元気ですか~!元気があれば何でも出来る!!
GW恒例の御前崎ウインドマスター大会は、初日の雷雨から始まり、暴風、爆風、雨の肌寒い荒れた5日間だった。
初日のドギーズで富重&アニが優勝し、3位加島&むつとの差を広げると、午前中穏やかであった天気も次第に雲行きが怪しくなり、空全体が黒く染まり雷鳴が鳴り響く天気に変わっていった。
2日目のドギサバは、暴風、爆風が吹き荒れ、年間1位柴田好寿、2位富重哲也共に苦しみ撃沈。その二人を後目に加島幸二は決勝進出を決める。
決勝でも素晴らしいスローとむつのキャッチでドギサバを制し、ランキング2位に再び返り咲く。
そして3日目のG1クラシックドギーズDAYは、朝から爆風が吹き荒れ、ほんの少しの風の止み間が勝負の明暗を分ける1キャッチ勝負となった。
結果は、ランキング1位~3位のチームは決勝に残れず、木曽三川、浜名湖と風の会場で実績を残している山中智が、BUDDY、APOLLOで1位、2位を独占し、ドギーズウインドマスターを獲得し、3位は昨年のルーキー菅谷&QUATTROだった。
3日目でドギーズ年間ランキングの1位~3位が確定した。年間1位を獲得した柴田&ラキであったが、爆風での撃沈に納得いかなかったのか4日目も当日エントリー、しっかり優勝して今シーズンの有終の美を飾った。シーズン途中、ラキの先住犬であるキールが虹の橋を渡った。突然の別れは柴田家にとっては悲しい出来事だったと思う。
今シーズン安定したスローを投げ続けた柴田好寿であるが、そのスロー技術を育てたのは、紛れもなく昨シーズンまでペアを組んでいたキールであると断言できる。
柴田好寿&佳子&キール&ラキ家族みんなで手に入れた価値ある「ランキング1位ドギーズチャンピオン」心から祝福したい。おめでとうございます。
各クラスのウインドマスターは、スーパークラス服部&L.ZON、レディーズクラス大井&ハン、ドギーズクラス山中&BUDDY、フリースタイル佐藤&ARK、S2クラス中畑&BLADEでした。おめでとうございます。優勝したチームは、どんな風でも、キャッチさせるスロー技術があり、見ていて感心してしまいました。そして、初のドギーズクラスからのBINGOチャンピオンが誕生するか期待しましたが、爆風の中でのキャッチは難しかったですね。小屋松&キリトチームがBINGOバナーをブーイングの中獲得しました。史上最もカッコ悪いバナーの制作を期待しています。
御前崎の余談ではあるが、会場の駐車場にはカラスがエサを求めやって来る。何年か前に、加島家のハイエースにカラスが舞い降りたそうだ。今思うと、その日が黒に染まる運命の日だったのかもしれない。そして、今年の御前崎最終日の朝、朝食のパンをすべてカラスに持っていかれた折茂家。プロレスラー蝶野正洋が白から黒のカリスマにヒールターンしたように、来シーズン折茂煌も黒に染まってしまうのかも...
御前崎大会が終わり、ドギーズ年間ランキング争いも上位4位まで確定し、5位の座を争う戦いが最終戦の寒川大会で繰り広げられた。
イエローゼッケン争奪戦は、御前崎大会最終日の優勝で5位となった菅谷&QUATTRO、それまで5位の座を死守してきた加島緑&むつ、御前崎ウインドマスター山中&BUDDY、初日のドギサバを優勝した林&紋次郎の4チームに絞られ、強風の寒川でも4チームとも決勝に残る勝負強さを見せた。
特に加島緑&むつは、1R17P、2R10Pの27Pで予選をトップ通過。山中&BUDDYは1R6Pと出遅れたが2R17Pの23Pと追撃。決勝Rもウインドマスター山中がその実力を発揮し全投キャッチで24Pを出し優勝。御前崎に続きG1連勝で、イエローゼッケンを逆転で獲得。
残念ながらイエローゼッケンに今一歩届かなかったが、シーズン通していつも一生懸命にプレイをしている加島緑&むつチームに拍手を送りたい。この悔しさをJCにぶつけましょう。
ベテランズのノミネートチームも確定し、全クラスの年間ランキングが確定しました。JCの切符を手に出来たチームは、JCをパートナーと共に楽しみましょう。また残念ながらランキング入りが叶わなかったチームは、JCへの最後のチャンスにベストゲームが出来る事を期待しています。
新型コロナウイルスの影響で例年より短期間で、大会数も30と少ない異例のシーズン。シーズン中も新型コロナウイルス感染拡大が長期化、終息の目途が立たない状況。緊急事態宣言の発令もあり、大会開催も危ぶまれる中、感染予防対策を取りながらシーズンを終える事が出来た事、NDAスタッフの皆様のご尽力に感謝いたします。ありがとうございました。
今年のJCはどんなドラマが生まれるのか、どのクラスも非常に楽しみです...最後に、JCも感染対策をしっかりして、コロナを吹き飛ばしましょう!!「手洗い!うがい!元気!元気!」