VOL.011
河口湖で会いましょう♪
残暑もそろそろ落ち着くとの予報も出はじめたが、皆さま、いかがお過ごしだろうか。
さて、2014-15シーズンは6月末にスタートを切り、8月の盛夏を避けたスケジュールを経ると、本格的なシーズン突入の時期がもう目の前に迫っている。
6~7月は、夏限定競技〈BINGO〉が2シーズン目の盛り上がりを見せ、直近の河口湖大会にトップ5が集結して決着をつけることになる。優勝者には年間のタープ陣地確保が約束されるだけに、私を含めたノミネートチームはおのずと鼻息が荒くなる。この熱い戦いも大会の目玉の1つである。
また、今シーズンは〈S2〉や〈レディース〉等から〈スーパー〉へのクラスアップ組の活躍にも注目すべきであろう。すでに髙倉芽生&花音チームはあっさりと〈スーパー〉クラスでの初優勝を決めており、その他、勢いのある複数のチームが名を上げるべく参戦をはじめたところである。漫然と構えていた〈スーパー〉クラスに居座るわれわれおじさんチームは、たとえ少々毛の生えたハートを持っていたとしても、謙虚にスキルを見直して臨まなくては、JAPAN CUPの切符はますます手の届かないものになるだろう。
さらに、〈ドギーズ〉クラスでも話題が多いシーズンになりそうである。”NDAに人生を変えられた”発言で一気に人気者の一角に定着しつつある河内海チームは、決勝の常連に名を連ねるほどスタートダッシュがすさまじい。その他の各チームのニューフェイスも著しい成長を見せ、今シーズンは若いチームの台頭に期待感がふくらむ。これに対して、芹澤クリームチームのJCノミネート回数の日本記録更新にも期待せずにはいられない。新旧入り乱れての好カードが見られることは必至で、このうえなく楽しみになってくる。
ところで、今シーズンから〈ベテランズ〉クラスが1ラウンド制になったことは認識されているだろうか? 昨シーズン、ノミネートチーム数を倍増させ、感動の涙あふれるJCになったことは記憶に新しいが、今シーズンの大会は高齢犬でもさらに楽しめるように1ラウンド制とし、全日程で開催することとした。これにより、愛犬のコンディションをうかがいながら、”今日は出てみようか”的な参戦が容易になることだろう。しかも、複数の人がコート内に入ることが許され、投げるほうはどちらでもかまわない(詳しくは改正ルールをご参照のこと)。あなたとともに長い時間を共有してくれたパートナーの雄姿を、ぜひとも多くの皆さんにお披露目していただきたいと切に願うところである。
今シーズンのテーマは【DO YOUR BEST!】。
皆それぞれ心に期すことは違いながらも、目標を定めて頑張っている姿があちらこちらで見られるシーズンになることだろう。私個人は、昨シーズンの悔しい思いを胸に、 “あわてん坊将軍”と”ニューフェイス”を携えてスタートを切っている。皆さんも心と身体の準備はできているだろうか?
さあ、準備万端、河口湖大会で元気にお会いしようではありませんか。