VOL.010 最終戦、そして…
元気ですか~!元気があれば何でも出来る!!
2014-2015シーズン最終戦が長岡大会で終了し、JapanCup2K15(以下JC)のランキングが確定しました。最終戦でランキング入りしたチーム、ランキング出来なかったチーム、ランキングからこぼれ落ちてしまったチーム、自分が目指した順位を達成したチーム、達成出来なかったチーム、今年もそれぞれのドラマが生まれた最終戦でした。嬉し涙を流したチームは、その喜びを胸にJCを楽しんで下さい。目指した順位が達成出来ず悔し涙を流したチームは、その悔しさをJCにぶつけて頂点を目指して下さい。ランキングからこぼれ落ちて悔し涙を流したチームは、JCへの最後のチャンスにベストゲームが出来る様、準備して下さい。”Do Your Best”健闘を祈ります。そして、ランキング出来ずシーズンを終了したチームの皆さん、今シーズンの経験は必ずムダにならず、来シーズン以降に繋がります。また、愛犬と”ワンDAY、犬と遊ぶ休日”を楽しみましょう。お疲れ様でした。
各クラス、ランキングに動きがあった長岡大会ですが、ドギーズクラスでも「奇跡のドラマ」がありました。長岡大会の数日前、愛知の中村家のミモザが虹の橋を渡りました。中村真二&ミモザといえば、NDA10周年のシーズンで、芝政(GI)、赤穂(GI)と2週連続優勝した強豪チームである。今シーズンミモザに病魔が襲い、病気と闘う日々を送っていましたが、御前崎大会では、ゲームに参加してキャッチもしていたミモザは、最後までディスクドックでした。今シーズン新しいパートナーであるHeathとドギーズに参戦。新しいパートナーと絆を作るシーズンであったが、同年代のチームの活躍に気持ちは焦り「ミモザだったらキャッチしていた」という気持ちが常に頭から離れない...病と闘っているミモザを、もう一度JCに行かせたい。という強い気持ちで、赤穂大会(GI)にノーリードで参戦をしたが、結果は残せず帰宅。そして待っていたのは、ミモザの旅立ちだった。中村家は、最後のチャンスを求め長岡大会に予定通り参加した。初日のドギサバは1回戦敗退、2日目の1Rは9Pと出遅れ絶対絶命。追いつめられて、「やるしかない」開き直って臨んだ2Rは懇親のスローにHeathがキャッチで応える。悩ましい風に各チームが伸び悩む2Rで「ベストゲーム」の23Pを叩きだし、3位で決勝進出を決める。この時点でのランキングは29位、RANK25に飛び込むには、3位入賞が必要である。緊張の決勝Rの1投目をミスを8Pで取り返す。結果は見事3位入賞し、最後の最後でRANK25を決めた。2Rと決勝Rは、ミモザとのゲームを彷彿させる素晴らしいゲームでした。「諦めない気持ちと強い思い」があると”奇跡”は起こるのですね。中村真二&Heathがランクインした事でこぼれ落ちたのは、芹澤正彦&カスタードでした。これも宿命か...(笑)結果は残念でしたが、これが「実力」、「運」だけでは、JCへは行けない勝負の世界を身を持って実感しました。中村真二&Heathチーム、おめでとうございます。また、JC初出場を決めたチームの方々、おめでとうございます。そして、今シーズン、数多くの大会に参加して、ドギーズクラスを盛り上げ、沼田、御前崎、赤穂、長岡と怒涛の4連戦を共に戦い、今シーズンも「NDAに人生を変えられた」河内芳夫&海チーム、武藤和彦、真美&ごんぞーチームに拍手を送ります。
ドギーズクラスのRANK25が確定しました。今シーズンクリーム、カスタード、スイートの3頭でRANK25を挑戦しましたが、結果はスイートのみがRANK25入りを決め、クリームの12年連続のJC出場の日本記録は達成出来ませんでした。クリームは大会毎に走るスピードが変わり、後半戦テンションが上がらないスイート、あわてん坊のカスタードとスローの投げ分けも上手くいかずに、決勝、入賞を逃す大会も多く、苦しく悩ましいシーズンでした。そんな中、ホイップの子供たちである「ホイコーロ」がシーズンを通して活躍してくれました。RANK25の2位に芹澤正彦&スイート、3位に川辺浩&杏仁、5位に南孝太郎&タルラ、8位に川辺明美&杏仁、16位に南弘道&タルラ、21位に加島緑&むつと6チームがランクインしました。「ホイコーロ」に加え、クリームの子供であり、ホイップの兄弟、「最強」と言われた三林利依&RJ-BONOも苦しいシーズンを乗り越えてJCに乗り込みます。我が家は、カスタードとワイルドカードに参加し、最後のチャンスに賭けます。カスタードを信じて、自分を信じて、”迷わず投げよ、投げれば分かるさ!”
最後に、今も病と闘っているドギーズクラス絶対王者、”Little Giant”土田雅志&栗の介チーム、JC2K15で待っています。奇跡は起こる...
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