NDA Discdog Championshipsの競技運用に関し、ルールの一部を変更します。
2020-2021シーズンレギュレーションにある”競技の中断及び再開”の項を変更します。
1.変更点概要
(1)競技を中断した時に一律に減らす時間(10秒)の規定を撤廃します。
(2)中断する時の状況は様々なので、メインジャッジがその時の状況に応じて柔軟に判断・対応できるようにします。
(3)自己責任(プレーヤー自身が所有する別犬の乱入等)と不可抗力(一般来場者の犬の乱入等)の対応を同等に扱わないことを可能にします。
(4)メインジャッジが判断に迷う際、参考の為に大会運営本部の意見を聞けるようにします。
2020-2021レギュレーションの詳しい文面変更点は下記をご覧ください。
2.レギュレーション変更点 参照(現行全文)
【現行(P6 記載事項抜粋)】
(競技の中断及び再開)
競技チームが競技中に他の犬がフィールド内に乱入したり、ギャラリーが競技の妨げになった場合は、メインジャッジの判断で時計を止め、その障害が解消され、安全が確認された時点で競技を再開します。この時、時計を止めた時点からの再開或いは、そのラウンドを最初からやり直すかについては、メインジャッジがプレーヤーに確認の上で判断します。
ただし、競技者が所有する別犬の乱入については、この限りではなく、中断しないことも含め、メインジャッジの状況判断に委ねます。
ラウンド途中からの再開については、時計を止めた時の残り時間から10秒を差し引き、犬はスタートラインからリスタートすることとします。中断時の残り時間が10秒に満たない、終了間際のプレーについてはメインジャッジの状況判断により1投の追加を認めることがあります。
【改正内容】※朱書き部分が変更点です。
競技チームが競技中に他の犬がフィールド内に乱入する等、競技の妨げになる状況が生じた場合は、メインジャッジの判断で時計を止め、その障害が解消され、安全が確認された時点で競技を再開します。
この時、時計を止めた時点からやり直すタイムの加減について、メインジャッジがサブジャッジ・ラインジャッジと協議のうえ決定します。
その条件での再開か、そのラウンドを最初からやり直すかは原則的にプレーヤーに選択権を与えます。
また、ジャッジが気づかない競技の妨げをプレーヤーが差し示すことは認めますが、競技を中断する判断や犬のコンディションに配慮して競技順の繰り下げを認める等、競技再開の諸条件はメインジャッジの裁量に委ねます。
ただし、メインジャッジは、当該大会の運営本部の意見を参考にすることができます。
(以上)
上記の変更は、様々な条件下での競技中断に対し、中断されたチームができるだけ不利益を被らないよう対応するためにメインジャッジに裁量権を与えるものであり、2020年11月29日寒川大会のオフィシャルジャッジミーティングを介し、コミッショナー判断により適用しました。
プレーヤーの皆さまには一般観戦者や応援者もコート周辺に存在する競技であることをご理解いただいたうえで、今回の変更をご理解いただきたいと存じます。
あくまでも、競技を中断するような状況を作らないことを皆さまに引き続きお願いすると共に、シーズン中のルール変更をさせていただきますことをご寛容いただけますようお願いいたします。