2022-2023シーズンは次の通りルール改定(概要)を行なったうえで”NDA Discdog Championships”を開催します。
大会エントリーをご予定の方は、必ずお読み頂き、特に昨シーズンとの変更点にご注意頂きますよう、お願いします。
(サマーシーズンの試行期間を経て修正を加えた内容ですので、9月のGame07から適用されます)
詳細は”2022-2023シーズンレギュレーション”にてご確認をお願いします。
2022-23シーズンレギュレーション_20220818改定
1.キャッチによる獲得ポイントの基準変更について(最重要)
ディスタンス/アキュラシー(距離と正確性)の競技性の原点に立ち返った、戦略が求められる変更です。
(1)ディスタンス種目(フリー2ndラウンド含む)のジャンプ・ランニングによるキャッチのポイント差を無くします。(同エリアであれば、ジャンピングキャッチでもランニングキャッチでも同ポイントとします)
(2)変更内容
ポイントエリアを細分化します
ポイントエリアはコートサイズにより異なります。(下図を参照)
※ Sコートも”JC対象競技”には”0Pエリア”を設けます
※フレッシュマンズクラス・キッズクラスは、上図の”0P”を”1P”に読み替えます。
フリースタイル(2ndラウンド)は下図の通りです。
(3)ベテランズクラスの獲得ポイント基準を変更
ポイント獲得の基準を全面的に見直します。
昨今、元気なベテラン犬が増えて嬉しい半面、過度な距離のランニングによりディスクを拾う際に怪我をしかねない無理な体制に崩れる姿が散見されました。
怪我のリスクを出来るだけ回避するため、安全性を一番に考慮し、キャッチによるポイントのみをエリア毎に分け、(下図参照)
キャッチは出来なくても有効エリア内でディスクを咥えた時のポイントは一律”1ポイント”に改めます。
下図のクラスは、コート外周(長方形)内であれば、ポイントエリアです。(スローイングエリアを除く)
2.ディスク
一部のクラス(朱書きで表示)のディスク使用要件を緩和します。
上表の△については、犬に無害の素材で且つ円形状の物に限定(任意の物で可)しますので、J-DISC以外を使用する際は、受付時に現物を持参のうえ、オフィシャルの確認を取ってください。
3.フリースタイルトライアルについて
年間ランキング制を導入します。
シーズン終盤(5月見込)に年間チャンピオン決定戦「Fly to The Sky Award」を行ないます。フリースタイル(通常グレード)に準じた累積ポイント制に基づいて、上位5チームが決定戦にノミネートされます。
フリースタイルの登竜門としてご参加ください!
4.ベテランズクラスについて
上項、1(3)の通り、ポイント獲得の基準を見直します。
5.タイムトライアル・ネオについて
緊張感が更にアップします!
(1)順位決定についての見直し
順位は、決勝のタイムのみで決定します。タイムオーバーは入賞対象としません。
(2)公式記録
当日の全ラウンドの内、最速タイムを公式記録(JCノミネート対象記録)とします。
(3)反則のペナルティ
犬を呼び込む為にコート外に走り抜ける行為は、危険回避の観点から禁止とし、これ等の反則行為が確認された時点で当該ラウンドは競技終了(記録なし)とします。
6.BINGO!について
小型犬に大チャンス!!
ビンゴ!達成の際、1ラインにつきポイント2倍(20P)獲得できるハンディキャップを小型犬に適用します。(従前のルールは10ポイント)
これによって、小型犬もBINGO!達成を重ねることで中・大型犬よりも有利にポイント獲得できるようになります。
積極的にご参加ください!
7.初心者向けクラス(チャレンジゲーム・フレッシュマンズクラス)について
従来より、JCノミネート経験のあるチームはエントリーできませんでしたが、
JC対象競技およびS2クラスに出場経験のある方は、新たなパートナー育成の際の本種目へのエントリー期間短縮にご配慮いただき、なるべく中・上級クラスか“プラクティスゲーム”をご活用ください。
小型犬に朗報!
フレッシュマンズクラスは上位クラスへのステップアップを目指すチームの登竜門として、シーズン終盤(5月見込)に上位5チームによる年間チャンピオン「Rising SUN Award」決定戦を行っています。
今シーズンより、ノミネート対象に小型犬の最上位チームを加えられることとします。(辞退があった場合、順次繰り上げます。また、上位5位内に小型犬が含まれている場合は適用はありません)
ランキングには、JC対象競技(ドギーズクラス)に準じた累積ポイント制を採用します。
また、ドギーズクラス同様に上位20回までを累積加算とし、以降は成績下位ポイントを切り捨てとします。
ただし、「Rising SUN Award」ノミネートに関しては、本競技の性質上、JCノミネート経験者は辞退できることとし、その場合は次点のチームから繰り上げる事ができることとします。
8.競技遅延に対する規約撤廃について
昨シーズン設けた競技遅延に関する規約(30秒ルール)は競技者の自主性に委ねることとし、失格等のペナルティは撤廃します。
ただし、犬の逃亡等にはメインジャッジ・大会本部が協議のうえ適宜対応措置を取ります。
9.セミファイナル40のノミネートについて
同一チームがスーパークラスとS2クラスにランキングされている場合、スーパークラスのランキングを優先とします。
ただし、SF40ノミネート圏内(繰り上げを含む)に達していない場合は、S2クラスのランキングを対象とします。
(年間ランキングが確定後、先ずスーパークラスのノミネートチームを確定した後、S2クラスのチームを確定することになります)
何れにしても、自身で参加クラスを選択することは出来ないこととします。
また、ノミネート圏内のチームがセミファイナル40で競技する事が叶わない場合は、次点チームより順次繰り上げし、スーパークラス20チーム、S2クラス20チームの合計40チームにより競技を行なえるよう調整します。
10.エントリー内容変更およびキャンセルについて(再周知)
大会会場でのエントリー内容変更については、当日エントリー扱いとしています。
事前エントリーとは、指定された期限内のお申込み・エントリー費振込を予め済ませていただき、当日の事務手続きがないことが前提で承っています。事前エントリーの内容は締切日にWEB上に公開されますので、変更が生じた場合は、速やかに事務局までご連絡ください。
このため、大会当日に事前連絡と異なる競技への変更、チーム構成の変更等、当該大会に新たな手続きが必要となる場合は、当日エントリーとの差額を負担していただきます。ただし、特段の理由(次項、キャンセルの繰越し条件に準ずる)がある場合を除く。
キャンセルについて、次の場合に限りエントリー費を繰り越すことができます。
ⅰ)当該犬のヒート
ⅱ)不測の事態とオフィシャルが認めた場合(エントリー者・犬の怪我、天災等による高速道路の通行止め等)
11.ドッグファールの解消について(今期より規定変更)
ドッグファールは、犬をスローイングエリア内に戻す(犬の全ての足がエリア内に着地する)事でのみ解消されます。
ドッグファール解消後は、同ラウンドで再びドッグファールを取られることはありません。
12.競技中の糞尿行為について(全種目共通事項)※フリースタイル系は規定変更
競技中にコート内・外に拘わらず糞尿行為があったとジャッジが判断した場合は、その時点でそのラウンドの競技は終了となります。(終了した時点での得点・採点となります。)