは、沼田大会トピックスです。
初日の〈フリースタイル〉には、世界を知る男・平井俊介&sha
テクニックも愛犬との息も絶妙な間合いで、
獲得ポイント89Pで見事優勝を果たしたゲームは、
フリースタイルを目指す方にはまさにお手本のよう。
また別の会場でも観たいと思わせる演技でした。
2位は酒井寛&Gamboo(64.25P)。
こちらは言わずと知れたディスクドッグ界のLOVEレゲエチーム
楽曲とプレースタイルに現れるレゲエのうねりが
観る者をとても楽しい気分にしてくれました。
3位には酒井伸子&Balca(55.75P)。
かわいいラブラドールはまだまだ発展途上ですが、
若さあふれる元気いっぱいの演技が将来の活躍を予感させました。
兄弟犬のぽんずも応援してくれていましたね。
ご参加ありがとうございました。
初日は〈スーパー〉クラスでも大活躍がありました。
吉池聖&デンデは1Rこそ4Pでしたが、
2Rにクワドラプル(4×10P)を達成。これはすごかった!
初日の優勝は望月昭吾&F.Sirius。
今シーズンも皇帝はその座に鎮座する勢いです。
2位は太田博彦&ジェラート(68P+FR8=76P)。
この時期、このチームは長岡が近づくごとに強さを増します。
3位は望月昭吾&F.seed(50P+FR18=68P)と
高倉知也&花音(46P+FR22=68P)がタイで並ぶも
高倉知也が決勝エキストラRをキャンセルしたので、
望月昭吾&F.seedが不戦勝で第3位という結果に。
この日、〈ドギーズ〉クラスでは、キャッチセンスを生かした
芹澤正彦&ホイップ(37P+FR24=61P)が優勝
2位は榎本裕之&ソラ(28P+FR18=46P)。
1R・2Rで芹澤にアドバンテージを許しすぎたのが後々まで響い
次回の対決をまた大いに期待したいところです。
3位に南孝太郎&ダコタ(24P+FR20=44P)
シーズンチャンプ争いに加わってくるであろう期待のチームは、
孝太郎の思い切りのよさが勝利への鍵か!?
〈レディース〉クラスでは、“姐さん”の響きが非常にマッチする
小向祐子&SOL(48P+FR12=60P)
2位には多田マナ&シャノン(45P+FR13=58P)。
1R・2Rでしっかりと小向に食らいつくも、
次は寒川大会にて直接対決か!? 今からとっても楽しみです。
3位は高倉芽生&花音(36P+FR18=54P)。
この先まだまだプレーの伸びしろが非常に楽しみなチーム。
優しすぎるメンタルが勝利への妨げにならなければいいのですが…
〈S2〉クラスでは、そろそろ〈スーパー〉
いいくらいの実力チーム、高橋政則&sizuku(46P+
プレーの完熟度がさらに上がってからステップアップするのも
また楽しみの一つかもしれませんね。
2位は高倉知也&音羽(45P+FR16=61P)。
受け渡しのロスをスローでカバーするの持ち味のチーム。
とはいえ、受け渡し時の音羽の動きをを見ていると
こちらもついつい顔がほころんでしまいます。
3位には新潟からの遠征チーム、能代谷篤士&チャップ(36P+
能代谷の恵まれた体格から投げ込まれるスローに、
チャップをいかにうまく合わせられるかが成長の鍵となりそう。
チャップはまだ2歳、これからどう進化していくかが楽しみです。
2日目の〈スーパー〉クラスでは、自身初の100Pを達成した
多田朱利&レムリアが皇帝・望月を抑えて優勝!
最後の1投までヒヤヒヤさせて会場を沸かすあたり、
いつもクールなアケさんの焦り顔、なかなかの見ものでしたよ。
センチュリー!!ですね。
2位には望月昭吾&F.sirius。3位FLY、4位F.
2位〜4位までを牛耳る恐るべき強さを発揮しました。
〈レディース〉クラスでは、井上美紀&ソナが
1R目を34Pの自己最高記録で終了し、
2位には多田マナ&シャノン(46P+FR32=78P)。
決勝Rで井上美紀をエキストラRまで追い詰めるも一歩及ばず。
しかし、
3位には高倉芽生&花音(40P+FR24=64P)。
決勝Rでは8+8+8+ミスとロングで豪快に攻めるも、
最後までまくし切れずに涙を飲みました。
〈ドギーズ〉クラスでは、初日3位の借りを2日目でしっかり返し
南孝太郎&ダコタ(42P+FR17=59P)が、
2位以下を16P以上突き放してぶっちぎりの優勝!
2位は初日同様に榎本裕之&ソラ(39P+FR4=43P)。
健闘するも決勝Rのプレッシャーからミスを連発して悔しい結果に
3位に岩瀬久美子&雅(26P+FR13=39P)。
予選3位通過だった上田眞実&レガロをかわして入賞をつかみ取っ
〈S2〉クラスでは、絶好調の高橋政則&sizuku(56P+
決勝Rで1投目ミスのあと10+10+10と凄みのある試合展開
2位にはこちらも実力派の白川政明&寿杏(51P+FR28=
ポイントだけ見たら、〈スーパ〉
今シーズンの〈S2〉
そんななか、2日目の〈S2〉クラスでダークホースだったのは、
地元群馬からのエントリー、大澤睦男&澪です。
決勝Rまで非常に安定したプレーで駒を進めてきた様子を見ると、
このチームがシーズンを通じて参戦してきたら、
〈S2〉
3日目は朝から冷たい霧雨が…。
朝一の電車で登場した直井吾朗も、
そんな寒さのなか、9月24日に誕生日を迎えるワンコたちが多い
J隊タープがこの日は大盛り上り。その祝砲を上げるかのごとく
長老・
優勝(58P+FR32=90P)!
予選通過2位の金納は決勝Rで3投目に8Pを上げてトータル90
予選通過1位の直田徳幸&ハナにとっては大きなプレッシャーに。
そのプレッシャーを受けつつ、決勝も30Pの安定したスロー狙い
かと思いきや、男・直田徳幸はここでタイじゃダメだと
2投目にロングエリア攻め! しかし、力が入りすぎて右アウトに。
その後のスローで10+8といずれもロングに決まるも時すでに遅
でも、その積極果敢な挑戦に心からエールを送りたい。
次回、きっとこの経験が生きてくると思います。
3位には、「サラダパークぬまた」にはうってつけの鳥海達也&さ
最終日にして同じ名を持つ会場にその名を轟かせた(50P+
今回の沼田大会では、SPIKE!、クム、ほのか、ゆうき、誉(
空、Quickなど、
月齢の若いワンコたちがトリッキーでダイナミックなキャッチを
披露すれば、新しい仲間が新しい風を持ち込むかたちで、
会場にも自然と活気があふれてきます。
ニューフェイスの成長と活躍には、
ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。
長南幸宏